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三井ガーデンホテル札幌がリニューアル!道産食材×発酵の朝食や4名1室の部屋にも注目

三井ガーデンホテル札幌がリニューアル!道産食材×発酵の朝食や4名1室の部屋にも注目

札幌駅南口から徒歩約4分の「三井ガーデンホテル札幌」が、大規模リニューアルオープンしました。客室の大幅な増設や設備の一新により、グループや長期滞在にも対応。北海道の豊かな自然と調和する空間で、環境にも配慮し、滞在そのものの質を高めたホテルへと生まれ変わっています。

ホテルの魅力を語る上で欠かせない「食」も刷新。道産食材と発酵調理を取り入れたレストランが新たに加わり、幅広い層から注目を集めています。今回はリニューアル後の館内見学およびレストランでの試食の機会をいただき、その魅力を体験してきました。

大規模リニューアルで進化した「三井ガーデンホテル札幌」


三井ガーデンホテル札幌外観

JR札幌駅から徒歩約4分の好立地に建つ三井ガーデンホテル札幌

2010年の開業以来、観光やビジネスの拠点として親しまれてきた「三井ガーデンホテル札幌」は、時代の変化に応えるべく2025年10月から大規模改装工事を行い、2026年2月1日にリニューアルオープンしました。

近年高まるインバウンドやファミリー、グループでの宿泊需要を受け、今回の改装では客室構成を大きく刷新。既存の客室を再編し、トリプルルームを増設するとともに、4名まで利用できるフォースルームを新設しました。これにより3~4名で泊まれる客室数は20室から140室へと大幅に増え、水回りも含めて快適性が向上しています。


三井ガーデンホテルロビーラウンジ

植栽と調和した温かみのあるロビーラウンジ


三井ガーデンホテルの4名対応ゲストルーム

4名まで対応したエグゼクティブツイン

館内は「ウェルネスハーモニー」をコンセプトに、北海道や札幌らしさを感じるデザインに一新されました。ロビーや客室には、優佳良織(ゆうからおり)をモチーフにしたアートや、三井不動産グループの保有林から生まれた間伐材、リサイクルカーペットなどを取り入れることで、環境と寄り添うホテルステイを目指しています。


三井ガーデンホテル札幌エレベーターホール

エレベーターホールに飾られた優佳良織


三井ガーデンホテル札幌客室サイン

客室サインも優佳良織を採用



優佳良織(ゆうからおり)は、旭川の染織作家・木内綾が創作した、北海道の自然を多彩な糸で描く希少な工芸織物。現在は制作数が限られ、工芸館など一部の場所でのみ出会える貴重な作品として知られています。

旅の疲れを癒す大浴場も、この度全面リニューアル。落ち着きのあるデザインとゆとりをもたせた入浴環境に刷新されました。女性用パウダースペースも拡張されるなど、滞在期間も快適に過ごせる工夫が随所に感じられます。


三井ガーデンホテル札幌大浴場内パウダールーム

ゆったり身支度できる女性用パウダースペース


三井ガーデンホテルの大浴場

旅の疲れを癒す大浴場(画像提供:三井ガーデンホテル札幌)



発酵をテーマにしたレストラン「Hakko &」とは


こうしたリニューアルの中でも、ホテルの印象を大きく変える存在となっているのが、北海道の食材と発酵をテーマにした新しいレストラン「Hakko &」(ハッコーアンド)です。

ホテル1階に新たに誕生したレストラン「Hakko &」は、日本に古くから根づく「発酵(Hakko)」がテーマ。北海道の豊かな食材と発酵文化を掛け合わせた料理を提供しています。

料理は和食を軸にしながら洋の要素も取り入れたスタイル。発酵調味料を取り入れることで身体にもやさしく、奥行きのある味わいを楽しむことができます。


三井ガーデンホテル札幌レストラン

広々としたレストラン内(55席)(画像提供:三井ガーデンホテル札幌)


三井ガーデンホテル札幌レストラン内のおにぎり

北海道産ななつぼしを使用したおにぎり

朝はビュッフェスタイル、昼・夜はレストランメニューと、時間帯によって内容が異なるのも特徴です。なお、レストランは宿泊者以外でも利用可能。
(※朝食は宿泊者優先となります)

身体にうれしい発酵メニューを地元民でも楽しめるのはうれしいポイントです。

「Hakko &」の朝食メニューを試食!


Hakko &の朝食①

Hakko &でいただく朝食メニュー例

今回は、通常は朝食ビュッフェとして提供されているメニューの一部を、試食として1人分ずつ盛り付けられた形でいただきました。

盛り付けられていた主な料理は以下の通りです。

  • メイン:国産アジフライ(山椒のタルタルソース)/北海道産味噌麹豚のグリル
  • おにぎり:北海道産ななつぼしのおにぎり(鮭)
  • デリカテッセン:タコとブロッコリーのマリネ/魚介と柑橘のエスカベッシュ/ローストポークとオニオンのサラダ
  • 汁物:合わせ味噌の豚汁
  • デザート:フルーツヨーグルト
  • ドリンク:デトックスウォーター/コーヒー

Hakko &の朝食メニュー

副菜のデリカテッセンも彩りよく充実


Hakko &の朝食メニューおにぎり

和食派にうれしいおにぎりは、北海道産ななつぼし使用


Hakko &のライブキッチンの様子

朝食ビュッフェではライブキッチンでおにぎりを握ってくれます

まず目を引くのが、和食好きには欠かせない主食のおにぎり。ふっくらと炊き上げられ、ほどよい噛みごたえがななつぼしらしさを感じます。朝食ビュッフェでは、ライブキッチンで握りたてを味わえるとのことなので、ぜひ北海道産米のおいしさを体験してみていただきたいです。

メインの一つであるアジフライはカリっと香ばしく揚げられ、中はふっくらとした仕上がり。ちなみに、『アジフライ』は実は日本独自に発展した料理とされ、『洋食でありながら和食でもある』存在です。和を軸に洋の要素を取り入れる「Hakko &」のコンセプトを体現するメニューの一つといえそうです。

もう一方のメイン、北海道産味噌麹豚のグリルはしっとり柔らかく、豚肉本来の旨味と麹のふくよかな風味がベストマッチ。発酵調味料の持ち味が生かされた、奥行きのある味わいが印象的でした。

汁物は、野菜がたっぷり入った具沢山の豚汁。レストランオリジナルブレンドの合わせ味噌でやさしく調えられた汁の味わいは滋味深く、どこか懐かしさを覚えます。おにぎりとの相性が良いのは言うまでもなく、ほっとできるおいしさです。

全体を通してどれもやさしい味わいながら、素材の旨味や深みがしっかり感じられます。調理スタッフの方に伺ったところ、下味や仕込みの段階でも味噌麹、醤油麹、塩麹などの発酵調味料を使っているとのこと。目立たない部分にも丁寧な仕事が重ねられていることが伝わってきました。


Hakko &のビュッフェ・デリカテッセン

彩り豊かなデリカテッセンが圧巻


Hakko &のビュッフェ・ライブキッチン

ライブキッチンのカウンターに並ぶ料理


Hakko &のビュッフェ・パンコーナー

パンも充実!


Hakko &のビュッフェ・ドリンクコーナー

デトックスウォーターやフルーツビネガードリンクなども揃う

会場にはビュッフェで提供される料理がずらりと並び、彩り豊かなデリカテッセンのコーナーが目を引きます。パンやドリンクも充実しており、子どもから年配の方まで楽しめるメニュー構成です。


Hakko &のデトックスウォーター

ほんのりジンジャーの風味が爽やかなデトックスウォーター


Hakko &の朝食メニュー・ドリンク

コーヒーとデトックスウォーターを試飲



飲み物はホットコーヒーとデトックスウォーターを試飲しました。コーヒーはやや深煎りで後味はすっきり軽やかな味わい。デトックスウォーターはジンジャーの風味がアクセントになっていて、爽やかな飲み口です。

おにぎりから始まりメイン、副菜、汁物、デザート、そしてドリンクと、味への細やかな気配りと、温かみが伝わってくるようなメニュー構成。旅先でも、あるいは日常の延長としても、無理なく身体を整えながら1日を始めたい人にとって、「Hakko &」の朝食は心強い存在になりそうです。

朝食・ランチ・ディナーも。宿泊者以外も利用できるレストラン

「Hakko &」は朝食だけでなく、ランチやディナー営業もあり、いずれも宿泊の有無を問わず利用できるのが魅力。

ランチでは、「醤油麹の鶏ザンギ定食」や「厚切り銀鮭の塩麹焼き定食」など、麹を使った多彩なメニューが用意されています。

発酵調味料をさりげなく取り入れた料理は、重たさを感じにくく、日常の食事にもすっと馴染む味わいです。ホテルレストランというと少し構えてしまいがちですが、ここでは肩肘張らずに食事を楽しめる、心地よい雰囲気が広がっています。

朝食で「Hakko &」の世界観に惹かれた人が、別の時間帯にも訪れてみたくなる、そんな魅力をもつレストランです。


Hakko &(ハッコーアンド)

住所
北海道札幌市中央区北5条西6丁目18-3 三井ガーデンホテル札幌1F
電話番号
011-280-1131(ホテル代表)
営業時間
朝食:06:30~10:00(最終入店 09:30)
ランチ:11:30~15:00(最終入店 14:00)
ディナー:15:00~22:00(最終入店 21:00)
定休日
原則無休(ホテルに準ずる)
備考
※取材時点での参考料金
●朝食ビュッフェ
大人:2,970円 子ども(小学生):1,485円 未就学児:0円
●ランチメニュー一例
醤油麹の鶏ザンギ定食:1,280円
厚切り銀鮭の塩麹焼き定食:1,580円

隣接する別館「三井ガーデンホテルウエスト」内のレストラン「WEST Table」もリニューアル。こちらは洋食を中心としたメニュー構成が特徴です。朝食はビュッフェスタイルで、ライブキッチンでは北海道産ポークや季節野菜のグリルなどを提供しています。


三井ガーデンホテルウエストのレストランのライブキッチン

別館「三井ガーデンホテル札幌ウエスト」のレストラン「WEST Table」のライブキッチンの様子


三井ガーデンホテルウエストのレストラン「WEST Table」の朝食ビュッフェ

「WEST Table」の朝食ビュッフェは洋食中心




WEST Table

住所
北海道札幌市中央区北5条西6丁目2-4 三井ガーデンホテル札幌ウエスト2F
電話番号
011-218-2231(ホテル代表)
営業時間
朝食:06:30~10:00(最終入店 09:30)
ラウンジ:15:00~23:00(宿泊者専用)
定休日
原則無休(ホテルに準ずる)
備考
※取材時点での参考料金
●朝食ビュッフェ
大人: 2,970円 子ども(小学生):1,485円 未就学児:0円

まとめ

大規模リニューアルを経て、新たなスタートを切った「三井ガーデンホテル札幌」。客室の快適性向上や環境への配慮に加え、「食」もリニューアルし、道産食材と発酵をテーマにしたレストランが誕生しました。

宿泊者はもちろん、朝食やランチなどレストラン利用だけでも立ち寄れる気軽な雰囲気も備え、札幌駅近くの新たな“日常使いできるホテル”として、これからますます注目を集めそうです。


三井ガーデンホテル札幌リニューアルオープンサイン看板

リニューアルオープンした三井ガーデンホテル札幌




三井ガーデンホテル札幌

住所
北海道札幌市中央区北五条西6-18-3
電話番号
011-280-1131(ホテル代表)
営業時間
チェックイン 15:00 | チェックアウト 11:00
※プランによって異なる場合があります
定休日
原則無休
備考
●客室タイプ一例
スタンダードクイーン(最大2名)
スーペリアツイン(最大3名)
エグゼクティブツイン(最大4名)
※詳細は公式HPをご確認ください。

この記事を書いたモウラー

モウラー

kaori

北海道札幌を拠点に、SNS発の話題、地域ニュース、取材記事、コラム等を手掛けるライターです。情報の正確さと、読み手に寄り添う文章表現を心がけています。
健康的でおいしい飲食店巡りが趣味で、実体験に基づくレポートやレビューが得意です。グルテンフリーを中心としたグルメサイトも運営し、日常にある北海道の魅力を生活者の目線で発信しています。