
月初めのお楽しみ!札幌で味わえる朔日餅と朔日おこわ
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古くから、毎月の朔日(ついたち)は月の始まりの日を指し、餅や菓子を供えて健やかな日々を願う風習が受け継がれてきました。そんな新しい月の始まりをちょっと特別に迎えたい方にぴったりなのが、札幌で楽しめる朔日餅と朔日強飯。毎月1日にしか登場しない朔日餅や朔日強飯は、季節ごとや月替わりでそれぞれの美味しさを届けてくれるのが魅力です。日常に小さな楽しみを添えてくれるこの限定グルメ、気になる方はぜひチェックしてみてください。
札幌で味わえる朔日餅と朔日強飯が買えるお店
神宮茶屋
毎月1日にだけ登場する特別な和菓子といえば、伊勢の赤福「朔日餅」を思い浮かべる方も多いでしょう。実は札幌にも、それに負けない朔日限定のお餅があるのをご存じでしょうか。
それが北海道神宮の境内にある「神宮茶屋」で販売される、「神宮茶屋餅」です。普段はこし餡がかけられた定番の神宮茶屋餅が並びますが、毎月1日だけは季節ごとに変わる餡がのった限定バージョンが登場します。
お餅には北海道産のもち米「はくちょうもち」が使われており、ふんわりと柔らかく、口の中でとろけるような食感。そこに合わせられる季節の餡が絶妙で、訪れるたびに違った味わいのお餅を楽しめます。2025年のラインナップでは、1月は元旦のためお休み、2月と12月には「かぼちゃと小豆」、春の3〜5月には「桜餡」、夏の6〜8月には「みたらし」が登場しました。
数量はおよそ300〜400個限定とあって、販売日には毎回行列ができるほどの人気ぶり。待ってでも手に入れたいと思わせる特別感があり、新しい月の始まりにふさわしい小さなご褒美となっています。
- 住所
- 北海道札幌市中央区宮ヶ丘3-10 北海道神宮内
- 電話番号
- 011-622-6666
- 営業時間
- 9:00-17:00
六花亭札幌本店
続いてご紹介するのは「六花亭」で毎月1日に販売される「朔日強飯(ついたちおこわ)」。その時季ならではの素材を取り入れたおこわを味わえるのが大きな魅力です。予約は店頭のみで受け付けており、前月の20日から28日の19時までが申し込み期間。電話やオンラインでの注文はできないため、食べたい方は忘れずに店頭で手続きをしておきたいところです。
2025年直近6ヶ月のラインナップを見てみると、3月は「桜えびとそら豆」、4月は「たけのこ」、5月は「あさりと生姜」、6月は「万願寺とうがらし」、7月は「牛しぐれ」、8月は「穴子」と、月ごとに異なる旬の素材が登場。四季折々の食材をおこわで堪能できるのは、この限定企画ならではの楽しみです。
価格は月ごとに変動しますが、大体600円台。月ごとに変わる味を楽しみに、毎月の恒例行事にしてみるのも良さそうです。
- 住所
- 北海道札幌市中央区北4条西6丁目3-3
- 電話番号
- 011-261-6666
- 営業時間
- 10:00-17:30
- 定休日
- 水曜日
- 備考
- 朔日強飯は全道各地の六花亭の店舗で予約可能です
札幌で朔日限定の味を楽しみながら新しい月を迎えよう
札幌では、朔日にしか出会えない特別なお餅やおこわが販売されているお店があり、多くの人が月初めの楽しみとして足を運んでいます。味わえるのはたった一日だけ。だからこそ、一層ありがたみを感じられるひと品です。限定グルメを味わいながら、心新たに一ヶ月をスタートさせてみてはいかがでしょうか。