
【浦臼町】思い立ったが吉日!「鶴沼公園キャンプ場」食べて遊んで大満足
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北海道の秋は短く、気がつけば朝晩の空気が冷たくなり、ストーブが恋しい季節へと移っていきます。だからこそ、青空の広がる週末は「思い立ったが吉日」!我が家は小5の息子と小1の娘のいる4人家族です。普段の休日は、子どもと夫が家にこもってゲームに夢中になりがち。もちろんそれも楽しい時間ですが、あっという間に冬が始まってしまいそう。
窓の外に広がる貴重な青空と心地よい風を感じながら「この天気を逃すのはもったいない」と思い立ち、急きょキャンプへ出かけることにしました。今回は、空知地方・浦臼町にある「鶴沼公園キャンプ場」での一泊二日の思い出を、グルメや子どもの遊び場情報とともにご紹介します。
思い立ったらすぐ出発!家族で1泊キャンプ
目的地は「鶴沼公園キャンプ場」
初秋の土曜日。朝食を食べながら「今年最後のキャンプになるかもね」と話がまとまり、すぐさま準備開始。
物置からテント、寝袋、毛布、ハンモックを引っ張り出し、クーラーボックスと着替えも車に積み込みました。暖かいから防寒用品は使わないかも?と思っても「とりあえず持って行く」が鉄則。子どもの急なトラブルや思いがけない天候の急変にも対応でき、安心感があります。
お昼近くに札幌を出発し、車で約2時間。目的地「鶴沼公園キャンプ場」に到着しました。
オートサイト、フリーテントサイト、バンガローを備えており、電源付き/なし区画の使い分けも可能です。敷地内には温水シャワーやコインランドリーがあり、隣接してうらうす温泉も徒歩圏内。スワンボート、遊具広場などレクリエーション施設も整っており、自然に囲まれた環境で多様な滞在スタイルが楽しめます。
ランチは「ヘルシー食品物産館」のスパイシーチキンカレー
テントを設営した時点で既に14時を過ぎており、目星をつけていたレストランは閉店時間。そこでキャンプ場の向かいにある「ヘルシー食品物産館」へ。ここは元々、豆腐や地元食材を扱う物産館ですが、食堂メニューが意外と充実しています。
なかでもおすすめは「スパイシーチキンカレー」。私と夫が注文したところ、柔らかいチキンがたくさん入って、スパイスが効いた本格派の味わい。カレー専門店にも引けを取らないクオリティで、とても美味しくいただきました。子どもたちは牛丼をオーダー。お肉が柔らかく、ご飯少なめに調整してもらえて小学生にもぴったり。行き当たりばったりの昼食でしたが、大満足の内容でした。
子どもが夢中!公園遊具とスワンボート体験
腹ごしらえを終え、買い出しも済ませたら夕食までは自由時間。鶴沼公園には広い遊具広場があり、子どもたちはすぐに駆け出していきました。ターザンロープやブランコ、複合遊具が並び、子ども連れのファミリーでにぎわっています。娘は遊具に夢中、息子はカエル捕りに没頭。自然の中で思い切り遊ぶ姿を見ていると、やっぱり来てよかったと実感します。
ただ、前日の雨のせいで芝生が水を含み、足元はぐちゃぐちゃ。2人のスニーカーはびしょ濡れになりました。持参したビーチサンダルが大活躍。さらにおすすめなのが鶴沼のスワンボート。初秋の湖面に紅葉が映り込み、まるで絵画のような風景。家族で漕ぎ出すと、非日常感たっぷりの時間を過ごせます。
夕食は地元の名店「やきとり康」でテイクアウト
キャンプといえばBBQですが、我が家は「鶴沼公園での夕食は焼鳥」が恒例です。キャンプ場の向かい、国道275号線沿いにある「やきとり康」は、地元で愛される焼鳥小屋。豚串、とり串、もつ、タン、砂肝がすべて1本140円均一。炭火でじっくり焼かれた香ばしい香りが辺りに漂い、次々と地元客が訪れて注文していきます。
我が家は串を20本ほど購入。アツアツをキャンプサイトに持ち帰り、家族で頬張りました。炭火焼き特有の香りとジューシーさに、子どもたちも「美味しい!」と大喜び。外で食べることで、より一層特別な味わいに感じられます。
翌日のランチは「しいたけ飯店本店」で中華料理
テントで一夜を過ごした翌朝もお天気は快晴。チェックアウトを済ませ、次に向かったのは浦臼町の名店「しいたけ飯店本店」。外観は年季が入っていて少し入りづらい雰囲気ですが、地元民に愛される本格中華が味わえる隠れた名店です。店内は広く、常連さんが次々と来店していました。
私はエビチリ&しいたけとタケノコ炒めのセットを注文。とろみのある餡とご飯の相性が抜群で、箸が止まりません。「しいたけ飯店」の名に違わぬ看板メニューです。子どもたちは味噌ラーメンをオーダー。あっさり優しい味わいで、スープまで飲み干すほど気に入っていました。旅先での食事は、家族の思い出に深く刻まれるもの。美味しい体験は旅の満足度を一気に高めてくれます。
食べてばっかり!?今年最後のキャンプ
こうして一泊二日の鶴沼公園キャンプは幕を閉じました。
・行き当たりばったりでも十分楽しめる
・子どもが遊べる公園やスワンボートがある
・焼鳥や中華など、地元グルメが味わえる
という点で、家族連れにとてもおすすめできるキャンプ場だと改めて実感しました。
北海道のアウトドアシーズンは短く、秋が深まるとあっという間に雪景色になります。今年最後のキャンプを大満喫した我が家。来年はどんな場所で、どんなグルメと出会えるのか楽しみです。もしおすすめのキャンプ場があれば、ぜひ教えてくださいね。