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北海道新聞2023年1月28日(土)に 映画「カムイのうた」に関する記事が掲載されました。

北海道新聞2023年1月28日(土)に 映画「カムイのうた」に関する記事が掲載されました。

【写真説明】極寒の中、「カムイのうた」の撮影で一三四役の望月歩さん(中央)に背負われるテル役の吉田美月喜さん(宮永春希撮影)

極寒の演技 幸恵の思いも背負い*「カムイのうた」東神楽で冬季撮影

北海道新聞社許諾D2303-2503-00026383

【東神楽】明治・大正期のアイヌ文化伝承者、知里幸恵の生涯を題材にした映画「カムイのうた」(菅原浩志監督)の冬の場面撮影が25、26日、町内などで行われた。主演俳優たちが冬の北海道を訪れるのは初めてで、極寒の中で演技に臨んだ。
 主人公テル役の吉田美月喜(みづき)さん(19)と、テルに思いを寄せるアイヌ民族の少年、一三四(ひさし)役の望月歩さん(22)は、町内の忠別川沿いで撮影に参加。テルが女学校から下校する途中で一三四に背負われるシーンの中で、2人は土手で耳を赤くしながら演じた。
 2人はこの2日間で撮影を終え、吉田さんは「寒いけど景色がとてもきれい。(アイヌ民族の)すてきな文化や考え方を知れて勉強になった」。望月さんは「一面真っ白でとても静か。一三四の動きが自然と出るようになり、出演は良い経験になった」と語った。
 作品は東川町が企画・製作。菅原監督によると、9月までには完成し、まずは関係者に公開するという。町は撮影済みのシーンを用いた約2分半の映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」の町公式チャンネルで公開している。(和泉優大)

北海道新聞 2023年1月28日(土)掲載


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