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【ライブレポ】札幌に舞い降りた歌姫たち - anitopia Sapporo 2025

【ライブレポ】札幌に舞い降りた歌姫たち - anitopia Sapporo 2025

2025年4月6日、Zepp Sapporoに詰めかけた観客たちの熱気は、雪解けを迎えたばかりの北海道の春の空気を一気に温めた。今年が第一回目となるアニソンフェス「anitopia Sapporo 2025」の開催である。SNSでは「北海道でこんな豪華なアニソンイベントが開催されるなんて!」と全国的に話題となった注目のイベント。
藍井エイル、鈴木このみ、MYTH & ROID、TRUEという現在のアニソン界のトップランナーが集結し、さらに前代未聞の豪華コラボステージも用意されるという、アニソンファンにとって夢のような一日となった。
会場のZepp Sapporoは前方から後方まで観客で埋め尽くされた。ファンたちのペンライトが描き出す色彩の海は、これから始まる音楽の宴の序章に過ぎなかった。

Maison de Queen — 完璧なオープニングアクト

オープニングアクトとして登場したMaison de Queenは、多くの観客にとっては初見だったかもしれないが、彼女たちのパフォーマンスは瞬く間に会場の空気を変えた。
グルーヴ感たっぷりの楽曲に乗せた歌とダンスは想像以上の完成度を誇り、1曲目こそ観客は大人しめだったが、3曲目「いただきビジュアライズ」あたりから会場全体が体を動かし始め、彼女たちの音楽を楽しむ姿が見られた。Maison de Queenは見事に会場を温め、オープニングアクトとしての役割を十二分に果たした。


セットリスト

M1 : Find on me
M2 : Killa
M3 : いただきビジュアライズ
M4 : 偶像ファンタジア
M5 : I mean

MYTH & ROID — 圧倒的歌唱力と世界観の融合

いよいよメインアクトの始まり。最初に登場したのはMYTH & ROID。KIHOWの第一声が会場に響き渡った瞬間、観客は一気にMYTH & ROIDの世界に引き込まれていった。
オープニングを飾ったのは「L.L.L.」。テンポが早く高音域が続くこの難曲を、KIHOWは見事に歌い上げた。


「私たち、実は以前北海道に来たのが8年前だったんですよ。すごい久しぶりですよね」とKIHOWが語ると、会場からは歓声が上がる。そして、
「今日この会場にいる方全員『Myrror』(ミラー)にして帰します  ( ー`дー´)キリッ 」
と宣言し、会場を更に熱くした。

「Paradisus-Paradoxum」「STYX HELIX」「NOX LUX」と「Re:ゼロから始める異世界生活」の楽曲が続くと、歌手泣かせの難曲をKIHOWが見事に歌い上げる度に、観客の熱量がガンガン上がっていくのが分かった。特に最新曲「NOX LUX」では、光と闇が複雑に絡み合う世界観を、KIHOWの表現力豊かな歌声で描き出した。
MC間では6月13日に札幌SPiCEでのライブを予定していることを発表し、「今日来た人全員来たら、SOLD OUTよね。確実に。」と笑顔で語った。


「TIT FOR TAT」のイントロに合わせて、コール&レスポンスの練習が始まった。
「私が、『We're shooting!』って言うので『Oh Yeah! Oh Yeah! 』で入ってください!ちょっと練習しますよー。いくよー。」
♬We're shooting (Oh Yeah! Oh Yeah! Oh Yeah!)
初めは声を出し渋っていた観客も、何度かKIHOWに煽られるとドンドン声が出てきた。曲が始まると、コール&レスポンスもバッチリ!「TIT FOR TAT」の激しい曲で、さらに観客はMYTH & ROIDの世界に引き込まれた。

間髪入れずに、最後の曲「JINGO JUNGLE」では、曲の頭から観客もペンライトを頭上高く振りまくる。まるで「これはMYTH & ROIDのワンマンライブか?」と思わせるほどの熱狂が会場を埋め尽くしていた。

MYTH & ROIDはギターのTom-H@ck抜きでは存在し得ない。音楽プロデューサーであり、作曲家、編曲家、そしてギターリストでもあるTom-H@ckの高い演奏技術とステージ映えするパフォーマンスがあり、そこにKIHOWの圧倒的な歌唱力が合わさりあの唯一無二の世界(ライブ)が生まれる。


MYTH & ROIDが織りなす音の世界は、ライブでしか味わえない特別な体験だった。ライブに行ったことのない人は是非、騙されたと思って一度ライブに足を運んでもらいたい。
気がついたら、あなたも「Myrror」になっているだろう。

セットリスト

M1 : L.L.L.(TVアニメ『オーバーロード』第1期ED)
M2 : Paradisus-Paradoxum(TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』第1期後期OP)
M3 : STYX HELIX(TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』第1期前期ED)
M4 : NOX LUX(TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』第3期ED)
M5 : TIT FOR TAT(TVアニメ『慎重勇者』OP)
M6 : JINGO JUNGLE(TVアニメ『幼女戦記』OP)

TRUE — 多彩な歌声が描く感情の世界

TRUEのステージは、TVアニメ「桜子さんの足下には死体が埋まっている」のOPテーマ「Dear answer」で幕を開けた。
TRUEがXで「北海道といえば『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』なのですよ!久しぶりに『Dear answer』歌いたいなー」という匂わせポストをしていたので、この曲はほぼ間違いなくセトリに入ってくるだろうと思っていた。北海道・旭川を舞台にしたこの作品の主題歌を最初に持ってきたのは、北海道への敬意と愛情の表れだろう。道民にとってこれほど嬉しい1曲目はない。


続く「Storyteller」は、明るく疾走感のある楽曲で、観客は自然と体がリズムを刻んでいた。
サビの最後「ほんとの僕よ 生まれ変われ」の後の「さぁー!」はTRUEと観客が一体となる瞬間だ。

MCでは「札幌の皆さん、こんばんは。TRUEです。私の記憶が合ってたら、札幌に歌いに来るのは2018年以来かなーって思います。なので7年ぶりかな?皆さんに会えるの本当に楽しみにしてました」と札幌での再会を喜んだ。

「まだ2曲しか歌ってなくてなんだんだけど、靴脱いでもいい?いやね、これめちゃめちゃ滑るの!」
と言い、突然、TRUEが靴を脱ぎだした。


TRUEの無邪気で陽気な、そしてとても可愛いキャラクターに我々は魅了された…
「サッポロパーフェクトクラシックビール!めっちゃ美味しいらしいよ。みんな、そうじゃない方々ぜひ味わってみてください。私も今夜飲むつもりです」と地元ネタも織り交ぜ、会場を和ませた。

「宇宙戦艦ヤマト」への憧れを込めた「ユーレカ」、ファンの間で「3種の神器」と言われる盛り上がり確実曲の一つ「Divine Spell」では、観客の熱量も限界突破。そして「サウンドスケープ」では力強さから一転、明るく優しい声で魅了した。彼女は楽曲に合わせて声を変え、強く、やさしく、悲しく、切なく、様々な表情で歌い上げる。また、どんな高音もカーンと当ててくる。しかも余裕があるので、聴いていてしんどくない。彼女は本当に歌の女神に愛されてるなと思った。


MCでは自身初のホールツアーについて触れた。
「WHITEとBLACKと題して、間に休憩をはさんで、1回のライブで全く違うコンセプトのライブを2ステージお届けするようなライブを企画しています。3箇所、大阪、仙台、東京と回らせていただきます。」
anitopiaに参加した人は、他にもいっぱい素晴らしい曲があるので是非とも足を運んで欲しい。

「最後に皆さんと再会できる時を祈って、誰かと共に音を奏でる喜びが詰まった曲をお届けします。アンサンブル」
ラストとなった「アンサンブル」では、「歌ってー!!」の掛け声に合わせて観客が「♫ラーーラーラーラー ラーラーラー」と大合唱し、まさに会場全体でのアンサンブルとなり、温かい光に包まれたような瞬間となった。

最後に長いお辞儀。
自分のせいいっぱいの想いを乗せた歌を聴いてくれた観客への感謝の気持ち、そのいちばん大事な気持ちを、長いお辞儀で感じ取ることができた。

セットリスト

M1 : Dear answer (TVアニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』OP)
M2 : Storyteller (TVアニメ『転生したらスライムだった件』第2期OP)
M3 : ユーレカ(映画『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章 群青のアステロイド』ED)
M4 : Divine Spell(TVアニメ『レガリア The Three Sacred Stars』OP)
M5 : サウンドスケープ(TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』OP)
M6 : アンサンブル(映画『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』主題歌)

鈴木このみ — アニソン界のQueen of Rock

鈴木このみが登場した瞬間、会場の空気がガラリと変わった。今までMYTH & ROID、TRUEが会場を盛り上げてきたが、このステージは明らかに今までとは違う空気だ。さすがアニソン界のトップランナーとも言うべきか、ペンライトは赤に染まり、観客の期待値は一段階上がったように感じられた。


「皆さんこんばんは!鈴木このみでーす!今日はanitopiaという最高のゲーム、みんなで楽しみに来ました。その準備できてますかー!?」という挨拶から、「This game」でステージがスタート。曲中の「二人だけの道を 最後までー」のロングトーンの長さには驚かされた。常にアグレッシブに動きながら歌う彼女だが、それでここまでロングトーンが続くのは、ブレスが相当深くてはならない。一流の歌手としての実力を見せつけられ驚いた。

特筆すべきは彼女の圧倒的なステージパフォーマンス。「Beat your Heart」では激しいビートに合わせて会場全体がジャンプし、「Crossroads」では「オイッ!オイッ!オイッ!」の掛け声で会場が一体となった。ステージを端から端まで使い切り、休みなく動き続ける彼女からは、本当に音楽を楽しんでいる様子が伝わってきた。


MCでは「今年2025年にかけて25本ワンマンライブをやるんですよ。土日も休みがなーい(笑)」と25本ツアーについて触れ、「また札幌に来るんですよ。6月8日にまた札幌でライブやります!」と告知。さらに「多分ね、みんなも知ってる曲だと思う」と北海道民にはお馴染みのホーマックのイメージソング「出会いの歓び」を突然歌い始め、「ホ、ホ、ホーマック!」と会場と一緒に合唱し、大いに盛り上がった。

続く「Lasting Moment」は夏にぴったりの爽快感ある楽曲で、海に向かう車の中でこの曲を流したら最高に気持ちいいだろう。そして「Reweave」ではパワフルな歌唱と激しいパフォーマンスに観客も圧倒された。ペンライトも照明も赤になり会場が真っ赤に染まる。


「ラスト一曲ぅーーー!!」で始まった最後の「Theater of Life」では、パワフルなロックナンバーで会場を揺らし、力強く、疾走感のあるこの楽曲を全身で表現する彼女の姿は、今までの疲れもふっ飛ばしてくれるほどの熱量を帯びていた。

彼女のステージは熱い、本当に熱い!なんなんだ、この熱さは!?
そうだ、「ロック」なんだ。魂を震えさせる「ロック」だ。だから会場も観客もとんでもなく熱くしてしまう。
鈴木このみはまさにアニソン界のQueen of Rockと呼ぶにふさわしい存在だ。

セットリスト

M1 : This game(TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』OP)
M2 : Beat your Heart(TVアニメ『ブブキ・ブランキ』OP)
M3 : Crossroads(ゲーム『Re:ゼロから始める異世界生活 禁書と謎の精霊』主題歌)
M4 : 出会いの歓び(ホーマックのイメージソング)
M5 : Lasting Moment(TVアニメ『Summer Pockets』ED)
M6 : Reweave(TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』第3期OP)
M7 : Theater of Life(TVアニメ「デカダンス」OP)

藍井エイル — 不死蝶、高く舞う凱旋ステージ

トリを飾ったのは、2025年3月に約2年半ぶりのFC限定復帰ライブ「BLUE FLAiR」を行ったばかりの藍井エイル。その次のライブが地元札幌でのanitopiaとなった。約4年ぶりとなる凱旋ライブに、会場からは「おかえり!」の声があちこちから飛び交った。


「MEMORIA」から始まった彼女のステージは、原点回帰とも言える選曲で、地元のファンへの思いが伝わるものだった。
続いて「AURORA」は、激しさの中に胸が締め付けられるような切なさも込められた楽曲で、彼女の持ち歌の中でも盛り上がる曲として上位にランクする。ヘドバンもBLUE FLAiRのときよりも激しくなっており、そのパフォーマンスと歌唱で元々熱かった会場がさらに熱くなった。


MCでは「あのー…少し言いづらいんですけど、色んな意味でただいま」と照れくさそうに語り、会場から「おかえりー!」の声と大きな拍手が響き渡った。
「心配かけちゃったと思うんですけど、私すごく元気です。みなさんに負けないくらい今日元気なので、もっとねanitopia盛り上がっていきたい」と元気な姿を見せた。また「このanitopiaって続けたくないですか?」と問いかけ、「これ続くかどうか、何にかかってるか知ってます?」「みなさんのテンションですよ。みなさんの楽しいっていう気持ちが、anitopiaのスタッフさんに伝われば、この企画は続くんじゃないでしょうか!」と会場を更に煽った。

「POLYHEDRA」では川田まみ、中沢伴行という「I'veサウンド」の名コンビによる新曲を披露し、「⼼臓」では静から動へと変化する心情を表現。
「IGNITE」では頭サビ「迷わずにいまー!」で観客からの大きな歓声が沸き起こる。いつもこの入りで鳥肌が立つのは私だけだろうか?赤く光った「光るぼっこ」(ペンライト)が激しく動く。


会場のボルテージが絶頂に達し、「ラストーーー!!」の掛け声ともに「⻘く、⻘く」が始まった。非常にテンポの速い曲で心の葛藤を描いた難しい楽曲だが、完璧なパフォーマンスで会場の熱気は最高潮に達した。

先日の「BLUE FLAiR」よりもさらに調子を上げ、不死蝶は高く飛び立ち、会場の熱気はこの日最高の熱さを記録した。

セットリスト

M1 : MEMORIA(TVアニメ『Fate/Zero』ED)
M2 : AURORA(TVアニメ『機動戦士ガンダムAGE』第四部・三世代編OP)
M3 : POLYHEDRA
M4 : ⼼臓(『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』主題歌)
M5 : IGNITE(TVアニメ『ソードアート・オンラインⅡ』OP)
M6 : ⻘く、⻘く(『スマートぱちんこ ソードアート・オンライン』オリジナル楽曲)

奇跡のコラボステージ — 夢の共演が実現

各アーティストのソロパフォーマンスが終わった後、この日最大の見どころであるコラボステージが幕を開けた。

MYTH & ROID × 藍井エイル


【VORACITY(TVアニメ『オーバーロードIII 』OP)】

「VORACITY」でのMYTH & ROIDと藍井エイルのコラボレーションは、多くのファンが待ち望んだ瞬間だった。
低音の厚みがあるので重厚感があり、それでいて疾走感もある。場面転換も多く、それに合わせて歌い方も変えるので聴いていて飽きない楽曲だ。
VORACITYは藍井エイル自身も好きだと言っている曲だ。その好きな曲を本家のMYTH & ROIDとコラボできるのだから、こんなに嬉しいことはないだろう。
KIHOWと藍井エイルの声が見事に融合し、化学反応を起こしていた。難曲である「VORACITY」のコラボに会場は大いに沸いた。

TRUE × 藍井エイル




【GENESIS(TVアニメ『アルドノア・ゼロ』ED)】

アニソンファンにとって夢の共演とも言えるTRUEと藍井エイルによる「GENESIS」のコラボレーション。まさかanitopiaでそれが叶うとは!
TRUEが作詞を手がけたこの曲は、二人の声が見事に調和し、感動的な瞬間を作り出した。ステージで抱き合い、おでこをつけ合う二人の姿にファンは歓喜し、藍井エイル自身も「嬉しい、汗かいちゃった」と緊張した様子を見せた。


鈴木このみ × 藍井エイル


【流星(TVアニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」OP)】

「流星」での鈴木このみと藍井エイルのコラボは、イントロが流れた瞬間から会場が大きく揺れるほどの反響があった。ペンライトは藍井エイルの「青」と鈴木このみの「赤」が混ざり合い、さらに二人がハモるという贅沢な演出にファンは興奮の渦に包まれた。



コラボステージは本当に幸せな時間だった。
最後は全員で「したっけーー!!」と北海道弁で締めくくり、アニソンファンにとって忘れられない一夜となった。

ライブ直後インタビュー — アーティストたちの感動と興奮

MYTH & ROID「8年ぶりの札幌は最高でした」

ライブの感想をお聞かせください

Tom-H@ck 登場の時の歓声が思ったよりも大きくて、面食らっちゃって。静かな所から始まって盛り上がるで終わるかなと思ったんだけど、盛り上がって盛り上がって終わった。皆さんのおかげですね。

KIHOW 1曲目を歌い出した瞬間、皆喜んでくれている感じの表情はしてくれていたのですが、体が急すぎてついてこれない感じが少しあって。でも自分が煽ったりとか、こういう風に動いて欲しいというのを見せていくと皆も動きや声で答えてくれて、素晴らしい相乗効果でどんどん熱気が高まっていく楽しいライブでした。

北海道のファンの皆様へ一言

KIHOW いや、まず8年前のライブに来てくださった方が2、3人くらいいて

Tom-H@ck いたね

KIHOW まずその再会がすごく嬉しかったっていうことと、でも逆にほとんどの方は初めて見てくださったみたいだったのでそれもすごく嬉しくて、イベントのライブでは皆で楽しむことはもちろんなのですが自分達目当てじゃない方にも好きになってもらえるかみたいな挑戦をずっと続けていて、今日は皆の表情や声で『6月の札幌のライブはSOLD OUTするな』という気持ちになったのでワンマンが楽しみですね。
今回のanitopiaを共に楽しんだ方とは是非夏ツアーで再会したいです。

TRUE「久しぶりの札幌、感慨深いものがありました」

ライブの感想をお聞かせください

ただただすごく楽しかった。なかなか北海道に歌いに来る機会これまでもてなくって、コロナ禍に突入しちゃったっていうのもあるんですけど、実はデビューして間もない頃から雪まつりに毎年出演させて頂いたりとか、デビューの頃はすごく縁が深くって。
久しぶりに10周年を走り切った後、11年目のスタートに札幌で歌うことができて本当にすごく感慨深いものがありました。札幌のお客様はすごくシャイなんだけど、情熱的というか、一緒に遊ぼうよって声をかけたらすごくそれに乗ってくれる、本当に優しい方、温かい方が多いなっていう印象なので、楽しかったですね、本当に。

北海道のファンの皆様へ一言

北海道を舞台にしたアニメもすごく増えてきたなと思っていて、私も旭川を舞台にした『桜子さんの足下には死体が埋まっている』というアニメの主題歌歌わせていただいていますが、そうやって音楽でもアニメでも北海道の方と縁を結んでいけたら嬉しいなって思っております。
なかなかライブに足を運んでいただくのが、飛行機で来なければならなかったりとか大変な事あると思いますけれども、もし何かこの先、ひょんな機会があってライブ会場でお会いできたらいいなって思うし、MCでもお話ししたんですけど、私本当ライブ会場っていう場所がすごく好きで、北海道に住んでるとか、東京に住んでるとか、各地方の方の人生がそこで交差するじゃないですか。そういう音楽での出会いの場みたいなものを今後も守っていきたいなと思っているので、続いていく道の先でまた皆さんに再会できる日を夢見ております。
本当にありがとうございました。

鈴木このみ「札幌の皆さんはめちゃくちゃアッチイ」

ライブの感想をお聞かせください

今、本当ライブ終わったばかりの、もう体が熱を帯びてる状態でお話するんですけど。熱かったですね。
やっぱり、札幌の皆さんはめちゃくちゃアッチイっていうイメージがあるんですけど、毎回予想を超えて来てくれるので、自分も予想を超えるパフォーマンスをしたいなっていつも思ってて、今日は皆さんと良いパワーのぶつけ合いができたんじゃないかと思います。

北海道のファンの皆様へ一言

北海道はとても大好きな場所で、私は食に結構こだわりがある方なのでそういう意味でも大好きですし、ライブをする場所としても大好きな場所なので、またこうやってイベントに呼んでいただけて本当光栄でした。
そして6月8日にまたツアーで帰って来ます。なかなか来たいと思っても来れなかった場所だったりもするので、ご来場いただける方は楽しみにしていてください。
このライブを大成功させて、もっとたくさん札幌という地に来れるように頑張っていきますので、これからも期待しててください!

藍井エイル「約4年ぶりの地元ライブ、貴重な機会でした」

ライブの感想をお聞かせください

今回アニトピアという形で第1弾だったわけなんですけれども、本当に豪華なアーティストさんに来ていただいて、しかもコラボまでさせて頂いて、すごく貴重な機会だったなと思いますし、今回アニトピアに来てくれた方々は、楽しんで貰えたら嬉しいなと思いますね。
あとは、今後もアニトピアを続けていけたら嬉しいなって言う風に思いますので、皆さん是非お力添え頂けたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。

北海道のファンの皆様へ一言

私は、あんまり知られてないんですけど、北海道札幌市出身でして、今回anitopiaで地元なんですけど、4年ぶりのライブになってしまい、ちょっと寂しい気持ちではあったんですけど、今日ライブできて本当に札幌でライブできて良かったなと思いましたし、今後ももっともっと札幌でもライブできるように頑張っていきたいと思うので、ぜひ皆さんお力添えをお願いしたいと、なんか硬いかな(笑)ぜひ皆さん応援よろしくお願いします。頑張って北海道外にも、東京の人とかにも北海道弁ガンガン今教え込んでいるで、東京の人に北海道に来て貰っても、北海道っていいところじゃんって思ってもらえるように北海道をアピールし続けたいと思います。

「anitopia」、アニソンフェスティバルの新しい可能性

北海道でのアニソンフェスティバル「anitopia Sapporo 2025」は、予想以上の盛り上がりを見せた。会場は終始熱気に包まれ、アーティストたちも札幌の観客の熱量に驚いた様子だった。
この日、会場には道内外から多くのファンが駆けつけたが、特筆すべきは地元北海道のファンの熱さだ。普段はなかなかライブに足を運ぶことができない北海道のファンにとって、「anitopia」は待望のイベントだったのだろう。
藍井エイルの凱旋ライブとして、また奇跡的なコラボステージの場として、「anitopia Sapporo 2025」は多くのファンの記憶に深く刻まれることだろう。
アーティストたちのMCでも「このイベントを続けたい」という言葉が何度も聞かれた。北海道・札幌というロケーションでのアニソンフェスティバルの可能性は、今回のイベントで十二分に証明されたのではないだろうか。
今後も「anitopia」が継続され、北海道のアニソン文化がさらに盛り上がることを期待したい。



この記事を書いたモウラー

編集部

ニャかむら

面白いネタを探して日々アンテナを張り巡らしています。これは面白いぞと思われるタレコミ情報お待ちしております。
アニメが好きで、年間50作品ほど観てます。