
失敗しない北海道住まい選び|年代別おすすめエリア完全マップ
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北海道での住まい選び、年代によって重視すべきポイントが全然違うって知ってました? 大東建託が38,016人にアンケートを取った最新データ「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2025」をもとに、あなたのライフステージに最適なエリアをズバッと紹介します。
面倒な計算や比較検討は全部こちらでやったので、あなたは読むだけでOK。楽でしょ?
なぜ年代別なのか?優先順位が全然違うから
20代の人が「静かな田舎町がいいな〜」なんて言ってる場合じゃないでしょ。逆に60代で「夜遊びできる街!」という人も珍しい(たまにいるけど)。
2025年調査の注目ポイント
- 東川町が4年連続1位(偏差値70台の圧倒的評価)
- 円山公園が6年連続駅部門1位(もはや殿堂入り)
- 札幌市中央区が安定の3位(バランス型の代表格)
でも、これだけ見ても「で、私はどこに住めばいいの?」という疑問は解決しません。そこで年代別に整理しました。
【20代独身】「お金はないけど、便利で楽しく暮らしたい」
正直言いましょう。20代は利便性が全てです。家賃安い、職場近い、コンビニ24時間営業。それ以上求めるのは贅沢。
予算目安: 月額家賃4-6万円
すすきの「北海道一の繁華街」

賑わい因子3位で、夜中でもラーメンが食べられる街。
- 家賃相場: 1K 5.5-7万円
- メリット: 終電逃しても徒歩圏内にネットカフェあり、地下街で移動可能
- デメリット: たまに酔っぱらいに絡まれる
大通「交通の要所」
3路線利用可能という最高の利便性。転職活動にも有利です。
- 家賃相場: 1K 6-8万円
- メリット: 雪まつりが家から見える、地下街ネットワークが便利
- デメリット: 観光客多すぎ問題
琴似「コスパ最強」
生活利便性3位でありながら家賃手頃。節約派の味方です。
- 家賃相場: 1K 4.5-5.5万円
- メリット: 大型商業施設で生活完結
- デメリット: 知名度低め
【ワンポイント】
初期費用重視なら琴似、利便性重視なら大通、夜型ライフならすすきの。シンプルでしょ?
【30代カップル・新婚】「そろそろちゃんとした生活がしたい」
30代になったら、さすがにワンルームはきつい。夫婦2人で質の高い生活を送りたい年頃です。
予算目安: 月額家賃6-8万円(1LDK〜2DK)
円山公園「安定の人気王者」

6年連続1位の圧倒的人気。この安定感、住めば分かります。
- 家賃相場: 1LDK 8-12万円
- メリット: 円山公園、北海道神宮など自然豊か、高級住宅街の安心感
- デメリット: 初詣シーズンは人だらけ
麻生「優等生エリア」
生活利便性2位で、普通に暮らすには最高。派手さはないけど。
- 家賃相場: 1LDK 6.5-9万円
- メリット: スーパー、病院、何でも揃ってる
- デメリット: 特徴がない(これが特徴?)
大谷地「意外な穴場」
交通利便性2位で実は便利。新札幌副都心にも近く将来性あり。
- 家賃相場: 1LDK 6-8万円
- メリット: 大型ショッピングモールで一日過ごせる
- デメリット: 場所の説明がちょっと面倒
【ワンポイント】
円山公園は「一生住む」前提なら最高。麻生・大谷地は利便性と経済性のバランス重視派におすすめ。
【子育て世代】「子供のためなら、親は何でもします」
子供ができたら自分のことは二の次。安全で教育環境良くて、でも家計も考えないと。大変です。
予算目安: 持ち家2,000-3,000万円
東川町「子育て天国」

4年連続1位の反則レベル評価。偏差値70台って東大レベルですよ。
- 住宅費用: 土地込み2,200-2,800万円
- すごいポイント:
- 水道代0円(全戸地下水利用)
- 薪ストーブ設置補助最大50万円
- 新築時に苗木3本プレゼント
- 移住支援制度充実
- 注意点: 旭川市内まで車で15分
東神楽町「東川町の隣」
4年連続2位の安定評価。東川町がダメならここ。
- 住宅費用: 土地込み2000-2600万円
- メリット: 東川町より少し便利、自然環境も◎
- デメリット: 「東川町と何が違うの?」問題
真駒内「札幌の自然派」
静かさ治安1位、防災1位の要塞レベル安全性。
- 住宅費用: 中古戸建て1800-2500万円
- メリット: 札幌なのに自然豊か、地下鉄あり
- デメリット: 公園で子供が迷子になりがち
【ワンポイント】
東川町は年間約3万円の水道代節約+移住支援でお得。札幌市内希望なら真駒内が鉄板。
【50代セカンドライフ準備】「人生後半戦、どう生きるか問題」
50歳になると「あと何回引っ越しするのかな」って考えます。できれば次が最後にしたい。
予算目安: 住み替え1,500-2,500万円
東川町「大人の移住先」

移住者の半分が50代以上。もはや50代村状態。
- 住み替え費用: 1,800-2,400万円
- 50代ポイント:
- クラフト街道で陶芸など趣味充実
- 旭川空港近くて本州との往来便利
- 同世代多くて話が合う
美瑛町「絵になる町」
防災3位で安全、観光地だから来客案内も楽。
- 住み替え費用: 1500-2200万円
- メリット: 四季の写真撮り放題、インスタ映え確実
- デメリット: 観光客多すぎてコンビニトイレ問題
あいの里公園「札幌郊外の穴場」
静かさ治安3位で、札幌なのに田舎気分。
- 住み替え費用: 2000-2500万円
- メリット: 病院近い、自然もある
- デメリット: 地下鉄延伸「いつ?」状態
【ワンポイント】
50代は「便利」より「心地よい」重視。東川町は同世代コミュニティ充実でおすすめ。
【60代以上シニア】「安心・安全・快適の3点セット」
60過ぎたらカッコつけてる場合じゃない。病院近い、買い物便利、雪かき心配なし。これ最優先。
予算目安: 現在資産の有効活用
札幌市中央区「都市機能フル装備」

7年連続住みたい街1位は伊達じゃない。病院も買い物も全部ある。
- 住居選択肢: 高齢者向け住宅、サービス付き高齢者住宅豊富
- メリット:
- 地下街で雪道回避可能
- 24時間コンビニ・薬局あり
- 救急車も早い
真駒内「静かな老後」
防災1位で災害の心配なし。
- メリット: 真駒内病院近い、静か
- デメリット: ちょっと寂しい
東川町「田舎で自然派老後」
行政サービス1位で町民みんな優しい。
- メリット: 空気きれい、水美味い、人情厚い
- デメリット: 病院は旭川まで(車15分)
【ワンポイント】
医療最優先なら中央区、自然重視なら東川町。真駒内は両方のバランス型。
北海道住まい選び「落とし穴」5選
「光熱費、想定外に高い」事件
北海道での生活で、まず驚くのが光熱費の高さ。
なんと!北海道は全国で最も光熱費が高い地域なんです。総務省統計の家計調査によると、北海道の年間光熱費支出額は全国で第1位で、特に暖房費が全国平均の約3.4倍にも…(高すぎでしょ)
主な暖房用エネルギーは以下の通りで、それぞれに特徴があります。
-
灯油:北海道で最も使われているのが灯油。冬場は一人暮らしで月3,000円~6,000円、家庭用では月2~4万円かかることもあります。
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都市ガス:札幌など都市部で比較的安価で、札幌市の平均月間都市ガス料金は2,470円。しかし、近年の値上げ傾向には注意が必要です。
-
プロパンガス:配送コストが高く、全国的に見ても高額になる傾向があり、5㎥使用時で月6,749円、10㎥使用時で月11,099円が目安。
-
オール電化:電気代高騰の影響を受けやすく、年間の光熱費が非常に高額になるケースがあり、例えばエコキュート+ヒートポンプ暖房+IHヒーターでも年間46万6,900円、古い電気ボイラーなどでは年間61万7,300円から72万8,400円になる試算もあります。これはヤバイ!
物件選びの際は、高気密・高断熱であるか、都市ガスが利用できるかなどを確認し、光熱費を抑える工夫をすることがとーーっても重要!道民は家探しの際に、ここはメチャクチャ気にします。
除雪問題(戸建ての宿命)
雪かき、想像以上にキツいです。
- 市の除雪:道路のみ(家の前は自分で)
- 除雪サービス:月1-3万円(シニアは必須)
- 雪かき用具:最初にちゃんとしたの買って
車いる?いらない?問題
- 札幌市中央区: なくても生活可能
- 郊外: あると便利(維持費年50万円)
- 田舎: 必須(軽でもいいから)
病院遠い問題
総合病院まで30分が北海道基準。本州感覚だと遠い。
移住支援、知らなかった問題
申請しないともらえないのが移住支援。事前調査必須です。
まとめ:北海道住まい選び、3つの鉄則
鉄則1:年代に素直になる
20代で東川町選んでも退屈だし、60代ですすきの選んでもうるさいだけ。年相応が一番です。
鉄則2:北海道コストを甘く見ない
光熱費、除雪費、車維持費。本州の1.5倍は覚悟してください。
鉄則3:移住支援は使い倒す
自治体は移住者が欲しい。遠慮しないで、もらえるものは全部もらいましょう。
最後に
北海道は本当にいいところです。でも住まい選びは慎重に。引っ越しって想像以上に疲れますから。
みなさんの北海道ライフが最高になることを願っています!