【新千歳空港】札幌農学校の焼き立てスイーツがうますぎた
北海道を代表するクッキーと言えば、札幌農学校の北海道ミルククッキーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
その札幌農学校が2024年7月24日(水)に新千歳空港の国際ターミナルビル2Fにオープン!
なんとここでは焼き立てスイーツが食べられるんです!
・焼き立て酪農チーズケーキ
・焼き立て北海道アップルパイ
・焼き立て北海道ミルククッキー
「焼き立て=絶対美味しい」ですよね〜
現在、この焼き立てが食べられるのは新千歳空港ファクトリー店だけ!お店へいそげ!!
札幌農学校とは
北海道開拓時代に実在した学校で、現北海道大学の前身だったのが札幌農学校です。明治9年に札幌に置かれた高等教育機関で初代教頭クラークが学長を務めたマサチューセッツ農科大学をモデルとして、農学のみならず医学・工学・文学等幅広い教育を行い、日本の近代化を支える人材を輩出してきた学校です。
北海道ミルククッキーの誕生秘話
北海道コンフェクトグループ会長の長沼昭夫氏の母校である北海道大学に少しでも寄付をしてお菓子を作り続けたいという思いで、2005年4月に北海道大学の入学式にて販売をしたのがきっかけとなりました。
ちなみに、現在までに累計3億枚以上売り上げているそう…すごい!
ココだけの話、東苗穂にあるきのとやの工場直売店では割れたクッキーが安く買えるんです!
さてさて、前置きはこれくらいにして、新千歳空港ファクトリー店で販売された新商品をご紹介します。
読みながらヨダレを垂らさないように気をつけて!
ぷるぷる!焼き立て酪農チーズケーキ
まずこれを言わせてください。
「ぷるぷる」です!
「ふわふわ」という表現も間違ってはいないですが、焼き立ての酪農チーズケーキを見れば「ぷるぷる」としか言いようがないです。
味は素材をしっかり活かした優しい甘さ。決して濃厚ではなく、いくらでも食べられる優しい味です。
いい素材を使って大事に作られた、食べる人が笑顔になるのを想像しながら作られたんだろうなと思いました。
また、これこそ出来立ての醍醐味といっていいでしょう「香り」です。ミルク、卵、チーズが三位一体となって立ち上がる香りが食欲をそそり、そして旨味をより昇華させます。
この香り、食感、味はぜひ食べていただいて体験してもらいたい!言葉では伝えきれません!
では、最後にどれだけ「ぷるぷる」なのかを動画で紹介します。
見よ!この King of PURUPURU を!
商品開発秘話
子供から大人まで誰もが大好きな焼きたての商品を作りたい、そういう思いで今回何を作ろうか、そこからいろいろ議論されたそうです。
チーズケーキ以外にも様々な案がありましたが、最終的に8割の人たちが食べて喜ぶようなお菓子を作りたいということでチーズケーキに至ったそうですが、ひと言でチーズケーキといっても、レアチーズケーキとかベイクドチーズケーキ、スフレチーズケーキなど様々なチーズケーキがあります。
そういった中で、今回はその場でお客が空港に来てすぐ向かいの席に座るようなスペースでも食べてもらえるとか、持ち帰りしても家族でカットして食べてもらえる、そういった商品を作ろうというところでスタートしたそうです。
チーズケーキのこだわりは自社牧場で採れる放牧牛乳を使い、北海道産のチーズを複数ブレンドして低温でじっくり蒸し焼きして、しっとりふんわりとした口どけに。そのため製造に非常に時間がかかり、全てお店の工房で作り上げてるので大量生産がなかなか難しい商品なんです。
自信を持った商品を展開したいと思い、美味しさに一番にこだわったため一度にたくさん焼けるような商品にはならなかったのですが、本当に自信を持って届けられる商品となったそうです。
サクサクゴロゴロ!焼き立て北海道アップルパイ
告白します。わたくしアップルパイが苦手なのです!
「おいおい、今からアップルパイの紹介するのに何言ってんだコイツ」と思われたでしょう。
しかーーーし!
このアップルパイは美味しかった!食べられました!もう一個食べたかった!笑
アップルパイってこんなに美味しかったっけ?と思いながら夢中になってバクつきました。
まずは、サクサクの生地。サクサク過ぎて自分で「サクサク」言ってるのかな?と思うくらいサクサクです。
すでに↑ここだけでサクサクx4回も書くほどサクサクなんです。
これは丁寧に二度焼きしているから出せるサクサクだそうです。
そして!
大きなリンゴがゴロッゴロ入ってて、これがまた甘酸っぱくて、食感も食べごたえがあってジューシーなんです。
そこに濃厚でまろやかなカスタードクリームがトロっと出てきて、リンゴの甘酸っぱさを包み込みます。
サクサク x ゴロゴロ x トロトロで、これが擬音のハーモニーやーー!
すいません、テンション上がりすぎてしまいました…
アップルパイが苦手なそこのアナタ!
騙されたと思って、この「焼き立て北海道アップルパイ」を食べてみてください。
後悔はさせませんよ、フフフ。
商品開発秘話
アップルパイはきのとやでも以前から札幌ファクトリー店でずっと販売しており、とても人気がある商品。
その人気のあったアップルパイを札幌農学校らしくアップグレードするにはどのようにしようかということで、試作を何度も繰り返しました。まず、片手で食べられるところが魅力だったので、札幌農学校でもワンハンドスイーツ、つまり片手で食べられるような形状を考えられました。
リンゴのようにコロンと丸い形が特徴で、アップルパイの周りについている紙も実はオリジナルで札幌農学校という文字を英語と日本語が入っています。
今、海外の方も新千歳空港に多くいますし、地元の方にも食べてもらいたい、そこで紙もデザインにこだわったそうです。
パイ生地のサクッとした感じが見た目からも伝わってくるような形状にもこだわっています。そして、中のリンゴは北海道産のリンゴを使っていて、シロップで漬けて材料を生かした製法にしています。
札幌農学校らしいアップルパイにするため、カスタードの量を倍増しました。
パイ生地についてはこれまでの技術を生かして、北海道産のバターを生地に織り込みながら層を作った手作りの自家製パイになっていて、そちらをくり抜いたものに中にリンゴとカスタードを入れて、2度焼きしています。その後、カスタードクリームをまた注入することで、さらに外側のパイ生地に熱がしっかりと入るそうです。これまでのアップルパイよりもお椀のような形にすることで、さらに火の入りが良くなり、バターやパイの香ばしさ、食感のサクサク感などもアップしています。
香り際立つ!焼き立て北海道ミルククッキー
札幌農学校といえば北海道ミルククッキーですよね。
その「焼き立て」が食べられるのはここだけ!
焼き立てなので、バターの香りが鼻の奥にまで広がり、口の中に入れるとホロホロと崩れていきます。
焼き立ては本当にホロホロなので、優しく持って口の中に運ぶまでは崩れないように気をつけてください。
いつも食べてる「北海道ミルククッキー」と、ここでしか買えない「焼き立て北海道ミルククッキー」を食べ比べるのもいいかもしれませんね。
商品開発秘話
いわゆる大量生産の生地を作って、そしてそのまま型で抜かれて焼かれていくようなクッキーと違って、口どけとサクサクの食感にこだわるためにアイスボックスという製法を使用。
一度生地を作って寝かせることで、バターの味わいや生地の滑らかさなどが変わり、焼いたときにサクッと仕上がったり、食べたときに口どけがよくなります。焼き立ての商品はよりそのサクサク感、口どけ感、あとは焼きたてのときのバターの香りがすごく広がるので、その美味しさをその場で食べて欲しいという想いから開発されたそうです。
「すぐに食べてもらいたい」
そういった商品なので、あえて袋で販売されています。
例えば札幌近郊、北海道にお住まいの方で空港に来られた方には車中で食べながら帰ったり、あとは空港でその場ですぐ食べてもらう。遠方の方には飛行機の中で食べてもらう。そんな商品になれたらという想いが込められています。
コーンがうますぎ!酪農ミルクソフト
このソフトクリームは間違いないです。
何故かって?
きのとやの「極上牛乳ソフト」が新千歳空港で売られているソフト・アイスクリームの総選挙で5連覇をしてて、そのノウハウがあるからです!
美味しくないわけがない。もう食べる前から美味しい確定です。レインボー演出です。
自社牧場で搾りたての放牧牛乳を使っているので、やっぱり素材がいい。その美味しい牛乳を独自の製法で製造していて、牛乳本来の美味しさを味わえます。
粘度は少しねっとり系で、優しい甘さで後味スッキリ。いくらでも食べられます。
で、ソフトクリームが美味しいのは当然なのですが、このサブレ生地でできたコーンが絶品!
このコーンはちょっと贅沢じゃない!?と思えるほど、ソフトクリームのコーンにしては美味しかったです。
サクサクはもちろん、風味と甘みがソフトクリームと相性が抜群にいいんです。「北海道ミルククッキー」も付いてきて、これも相性抜群。
美味しいだけじゃない、一度で色んな楽しみがあるソフトクリーム、それが「酪農ミルクソフト」です。
商品開発秘話
ソフト・アイスクリームの総選挙で5連覇をしている、きのとや「極上牛乳ソフト」に負けないソフトクリームを作ろうと、来年は1位を目指しているそうです。
牛乳は日高町にある自社牧場で採れた放牧牛乳を使用していて、札幌市清田区にある「きのとやファーム店」にミルクプラントがあり、そこでヨーグルトや牛乳を作るのと一緒に当日に採りたての牛乳がその場でソフトクリームミックスになってお店に届くので、牛乳の美味しさというのをダイレクトに感じることができます。
きのとや「極上牛乳ソフト」は洋菓子店のソフトクリームとして、より濃厚でもっちりとした食感のソフトクリームですが、札幌農学校「酪農ミルクソフト」は本当に牛乳そのものという感じを目指して、さっぱりとし、牛乳の味わいが口の中で広がり、口どけもとても良く、そういったところで違いを感じることができます。
また、「焼きたて北海道ミルククッキー」を添えており、コーンもブーケサブレというサブレを使用して、ミルク感をたっぷり感じられるクッキーなので相性が抜群です。
他にも美味しいスイーツがズラリ
これまで紹介してきた商品以外にも、美味しいスイーツがたくさんあります。
【北海道ミルククッキー】
バターとミルクの風味あふれるサクッと滑らかな食感
【開拓の詩 三枚重ねチョコがけクッキー】
ほどける軽やかなクッキーの食感、ミルクチョコレートのまろやかさ
【酪農ミルクプリン】
放牧牛乳の濃厚な美味しさが際立つ、北海道の豊かな味わい
【北海道チーズスフレ】
なめらかな口どけ、素材の美味しさそのままに
【北海道チーズタルト】
濃厚なチーズムースとサクサクなタルト
【酪農焼きチーズケーキ】
3種類のチーズが織りなす、焼き上げた香ばしさ
店舗詳細情報
焼きたての商品を食べてもらえる専門店としてオープン。
色調を黄色で統一し、お菓子がとにかく美味しそうに見えるようにし、木やタイルの素材を使ってぬくもりを感じられるようなお店作りを目指したそうです。
営業時間は朝の9時から夜の8時まで休業日なし。裏の工房では毎日焼きたての商品を製造しています。
商品ラインナップは2024年7月オープン時点では10商品。
- 住所
- 新千歳空港ターミナルビル2階
- 電話番号
- 050-5897-0394
- 営業時間
- 9:00~20:00
- 定休日
- なし