【安平】子どもにやさしいまちは「みんなが幸せになれるまち」!安平町の魅力と取り組みをご紹介♪
みなさんは「安平町(あびらちょう)」をご存じですか?
胆振総合振興局管内の北東部に位置し、札幌都心から車で80分、新千歳空港からの20分と都市部へのアクセスも良好ながら、ほどよい自然暮らしのできる町です。
年間を通して北海道の中でも温暖な地域で、冬の積雪量が少ないことも特徴のひとつ。
そんな安平町は、日本一の公教育を目指すまちとして現在さまざなな取り組みを行っており、さらに移住支援も充実!!
今回は、安平町の魅力や取り組みについてご紹介します!
「教育」・「移住」・「自然」・「地域コミュニティ」これらのキーワードにピン!と来た方必見です♪
日本初!ユニセフ日本型「子どもにやさしいまちづくり事業」実践自治体として承認
子どもにやさしいまちづくり事業とは?
ユニセフは「みんなが幸せになれるまち」をつくるために、「子どもにやさしいまちづくり事業(CFCI)」を推進しています。
CFCIとは、子どもと最も身近な行政単位である市町村等で、子どもの権利条約を具現化する活動なのですが、わかりやすく言い換えれば
“まち”の人々がみんなでみんなの“まち”を作っていくこと、とりわけ、子どもたちにも当事者として話を聞き、みんなでまちづくりをしよう!
ということです。
安平町では「子どもにやさしいまちづくり」を「子どもがあたり前に意見できるまちづくり」、「子どもたちが安心して遊べるまちづくり」と捉え、子どもたちが主人公のまちを目指しています。
安平町のあびら教育プラン
あそび・学び、挑戦へ
「遊育」「あびらぼ」「ワクワク研究所」「ABIRA Talks」という4つの事業を通じて、様々な「学び」から「挑戦」に繋げる独自の教育手法「あびら教育プラン」に取り組んでいます。
子どもから大人まで、自分の人生を豊かに生きるために挑戦する人を応援し、挑戦が次々と生まれる文化を作ることで、より良い町を目指しています。
安平町立早来学園の開校
コンセプトは『自分が“世界”と出会う場所』
今から5年前、平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震。
安平町も甚大な被害を受け、学校の校舎やグラウンドにも大きな被害が。
復興の中で、元に戻すだけではなく前より良いものをつくり、復興の象徴(シンボル)となる学校を目指し、2023年4月に小中一貫の義務教育学校である安平町立早来(はやきた)学園が開校しました。
室名はどのような“世界”と出会うかを表している
学校で普段過ごす場所と言えば「教室」がおなじみ。
しかし、早来学園では「教室」という名称をあえて使用していません。
従来の「教える/教わる場所」から「学ぶ場所」へとイメージの転換を図り、1年生~9年生まで共通した名称「ホーム」と呼ばれています。
そのほか例えば美術室は「アトリエ」と呼ばれ、サブテーマである「美の追求」を通して新たな世界と出会う場所としての役割があります。
光が降り注ぐ廊下は「光のプロムナード」と呼ばれています。
季節や時間によって変化するこの場所で、友だちと語り合う瞬間は大切な一場面になりそうです^^
授業中でも利用できる開放エリアも!
「児童・生徒のみなさんだけでなく、地域の方々も学べる場所になってほしい」
そんな思いも込められた早来学園は、積極的に学校を開放することで地域とのつながりも持てる場所です◎
「まなびお」と呼ばれる図書室などの地域開放区域はもちろんのこと、学校が使用していない時間に使える共用エリアとして、キッチンや大アリーナ(体育館)なども開放しています。
CFCIに取り組む中でつくられた早来学園。実際に通う子供たちの意見も勿論取り入れられています。
まさに最先端をいく最新の教育現場ですね!
安平町立早来学園
道の駅あびらD51ステーション
2019年4月19日、安平町にオープンした道の駅あびらD51ステーション。
北海道じゃらん2023年4月号掲載の道の駅満足度ランキングにおいて、4年連続トップテン入りを果たし、道内でも指折りの人気のある道の駅です。
D51の迫力を間近で体験できる
かつて鉄道のまちとして栄えた追分。
その歴史を学ぶことができ、実際に走っていたD51(デゴイチ)を間近で見ることができる鉄道資料館も道の駅内にあります。
筆者も以前、屋外展示を行っていた日に実際に見たことがあり、その迫力に子どもと大興奮したのでした。
鉄道ファンはもちろんのこと、子どもから大人までその佇まいに魅了されます◎
テイクアウトコーナーや特産品・農産物直売コーナーも楽しい
安平町産の原材料を使った食料品やお酒、道の駅オリジナル商品や雑貨などが豊富に揃う特産品コーナーはおみやげ購入にぴったりです♪
テイクアウトコーナーのもくもくD51ソフトは、煙を出しながら力強く走る蒸気機関車をイメージした灰色が特徴的。ごま味に見えますが、実は濃厚バニラ味!
農産物直売所『ベジステ』では、てまひまかけた有機栽培の野菜や旬の野菜が並んでいますよ。
安平町の「美味しい」が道の駅には揃っていますね!
- 住所
- 勇払郡安平町追分柏が丘49-1
- 電話番号
- 0145-29-7751
- 営業時間
- 【道の駅あびらD51ステーション】
9:00 〜 18:00(4月〜10月)/9:00 〜 17:00(11月〜3月)
※テイクアウトコーナーは10:00 〜 17:30(4月〜10月)/10:00 〜 16:30(11月〜3月)
【農産物直売所】
9:00 〜 17:00(4月〜10月) - 定休日
- 休館日:12月31日〜1月3日(駐車場および公衆トイレを除く)
9月30日には安平町への親子バスツアーも!
これまでご紹介した通り、日本一の公教育を目指している安平町。
早来学園を核に、公営塾など民間ともタッグを組んだ取り組みが奏功し、移住者が町内全域で増えています。
「教育環境も最先端で豊かな自然があるのに都心部へのアクセスも近い、それなら住んでみたい」という方もいらっしゃるのでは?
そんな方に朗報です!!
9月30日に札幌駅発着で安平町への親子バスツアーが開催されますよ◎
お子さまの初めてのバスツアーにもおすすめ★
子連れでのバスツアー、ハードルが高いと思われませんか?
このバスツアーなら大丈夫。参加者全員が子育て中!
安心して参加できますよ。
ツアーでは
・安平の自然を堪能できるバーベキューを皆さんで楽しみ
・先ほどご紹介した早来学園を見学
・道の駅あびらD51ステーションにも立ち寄ります
さらに安平町の現地の方にもサポートいただけるので、移住を考えている方にも大変おすすめのツアーです。
子どもと自然の中で思い出作りをしたい!
最新の教育現場を見て、取り入れたい!
という方にもおすすめします♪
魅力あふれる安平町に行ってみよう
胆振東部地震から5年、多くの建物被害があったにもかかわらず急速に復興を遂げた安平町。
元に戻すだけではなく、日本一の公教育をめざして最先端を走る町でもあります。
子どもにやさしいまちは「みんなが幸せになれるまち」をカタチにしている魅力的な安平町に、みなさんも是非訪れてみてくださいね!