札幌市の救急車のいま・救急車を呼ぶか迷った時の対応
札幌市広報課が「広報さっぽろ6月号」の中から注目の情報をピックアップ。
今回は、救急車を呼ぶべきか迷った場合の対応方法を紹介します。
救急出動件数と現場到着までの時間は増加傾向
昨年の札幌市内の救急出動件数は、11万9,872件で過去最多に。
また、救急出動件数が増えていることで、現場の近くに救急隊がおらず、離れた場所から現場に向かわざるを得ない場面が増えたことなどにより、救急隊の出動から現場に到着するまでの平均所要時間も増加傾向です。
中には救急出動に適さない要請も
救急車の要請の中には、「紙で指を少し切ってしまった」「お酒を飲んでしまって運転できない」など、明らかに救急車の利用に適さない、緊急性が低い要請もあります。
救急車を本当に必要な人が使えるように
救えるはずの命を救うために、限りある救急車の適正な利用が大切です。
急な病気やけがで救急車を呼ぶべきか迷ったら
①救急安心センターさっぽろ#7119に電話
対応地域:札幌市、石狩市、新篠津村、栗山町、当別町、南幌町、島牧村
(ダイヤル回線、IP電話は011-272-7119。聴覚に障がいがあるなど電話が難しい方はファクス011-241-7331。21の外国語にも対応)
②病気やけがの状態を伝える
③緊急性が高い場合は119に、緊急性が低い場合は医療機関の案内や応急手当ての助言を受ける
以下のいずれかに当てはまる時は、ためらわずに119を
・意識がない(返事がない)、もうろうとしている
・ろれつが回らない
・突然、片方の手足に力が入らなくなる
・急な息切れや呼吸困難
・頭、腹、胸、背中が突然激しく痛む
・広範囲のやけど など
救急車を呼ぶ目安を詳しく紹介したページはこちら
広報さっぽろ6月号で詳しく紹介しています
広報さっぽろ6月号では、これからの季節に特に注意してほしい熱中症への対策なども紹介しています。
他にも、さまざまな情報を掲載しています。
・クローズアップ(火葬場と市営霊園の料金制度の見直しを検討します)
・施設リサーチ(アイヌ文化交流センター)
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