
暑い夏に涼景を!北海道の魅力的な水族館
夏の暑い日にはどこか涼しい場所へ逃げ込みたくなりますよね。そんなときには水族館鑑賞がおすすめです。優雅に泳ぐ魚たちや涼しげな水の気配に包まれて、心身ともにリフレッシュすることができます。
この記事では北海道が誇る魅力的な水族館および見どころをご紹介します。
北海道のおすすめ水族館
北海道には、それぞれ趣の異なる魅力的な水族館があります。外観や展示生物はもちろん、ユニークな展示方法にも注目です。
おたる水族館
小樽の大自然の中にたたずむ「おたる水族館」。本物の海に柵を設置しただけの海獣公園では、アザラシやトド、セイウチなど、野生に近い迫力ある動物の姿が見られます。アザラシは日本近海に生息する5種類のうち4種を展示しており、飼育頭数は日本一という充実ぶりです。そのほか珍しいネズミイルカの展示や、真冬の小樽の海水温を再現した「日本一冷たいタッチプール」など、ここでしかできない体験も◎
- 住所
- 北海道小樽市祝津3丁目303番地
- 電話番号
- 0134-33-1400
- 営業時間
- 2025年 3月15日~10月15日 9:00~17:00(最終入館 16:30)、2025年10月16日~11月24日 9:00~16:00(最終入館 15:30)
※夜間・冬季は営業時間が異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。 - 定休日
- 2025年2月25日(火)~2025年3月14日(金) / 2025年11月25日(月)~2025年12月12日(金)
- 備考
- ・アクセス: JR小樽駅から北海道中央バス「おたる水族館」まで25分
・入場料金:大人 1,800円、小・中学生 700円、幼児 350円(年パスあり)
登別マリンパークニクス
デンマークのお城を再現した「ニクス城」がそびえ立つ、道内最大級の水族館「登別マリンパークニクス」。400種20,000点の生き物を飼育しており、サメやエイが足元を泳ぐ水上エスカレーター、万華鏡のような空間で楽しむ金魚展示、大型のアクアトンネルなど、涼やかで美しい空間に浸ることができます。
ショーアトラクションも豊富で、人気のペンギンパレードやアザラシのリングプール、光と音を融合したイワシの群泳など、ここでしか見られないパフォーマンスも◎サメやカブトガニに触れられるタッチプールや、アコヤ貝の真珠取り出し体験など、思い出作りにも最適なスポットです。
敷地内には「遊園地ニクスランド」も併設されているため、子連れやイベント好きには特におすすめ。フォトスポットとしてもよく映えます。
- 住所
- 北海道登別市登別東町1丁目22
- 電話番号
- 0143-83-3800
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入園16:30)
- 定休日
- なし
- 備考
- ・アクセス:JR登別駅 徒歩5分
・入場料金:中学生以上 3,000円、こども 1,500円、3歳以下無料(セット券などあり)
AOAO SAPPORO
2023年オープンの都市型水族館で、札幌中心部の大型複合施設「モユクサッポロ」の4~6階に併設されている「AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)」。水生環境にフォーカスしたり、生き物と人との関わりを表現したりなど、新たな角度から水と生き物を捉えた新感覚の展示が展開されています。
最上階ではペンギンの遊泳やクラゲの展示を楽しめるほか、デジタルアート「BLUE ROOM(ブルールーム)」では涼しげな海の世界に没入することができます。また、館内は全フロア飲食可能で、併設された「シロクマベーカリー」ではパンやアルコール、ソフトクリームの購入も可能です。買い物帰りにふらっと立ち寄れるアクセス抜群の立地も◎
- 住所
- 北海道札幌市中央区南2条西3丁目20 moyuk SAPPORO 4階-6階
- 電話番号
- 011-212-1316
- 営業時間
- 10:00 - 22:00(最終入館 21:00)
- 定休日
- なし
- 備考
- ・アクセス:地下鉄「大通」駅 徒歩約3分、札幌市電「狸小路」停留場 徒歩1分
・入場料金:大人 2,000~2,200円、小・中学生 1,000~1,100円、幼児 200円(時期によって異なります。年パスあり)
新さっぽろ サンピアザ水族館
JR・地下鉄直結の都市型水族館で、海・川の小魚やペンギン、ゴマフアザラシ、コツメカワウソなど約200種の幅広い生き物を展示する「新さっぽろ サンピアザ水族館」。規模はコンパクトながら展示は網羅的で、ショッピングや食事ついでに立ち寄りやすいのが魅力です。デンキウナギの発電実験やスタッフのエサやりを見学することもできます。
- 住所
- 北海道札幌市厚別区厚別中央2-5-7-5
- 電話番号
- 011-890-2455
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- なし
- 備考
- ・アクセス:地下鉄「新さっぽろ」駅 徒歩5分、JR千歳線「新札幌」駅 徒歩3分
・入場料金:大人1,200円、子ども(~中学生)400円、65歳以上800円(年パスあり)
サケのふるさと 千歳水族館
日本最大級の淡水魚水族館で「サケのふるさと 千歳水族館」。サケの仲間や北海道の淡水魚を中心に、世界中の淡水生物を展示しています。日本初・千歳川に直接設けられた『水中観察ゾーン』では、四季折々の生き物の営みをリアルに観察することが可能です。
パネルや実物を通してサケの生態やサケにまつわる歴史を学べるほか、唯一のほ乳類であるアメリカミンクも見どころ。タッチプールやドクターフィッシュなどの体験ゾーンも用意されています。
- 住所
- 北海道千歳市花園2丁目312
- 電話番号
- 0123-42-3001
- 営業時間
- 9:00~17:00(冬季時短営業10:00~16:00)
- 定休日
- 2025年12月29日~2026年1月1日、2026年1月13日~1月31日
- 備考
- ・アクセス:JR千歳駅から約900m
・入場料金:大人 800円、高校生 500円、小・中学生 300円(乳幼児は無料。年パスあり)
北の大地の水族館(山の水族館)
川辺の生き物に特化しており、自然を忠実に再現した展示が魅力の「北の大地の水族館(山の水族館)」。日本最大の淡水魚であるイトウのうち、1m級の個体が20匹も飼育されています。魚たちが激流をたくましく泳ぐ「滝つぼ水槽」など、ユニークな見せ方が魅力の施設です。
また、世界初・冬限定で見られる、凍りついた川面の下を泳ぐ魚たちの展示にも注目。鮮やかな季節変化や本来の生態を間近に体験できるため、魚好きや自然派の方にぴったりです。
- 住所
- 北海道北見市留辺蘂町松山1-4
- 電話番号
- 0157-45-2223
- 営業時間
- 9:00~17:30(最終入館時間17:10)
- 定休日
- 4月8日~4月14日、12月第2月~金曜、12月31日、1月1日
- 備考
- ・アクセス:JR留辺蘂駅から道の駅おんねゆ温泉行きバス約20分、終点下車徒歩2分。
・入場料金:一般料金 670円、中学生 440円、小学生 300円(団体料金・年パスあり)
ノシャップ寒流水族館
日本で100番目に建設された最北端の水族館「ノシャップ寒流水族館」。北の冷たい海をテーマにした展示が特徴で、アザラシやペンギンの可愛らしい給餌タイムは特に人気です。規模は大きくないものの、北の海ならではの魅力がぎゅっと詰まっています。隣接する「稚内市青少年科学館」についても、共通の入館料で利用できるのが魅力です。
- 住所
- 北海道稚内市ノシャップ2丁目2番17号
- 電話番号
- 0162-23-6278
- 営業時間
- 9:00~17:00(4月29日~10月31日)、10:00~16:00(11月1日~3月31日)
- 定休日
- 4月1日~28日、12月1日~翌年1月31日
- 備考
- ・アクセス:JR稚内駅より宗谷バスで「ノシャップ」行きに乗車(所要時間15分)、「ノシャップ」で下車 徒歩5分
・入場料金:一般・高校生・大学生 500円、小・中学生 100円
まとめ
暑さが身にしみる夏、水族館は最高の避暑地です。海の仲間たちとの出会いや神秘的な水中世界が織りなす涼景は、心に安らぎと感動を与えてくれます。この夏の休息に、北海道の魅力的な水族館を訪れてみてはいかがでしょうか。