
【おうちごはん】札幌近郊の名店発レトルト食品は美味しい!?
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雪が降り、いよいよ冬本番となるこの時期。
寒さが増すと、「外へ買い物に行くのも億劫」「外食もなんだか面倒」と感じる日も多いですよね。
そんなときに頼りになるのが、手軽においしいごはんを楽しめる「レトルト食品」。
なかでも、名店の味をレトルトで再現した一品は、自宅で気軽にちょっとした贅沢気分を味わいたいときにぴったりです。
今回は、札幌近郊の名店とコラボしたレトルト3品を実際に取り寄せて、「本当においしく食べられるか」をレビューしてみました。
レトルトあんかけ焼きそばの餡&スープカレーを食べてみた!
【小樽】龍鳳「腹黒あんかけ焼きそば」
小樽・梁川商店街の老舗町中華「龍鳳」が監修した、具入りレトルトあんかけ焼きそば。
昭和の風情を感じさせる名店の味が「自宅で味わえる一皿」として新登場!それだけでテンションが上がります。
黒胡椒ソースとたまり醤油を使用した、ピリ辛でとろみのあるあんが特徴。具材には豚肉ときくらげがたっぷり入り、300gという圧倒的なボリュームも魅力です。
レトルトパウチは、そのまま湯煎や電子レンジで温めるだけでも美味しく食べられますが、今回は家にあった野菜(白菜・にんじん・もやしなど)を加えて“かさ増しアレンジ”に挑戦。
「あんかけ焼きそばの素」として使ってみました。焼きそばの麺に軽く焦げ目をつけ、フライパンで炒めた野菜と温めたあんを上からかければ、大人2人+小学生1人でも満足できるボリュームのあんかけ焼きそばが完成!
野菜を入れすぎたせいか、少し味が薄めになってしまいましたが…それもご愛敬。お酢をかけてさっぱりといただきました。
このあんはご飯にかけても絶対に合うと思います。
大満足の「腹黒あんかけ」です!
【澄川】木多郎「チキンスープカレー」
札幌・澄川で四半世紀にわたり愛されるスープカレーの名店「木多郎」。
今回はその味を自宅で楽しめる「チキンスープカレー」のレトルトをお取り寄せしてみました。
袋を開けて深皿に注いだ瞬間、まず驚かされるのは具材の大きさ。チキン、にんじん、じゃがいもがごろっと入っていて、とてもレトルトとは思えない贅沢感です。ラップをして電子レンジで2分ほど温めれば、あっという間に食卓へ。
チキンは骨なし、ほろほろで食べやすいです。じゃがいもとにんじんも存在感ありですが、レトルトのせいか野菜本来の香りが少し弱まっている印象。
冷蔵庫の余り野菜をレンチンしてトッピングしたり、焼いたピーマンなど合わせると栄養的にも良さそうです。
「インド風スープカレー」とありますが、辛さよりも出汁のうまみと深いコクが印象的。まろやかで角のないやさしい口当たりで、まるで丁寧に炊き出したガラスープのような濃厚さがあります。
辛味は控えめなので、お好みで辛味スパイスなどを加えるのもおすすめです。
【札幌】SAMA「チキンスープカレー」
北海道内で10店舗以上を展開し、東京にも進出している人気スープカレー店「SAMA」。
今回はそのレトルト版「チキンスープカレー」を自宅用に取り寄せてみました。
特徴は、じっくり炒めた玉ねぎと濃厚なトマトのコク。筆者は店舗ではいつも「キーマ納豆カレー」を注文するのですが、このレトルトにも納豆が合うのでは?と思い立ち、冷蔵庫にあったひきわり納豆をトッピング。するとこれが大正解!
やはりSAMAのスープカレーには納豆がよく合います。
ネバネバ感がほどよいとろみとなり、トマトの酸味とコクが引き立って旨さ倍増です。
チキンレッグが丸ごと1本入っていて、長時間煮込まれているせいか、骨からほろほろと身が崩れるやわらかさがたまりません。
「レトルト食品」は美味しいご馳走になる!
名店の味を自宅で手軽に楽しめるのは嬉しいですね。レトルトとは思えないほど本格的な味わいで、思わず驚かされました。また、「余った野菜を足す」「納豆をトッピングしてみる」など、少し手を加えるだけで自分で作ったような満足感があり、よりおいしく感じます。
レトルト食品は賞味期限が長く、災害時の備えとしても便利。また、「今日は少し疲れて料理したくないな」という日の手軽なごはんにも最適です。
冷蔵庫を覗いて「今日は何を食べようかな」と迷ったときの選択肢のひとつとして、名店のレトルト食品を活用してみてはいかがでしょうか。

