【石狩】自動販売機で買えるのはカレー!?石狩の人々の思いの詰まったカレーの缶詰イシカリー

先日、ちょっと変わった自動販売機を見つけました。

売っているのは飲み物ではなく、なんとカレーなんです。

この自動販売機があるのは市内の土地・中古住宅専門店である(株)中島測量設計花川南店リフォームプラザ前です。

そもそもイシカリーとはなんなのでしょうか。

イシカリーは2018年に石狩市厚田で石狩青年会議所の事業であるカレーサミットで生まれました。
イシカリーを石狩の地域ブランドにすべく市内の飲食店と開発を始め、2020年に株式会社イシカンが設立されイシカリーが販売されることとなりました。

なぜイシカリーは缶詰なのでしょうか？
それは、石狩市の歴史に関係がありました。

明治10年10月10日に石狩缶詰所で石狩川で獲れた鮭の缶詰が作られました。
日本でアメリカ製の製缶機や製造機械で本格的な缶詰を製造し始めたのは石狩缶詰所が最初だったのです。

こうした石狩の缶詰の歴史があるからこそイシカリーは缶詰であることにこだわったのですね！

ちなみに、いしかり砂丘の風資料館では手動の缶詰マシーンが設置されており150円でオリジナルの缶詰を作ることができます！
石狩缶詰所のサケ缶を復元したラベルを貼ることができますよ♪

さて、先ほどの自動販売機に戻ります。

私は今回、望来豚（もうらいとん）を購入しました！
700円…なかなか高級なカレーに期待が高まります…！

2023年9月13日に購入して、賞味期限が2024年12月10日のものが出てきました。

それでは食べてみます。

望来豚のひき肉を使ったキーマカレーのようです。
辛さはちょっとピリッとする感じ。中辛くらいの辛さでしょうか。
小さい子供が食べるのは難しそうです。

大人には程よい辛さで、望来豚のお肉の食感も楽しめ美味しくいただくことができました♪

イシカリーの自動販売機は、実は3台あります。
始めに紹介したものの他に道の駅石狩あいろーど厚田に1台、イベント用が1台あります。
3台全てデザインが異なるので見つけた際はチェックしてみて下さいね⭐︎

あいろーど厚田では自動販売機以外にもi-STORE（地場産品販売コーナー）でも買うことができますよ！
その他イシカリーを取り扱っているお店は公式サイトで確認してみて下さい。

また、オンラインショップでも購入することができるので気になる味があれば試してみてはいかがですか？

現在販売されているイシカリーの種類ですが
望来豚入りキーマカレー、浜益産たこカレー、花畔（ばんなぐろ）なめこカレー、想いの茸（中標津しいたけ「想いの茸」を使用した甘口和風カレー）、ミニトマトの冷たいカリーがあるようです。

カレーの他にもマーボー缶甘口・辛口、たこのコンフィ、豚汁（塩味、醤油味）があります。
いずれも素材にこだわった逸品です。

いかがでしたか？
レトルトともちょっと違う、缶に美味しさと地域の方々の思いが詰まったイシカリー。

イベントや催事などで販売していることもあるので石狩市外でも購入できるチャンスがあるかもしれません。
見つけた際はぜひ手に取ってみてくださいね♪