
気づけば時間を忘れる。 カレーと古着の店、旭川「The Kawaz Market」
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The Kawaz Marketとは?
2025年12月15日、旭川の緑町にグランドオープンした「The Kawaz Market」(ザ・カワズマーケット)」。パッと見は爬虫類ショップと見間違えそうな看板だが、古着とカレーを扱う、少しユニークな店舗だ。
倉庫のような無骨さがありつつ、木のぬくもりを感じる扉と窓が印象的で、どこか無国籍な雰囲気も漂う。駐車場が少し分かりにくいが、表側と店舗向かって右側、裏にも5台分のスペースがある。
古着屋スペース
店内に入ると、通路の向こうにある、たくさんの古着が目に飛び込んでくる。カレー専門店を想像していたから、この光景に少し驚いた。しかしこの違和感こそが、「The Kawaz Market」らしさなのかもしれない。
海外にあるマーケットのような空間で、外観と通じる無国籍さがある。打ちっぱなしのコンクリートの壁かと思いきや、反対側にはさまざまなデザインの壁紙が貼られていた。
人気ブランドからヴィンテージ古着、雑貨も充実のラインナップ!
所狭しと並ぶ古着の間を歩いていると、カレーを食べに来たはずが、つい足を止めて洋服を眺めてしまう。そして、古着の間を抜けて奥へ進むと、隠れ家のような扉が現れる。一見スタッフルームのようにも思えたが、その先にはお待ちかねのカレーが!!
服にスパイスの香りがつかないか、少し気になっていたが、空間はきちんと分けられていて、その心配はなさそうだ。
カレー屋スペース
いざ、カレー屋のスペースへ!天井まで届く大きな窓が印象的で、想像以上に明るい。装飾は控えめだが、自然と長居したくなる空気感。デート使いにも悪くない。ちなみに注文と会計は、古着屋さんのレジカウンターで、先に済ませるスタイル。オープンしたばかりで、ドリンクなどはまだ品数が少ないが、今後に期待したい。
思わず目を奪われるワンプレートカレー
「かわずやカリー(1,430円)」
カレーは二種類あり、このかわずやカリーのほかに、たっぷりのチーズを使った「焼きチーズカリー(1,500円)」がある。
まず目を引くのは華やかな見た目。深みのある赤が美しく、しのぎの入ったプレートに、色彩あふれたサラダ、パパド(豆で作られた薄焼きのせんべい)の赤みが加わって、全体の色合いがよく映える。
食べると、深いコクとフルーティーな甘さ。チキンは大きさで主張するのではなく、小さめでもしっかりとした存在感!スパイスは効いているが、辛さは控えめ。付け合わせにゆで卵やポテトコロッケもあり、最後まで飽きずに食べ進められる。
そして、食べ終わった後、帰り際にまた古着を物色してしまう。何気にカレーを食べながらも、さっき見た上着が気になってしょうがなかった。今回、自分は一人で行ったのだが、もし、これがデートで来たと想像したら、カレーを食べつつ、気になった洋服の話で盛り上がりそうだ。
- 住所
- 北海道旭川市緑町12丁目3868-5
- 電話番号
- 0166-74-7669
- 営業時間
- 古着屋:11:00~20:00
かわずや咖喱:11:30~14:30 / 16:30~20:00 - 定休日
- 無休(12/29~年末年始休業あり)
- 備考
- かわずや咖喱は不定休あり。

