「4プラ」が進化!札幌市大通地区の新たなランドマーク「4PLA(札幌4丁目プレイス)」の全貌公開
札幌市大通地区を代表する商業施設で、古くから市民に親しまれてきた「4プラ」。惜しまれながら老朽化によって解体され、その跡地の再開発が注目されてきましたが、このたび開発計画の概要が発表され、新たな商業施設の名称が「4PLA」(4プラ)、正式ビル名が「札幌4丁目プレイス」になることに決まりました。2025年春の開業に向けて各フロアの全貌やコンセプトなどが明らかになってきましたので早速ご紹介したいと思います。
各フロアの概要とコンセプト
地下1階は飲食フロア『ODORiBA(オドリバ)大通バル』
さっぽろ地下街ポールタウンと直結した地下フロアには、個性豊かな7つの店舗が集まった「ODORiBA(オドリバ)大通バル」が誕生します。「昼飲みもできるバル街」をコンセプトに、ランチや夜食はもちろん、階上フロアやポールタウンでお買い物の合間にちょっと休憩したいときにも重宝しそうですね。また、フロア内の壁一面には、4pla時代の内装材をアップサイクルしたアートを掲示して、過去(4pla)と未来(4PLA)が交わる空間演出も施されるとのこと。今からどんな空間になるのか楽しみです。
1階は「物販フロア」と「まちのリビング」
1階には4丁目の十字街に面した物販店舗が並ぶほか、共用空間のまちのリビング「4PLA SPOT」(4プラ スポット)は、札幌市電「西4丁目」駅の正面に位置し、カフェスタンドも併設されるので、市電を待つ間や待ち合わせの新たなスポットとしても利用できそうですね。
2~3階は「物販・飲食フロア」と「まちのリビング」
2階と3階は、明るく開放的な空間デザインで、物販や飲食店舗が出店する予定とのこと。3階のまちのリビング「4PLA PARK」では、や天井の壁面の緑や、床一面に広がった芝、アート作品などに囲まれ、季節に関係なくいつでも公園のように楽しめる空間になるほか、外周部には屋外テラスもできるようなので、4丁目の十字街、交差点エリアのランドマークとして人気を呼びそうです。
大通地区のシンボルとして
札幌五輪の前年1971年に誕生して以来「4pla」の愛称で親しまれてきた「4丁目プラザ」は、若者文化の発信地・時代の交差点(スクランブル)であり、また、札幌大通地区のランドマーク・シンボル的な存在でした。新たな商業施設「4PLA」には、その歴史やブランドのエッセンスを継承しながら新しい価値を生み出していこうとの思いが込められています。ロゴマークには、南1西4スクランブル交差点の「+」と、市電が交差点をターンする道筋「ノ」をモチーフとしてデザインされています。
商業複合ビル「札幌4丁目プライス」
商業複合ビル「札幌4丁目プレイス」は、地下1階から地上3階までが商業施設「4PLA」、4階から13階がオフィスという構造で『Sapporo 4th place~自由な価値観・ライフスタイルを育む新しい活動の場へ~』がコンセプト。大通エリアのみならず札幌を代表するビジネスとカルチャーの発信拠点として期待が高まります。
開業前イベント「Re-Bear Project」について
3階のまちのリビング「4PLA PARK」を彩るイベントとして、「Re-Bear Project」を推進する㈱家’sと協力し、札幌に縁のある方々の家や倉庫に眠っている「木彫りの熊」を収集して、地元アーティストとともにアート作品として生まれ変わらせようとするプロジェクトがはじまりました。詳細は公式WEBサイトやInstagramをご覧ください。