ついつい手が伸びる「豆大福」の魅力

真っ白いお餅にドット柄のように散りばめられた豆がとってもPOPでキュートな豆大福。材料も見た目もシンプルなのに、見ているだけで幸せな気分になる（私だけかもしれませんが笑）超魅力的な和菓子です。脂肪分の多いバターやクリームを使った洋菓子と比べると比較的ヘルシーなスイーツとも言えます。今回はそんな魅力いっぱいの「豆大福」についてご紹介します。

いきなり話は脱線しますが、ここのお店の名前は“かみなりよけしんこ”と読みますが、ご利益ありそうなありがた〜い雰囲気があって勝手気にいっています。（笑）さてさて肝心の豆大福の味ですが、ここは平たい豆大福で、お米の粒の食感が少し感じられる白餅と塩味の効いた小豆の味も感じられる“こしあん”が相性抜群です！売り切れ必至の大人気豆大福です。

原料には厳選された国産餅米や小豆などを用い、昔ながらの製法で一つ一つ丁寧に手作りしています。朝作った自慢の味を、その日のうちに食べられるように作っているため、閉店時間前に完売することもあるようです。甘さ控えめの“粒あん”と、程よい豆の存在感が印象的なもっちりお餅の豆大福です。

創業昭和13年（1938年）の老舗でお店の名前は山照開福餅（やましょうかいふくもち）。こちらの店名も幸運が授かれそうなありがたいお名前ですね。実はこのお店、べこ餅が人気なのですが、豆大福もとても美味しいのです！小豆の風味香る“粒あん”の優しい甘さと、豆だくさんの餅がリピート必須の絶品豆大福です。

餅は添加物なしで昔ながらの製法で丁寧に作られ、柔らかく炊いた黒豆がたっぷり混ぜ込んであります。塩味あるしっかりした味の“粒あん”と柔らかい餅の相性が抜群の豆大福。

1913年創業の老舗店。4坪の小さなお店で、店内正面にあるガラスケースの中には、豆大福、白大福、赤大福、桜餅にうぐいす餅といった、昔ながらのお餅が並んでいます。ここの豆大福は、豆の味を引き立てた甘めな“こしあん”がたっぷり入っているのが特徴です。

豆大福は、ぱっと見の印象は大きく変わらないですが、よく見て、知るにつれて、実に個性豊かで奥が深い食べ物であることがわかります。また、豆が多く含まれているので、タンパク質、食物繊維、ポリフェノールなどが摂取できるので、見て良し、食べて良し、体に良しの和菓子とも言えます。早速今夜豆大福を食べてみませんか（笑）