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【小樽さんぽ】ふらっTRIP & EAT@銭函〜小樽

【小樽さんぽ】ふらっTRIP & EAT@銭函〜小樽

さらっとの次はふらっと

さらっTRIP & EAT@羊ヶ丘展望台』に続く"大人の社会見学ツアー"は銭函〜小樽。
前回よりは遠く、特に目的地も決めずだったのでふらっと。

ご先祖さまたちが眠る我が家のお墓があるので、定期的に足を運ぶ小樽だけど、それゆえ観光スポットとしてあまり考えたことがなかった。

けれど、僕が関わっているラジオ番組AIR-G'『&.LOVE』の1コーナー『小樽さんぽ』で毎週紹介される場所は気になるところがたくさん!!なのもあり、今回は番組で紹介された2ヶ所と思いつきで行った3ヶ所を巡ってみました。

そして、僕の"大人の社会見学ツアー"はアルコールがセットなので、今回も車ではなく電車に揺られながらのふらっTRIPです。


まずは銭函探索



JR札幌駅から電車に乗って銭函で降りるのは人生初かも?
なんとも風情のある駅舎。

銭函へ行く目的といえばほぼ海水浴だったから、車で通る程度の駅前から海へ向かう道路沿いを歩くのも初。以前よりおしゃれなお店が増えていた。それらを通り過ぎ少し外れた場所にあるカフェへ。

焚き火が楽しめるカフェ


ここは前述の番組で知ったカフェ『8A GARAGE COFFEE』(ヤエイ・ガレージ・コーヒー)。
ウッディな店内の真ん中には焚き火スペースがあって、その周りの席ではマシュマロを焼いて食べることもできる。アウトドアがコンセプトなカフェだから、メスティンで提供される炊き込みご飯なんてメニューも。


出典:8A GARAGE COFFEE公式ウェブサイト


店内中央に鎮座する焚き火台


定番「クロックムッシュ」

と言いつつ、このあとが控えてるのでクロックムッシュとコーヒーで。
コーヒーはスペシャルティコーヒーのバリエーションが豊富!

それぞれの豆の特徴はメニューにも詳しく書かれているけど、くわえてスタッフの説明もあってとても丁寧。
駅から結構歩いたのと、この日は暑かったので、中浅煎りのさっぱりめを期待してエルサルバドルをいただいた。


8A GARAGE COFFEE

住所
小樽市銭函3丁目183-35
電話番号
0134-64-9107
営業時間
11:00〜18:00(L.O 17:30)
定休日
月曜

こんなところにワイン専門店?!


駅方面に戻り、少し坂を登って、ナチュールワインの専門店『二番通り酒店』へ。
以前は東屯田通りにあって、知人に紹介されてうかがったときは角打ち的なノリで店内でいろんなワインを振る舞っていただいた。日常的にワインを嗜む方ではないし、詳しくない僕にも丁寧に説明してくれたご夫婦が営むお店は生産者から直接買い付け、道内の美味しいにこだわる多くのレストランにも卸している。
ビギナーのふわっとしたリクエストにも真摯な接客で選んでくれるし、値頃な価格で買えるのも魅力!

移転した銭函のお店は初訪問だったけど、とっても素敵な外観。
事前予約制と知りつつ、ふらっTRIPゆえ時間が読めず、ワンチャン狙いで行くも直後にご予約が入ってるとのことで入店できず。次回はちゃんと予約して行こう!




駅前はモダンな建物が増えたけど海街っぽいこんな朽ちた感じが残ってるのも良い

社会見学的なこともしてみる


銭函を後にして降り立ったのは南小樽駅。
向かったのは『田中酒造 亀甲蔵』。ここは1899年(明治32年)の創業、代表銘柄である『宝川』をはじめとする造り酒屋。日本酒はすべて道産米を使用した純米酒で、全国的にも珍しい四季醸造を行っているそう。

この古い石蔵の中には製造所があって見学もできる。
あれ?もしかして試飲もできんじゃね?という不埒な期待もしつつGo!!





実際に作業されている製造所の外周を上から見下ろす形で見学ができる。

このあと、1階に戻って試飲を求めて店内をぐるぐるするも、ご時世なのかタイミングの問題かやっておらず…残念!!


田中酒造 亀甲蔵

住所
小樽市信香町2番2号
電話番号
0134-21-2390
営業時間
9:05~17:55
定休日
年中無休

サクっと飲みを求めて…

休日だというのに…
とっても天気が良いのに…
大人の社会見学なのに…
まだ1滴も飲んでいない!!

すでに夕方4時を回り、いろいろと調べるも微妙に夜の部の開店前、、、
ここは角打ち的なお店を探そう!と、小樽中心部まで歩きながらググって見つけたのが理想通りな店構えの『立ち飲み酒場 石川源蔵商店』!!



歩くこと約30分、ようやく辿り着いた場所は写真で見るより年季が入りまくっていた。
最近よく見るネオ立ち飲み屋的なのとは佇まいからして違う!!

恐る恐る店内に入ると、雑然とした店内にコの字型のカウンター、ガチな角打ちだからか客層もかなりアッパーでローカル感強め…

『やべえ…アウェイ?!』
という危惧は一瞬で吹き飛んだ。
軽妙なトークの店主が出迎えてくれ、50代の僕でもかなり後輩めなお客さんたちはみなフランク。
瓶ビールのアテは駄菓子、普段は絶対飲まないカップ酒もここでは美味しく感じる。

しかも、この日は僕らの後に入ってきた、流暢な英語に関西弁を交えて喋りまくる、大酔い白髪ロン毛長身おじい(自称:ジジイ)と隣り合わせになり、ほぼご馳走になった。



立ち飲み酒場 石川源蔵商店

住所
小樽市稲穂4-4-1
電話番号
080-7947-0810
営業時間
13:00~21:00
定休日
火曜

締めはやはり…

立ち飲み屋で空きっ腹にビール、ワイン、日本酒と振る舞われ、サクっと飲みどころかガチ飲みになり、すでにやや千鳥足気味…何か食べ物を口にしなければと思い、近くにいいところが!!

ここは小樽へ来ると、まぁまぁの頻度で立ち寄る『若鶏時代なると本店』。
『小樽なると屋』という暖簾分けされたお店もあるけど、なぜか僕はいつもここに立ち寄ってしまう。

↑外観写真を撮り忘れていたのでどなたかのインスタで↑


気づけば写真を撮るのもそっちのけで捌いてしまったので、かなり微妙な画ヅラ、、、

最近はテイクアウトばかりで、あの広い店内で食べるのも数年ぶりだった。
居酒屋レベルの豊富なメニューに加えてお寿司も食べられる。

ザンギも有名だけど、僕は若鶏の半身揚げ一択!
定食でも食べられるけど、これをアテにまたビールを。

スパイスの効いたケンタッキーとは違ったシンプルな塩味、外はカリッと中はジューシー…ってよくありがちな食レポみたいだけど、本当にそうとしか言いようがない。


若鶏時代なると本店

住所
小樽市稲穂3丁目16番13号
電話番号
0134-32-3280
営業時間
11:00~21:00(L.O 20:30)
定休日
不定休

僕なりの小樽さんぽ


かなり偏りのある小樽さんぽ、iPhoneのヘルスケアアプリは15kmのウォーキングと記録していました。

思いつきで調べて向かってみたり、通りすがりにのぞいてみたり、こんな橋の上で立ち止まってみたりっていう小回りが効く観光(?!)は小さな発見が多くて、これは車じゃできないことだなぁというのを実感。
おすすめです!!!

今回は小樽といえばなお寿司を堪能しなかったので、近々また別ルートを楽しもうと思います。


この記事を書いたモウラー

副編集長

Kacko-A

[ A ](カッコエー)という屋号で、札幌を拠点に広告・ウェブサイトのクリエイティブディレクション、ウェブメディアの編集・ライティング、イベントやラジオ番組の企画など、いろいろやってます。