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さらっTRIP & EAT@羊ヶ丘展望台

さらっTRIP & EAT@羊ヶ丘展望台

札幌に生まれ、長らく暮らしているけれど、道内のいわゆる観光スポット的な場所にあまり縁がない僕が、ド定番スポットのひとつであろう、さっぽろ羊ヶ丘展望台に行ってみました。

小学生の頃とか学校行事で行ってるかもだけど、、、記憶が確かならば、僕史上初?!
ということは有名な"彼"に会うのも初めてということになります。

バスで行く羊ヶ丘展望台


最大の目的はジンギスカンであり、となるとビールはつきものなので、公共交通機関を使って行くことに。
実は自宅の目の前からバス1本で行けてしまう羊ヶ丘展望台。
というかこの路線、街中へ行く際に使ってるんだけど、逆方向へ向かうのは初めてでなんだか新鮮。

車で通ることがほとんどな羊ヶ丘通りをバスに乗って向かうこと20分ほどで到着。
この看板が現れた頃には、気分はすっかり観光客モードに。
入場ゲートまでの間に目前に広がる広大な放牧地が、気分をさらに加速させる。

観光客気分で


バスが入場ゲートを抜け、降車場に到着すると、すぐに入場チケット売場が。
入場料はほとんどのクレジットカード、電子マネーの使用が可能なはずが、窓口に「本日は現金のみになります」の貼り紙…休日だからなのか?機材の故障なのか?は不明。。。

入場すると、いくつかの赤い三角屋根の建物と放牧地と札幌ドームを背景にした"彼"がお目見えします。
そう"彼"です!!!


どーーーーーん!!!
"彼"とは…そうです、クラーク博士(像)です!

多くの観光客の方々が代わる代わる銅像を前に写真を撮ってました。
ポーズも真似ちゃったりして。

僕はというと、札幌時計台ほどではないですが…やはり感慨深さはなかったな(笑)。

最大の目的はジンギスカン!!


冒頭にも書いた通り、最大の目的はジンギスカン with ビール!!
ということで、観光的なのは後回しで羊ヶ丘レストハウスへ。

1Fは団体専用なので2Fへとのこと。ここであれ?と思ったのです。
僕の記憶ではテラス的な場所で、羊を見ながらジンギスカンを食らうという、ある意味シュールな光景があったから。

そこで隣接するオーストリア館をのぞいてみることに。
ここはテイクアウトの飲食店やお土産屋があり、奥にはイートインスペースやテラスがあるけれど、缶ビールやスイーツを口にするひとたちだけ…もちろんジンギスカン鍋も無いので、「???」を頭に浮かべたままレストハウスの2Fへ。

平板鍋のジンギスカン?!


ロケーションのことはさておき、もう身体がラム肉とビールを欲しているので食べます。
お肉もいろいろバリエーションがあって、豚やえぞ鹿もありますが、ここはベーシックな「ラムジンギスカン(200g)野菜付き」を。

ここは山型のいわゆるなジンギスカン鍋ではなく平板なタイプ。
鍋が充分に熱したら野菜は全部乗っけて、焦げる前に火を止めて余熱で焼くのがいいよ!と、焼き始めた後に、おかわりのビールを持ってきてくれたおじさんが教えてくれました。


ジンギスカンの後のデザートに白い恋人ソフトも食べられます

いちおう観光的なことも…


手前)クラーク記念館/奥)さっぽろ雪まつり資料館

すでに目的は達成したけど、せっかくなので隣接するクラーク記念館とさっぽろ雪まつり資料館へ。
これが意外に面白かった。



まずはさっぽろ雪まつり資料館へ。
歴代の雪像模型があるんだけど、これらが木製や石膏(紙粘土?)で、かなり細部までに作り込まれていたことに驚き!!!

勝手に設計図的なものを基に作っていると思ってたので、軽い衝撃を受けました。このモックを作るだけで何ヶ月前から準備してるんだろう…今なら3Dプリンターなども考えられるけど、それも無い時代にすごい作業。
そして、これを雪で忠実に再現する自衛隊の方々にも改めて畏敬の念を抱いてしまった。


クラーク記念館はこれだけ有名でありながら、『意外と滞在期間は短かった』くらいのうっすい知識しかない僕にとっては非常にわかりやすいクラークさんを紹介するイラストとテキストが並び、小学生のように読み入ってしまった。

結論:さらっトリップにはおすすめです


ジンギスカン with ビールという"大人な目的"で足を運んだわけですが、ジンギスカンだけでいえば、市内の中心部に美味しいお店はたくさんありますね。雰囲気でいえば、サッポロビール園なんてのも素敵です。

でも、ここの広大な放牧地と羊、クラーク博士像、せっかく行ったからにはクラーク記念館とさっぽろ雪まつり資料館は一度はゆっくり訪れてみてもいい場所かもしれません。


そして、個人的な謎だった『羊を見ながら食らうジンギスカン』が引っ掛かっていて、いろいろ調べた結果、おそらく『ツキサップじんぎすかんクラブ』のテラス席と羊ヶ丘展望台で見る羊の絵面が、僕の中で一緒くたになってたんだと思います。


羊ヶ丘レストハウス

住所
北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地
電話番号
011-852-1271
営業時間
5~9月:11:00~16:00
10~4月:11:30~15:00
※ラストオーダーは閉店30分前
備考
展望台入場料
大人:530円
小・中学生:300円


この記事を書いたモウラー

副編集長

Kacko-A

[ A ](カッコエー)という屋号で、札幌を拠点に広告・ウェブサイトのクリエイティブディレクション、ウェブメディアの編集・ライティング、イベントやラジオ番組の企画など、いろいろやってます。