【石狩】海と大地の恵みに大満足♪ 石狩 日帰りドライブ!!

札幌から車でたった40分ほどの距離にある石狩市は、新鮮な海の幸や山の幸がそろう“食の宝庫”。
自然豊かな景色とともに四季折々の味覚を楽しめる石狩市は、気軽に行ける日帰りドライブ先として人気を集めています。
春から初夏にかけての旬を満喫できる石狩市を半日満喫してみました！
地元民にも観光客にも人気の漁港朝市や野菜直売所、地元民に人気の名店そば屋までご紹介します。

まずは早起きして向かいたいのが「いしかり湾漁協朝市」。ここでは石狩湾で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を購入できます。漁の状況によって営業日が変わるため、訪問前に電話確認をおすすめします。

石狩の名物といえば、やっぱり「シャコ」！特に春のシャコは身がギュッと締まり、プリプリとした食感と甘みが特徴です。旬は5月の連休明けから札幌まつりが始まる6月ごろ。
メスのシャコは卵を抱えていて、濃厚な味わいが楽しめます。この日並んでいたのは、サイズ別に選別された茹でシャコ。筆者は「小より少し小さめ」のハネ品を700円で購入。10匹ほど入っていてお得感満載です。
家では子どもたちがシャコの“爪部分”を取り合うほど大人気。殻むきの手間はかかるけれど、それを補って余りある美味しさです。

シャコのほかにも、春から初夏にかけてはスナカレイ・宗八カレイ・マガレイなどが旬。札幌市内のスーパーでは見られない格安価格で並んでおり、つい買いすぎてしまうほど。干物も充実しており、筆者は干しニシンと干し宗八カレイを購入しました。※うっかり保冷バッグを忘れて後悔したので、車に常備しておくと安心！魚の匂いが車に充満しがちなので密閉できるものがベター。
秋になれば朝獲りサケが販売されるそうです。とれたてのイクラを醤油漬けにしたり美味しい塩鮭を焼くのが待ち遠しいですね。今年こそ大漁になることを願っています！

次に向かったのは、石狩市樽川にある農産物直売所「地物市場とれのさと」。札幌からもアクセスしやすく、新鮮な地元野菜や加工品を求める人々でにぎわっています。

この季節の目玉はなんといっても「山菜」と「アスパラガス」。店頭には大きなフキやウド、行者ニンニクなどがズラリ。アスパラガスも、太め・細め・紫アスパラなど豊富な種類があり、料理に合わせて選ぶ楽しさがあります。
筆者のおすすめは、アスパラを皿に乗せ、ふんわりラップをかぶせて電子レンジでチンするだけの簡単調理。ほんのり塩を振ったりマヨネーズをかけるも良し。その甘みと香りが引き立ちます。
行者にんにくはさっと湯がいて、醤油と少量のみりん＆ごま油で漬ける“醤油漬け”が絶品。ご飯が何杯でも進む、まさに「白ごはん泥棒」です！

「地物市場とれのさと」で個人的にイチオシなのが「あげいも」。中山峠で食べるジャガイモの「あげいも」とは異なり、なんと石狩産のサツマイモを使用しています！
外はカリッと、中はしっとり甘～い！サツマイモならではの自然な甘みがクセになり、子どもたちの三時のおやつに大人気。道内でサツマイモのあげいもを販売している直売所は珍しく、ぜひ一度試してほしい逸品です。

新鮮な美味しい魚介と野菜をゲットした後は、お昼ご飯にちょっと贅沢なお蕎麦を。石狩手稲線のギリギリ石狩寄りに佇む一軒の古民家風の名店「そば舎（や）」に立ち寄りました。

是非注文したいのが、平日限定・1日5食のみという希少な「かき揚げ天そば（冷）」。地元産のそば粉を使用した田舎そばは少し太めで、コシがあり噛むたびにそばの香りが広がります。
かき揚げはとても大きく、アゴが外れてしまいそうな厚みがあります。エビがプリプリで、甘い玉ねぎがザックザク！見た目のインパクトとは裏腹に、あっという間に完食してしまうほどの美味しさです。
小上がり席もあり、お子さん連れでも安心して過ごせます。

札幌からのアクセスが抜群な石狩市は、新鮮な魚介や旬の野菜、地元愛が詰まったグルメに出会える魅力的なエリア。特に春から初夏にかけては、シャコや山菜、アスパラガスなど“いましか味わえない”旬の食材が目白押しです。
「いしかり湾漁協朝市」での前浜朝どれの魚介類、「とれのさと」での大地の恵みとの出会い、そして「そば舎」での贅沢ランチまで、盛りだくさんの日帰りプランを満喫してみてはいかがでしょうか？
次の休日は、ぜひ「石狩市ドライブ」で美味しい幸せを見つけに出かけてみてくださいね♪