知らなければたどり着けない 森の中の隠れ家カフェ2選【鷹栖町・和寒町】

知らなければたどり着けない 森の中の隠れ家カフェ2選【鷹栖町・和寒町】

街のカフェもいいけれど、たまには自然の中でゆっくり過ごしたくなることってありませんか?今回訪れたのは、鷹栖町と和寒町にある森の中のカフェ。木々に囲まれた小道を進んだ先には、時間がゆっくりと流れる特別な空間が待っていました。

アンティークに囲まれた隠れ家のようなカフェと、山奥で自然を感じながらくつろげる一軒。どちらも、わざわざ足を運びたくなる魅力たっぷりのお店です。忙しい毎日を少しだけ忘れて、森の中で癒やしのひとときを過ごしてみませんか?

記事内の情報は2026年7月現在のものです。価格はすべて税込です。

古民具&cafe 魔女来夢 (マジョラム)


鷹栖町の市街地から、鷹栖峠方面へ車を走らせること約20分。北斗地区を抜け、さらに奥へと進んでいくと、「本当にこの先で合っているの?」と少し不安になるような道へ入っていきます。そんな森の中にひっそりと佇むのが、「古民具&cafe 魔女来夢(マジョラム)」です。

知っていなければ、まずたどり着けない隠れ家カフェ。偶然通りかかって見つける、なんてことはほとんどありません。途中から道は砂利道に変わりますが、その先に待っているのは、木々に囲まれた癒やしの空間。まるで宝探しをするような気分で、森の奥へと車を走らせます。

※お店へ向かう際は、Googleマップなどのナビを利用するのがおすすめです。

店内には古民具がズラリ!


食器やカップなど様々な古民具があります

店名の通り、店内には古民具がずらり。昔の暮らしを感じさせる道具が所狭しと並べられ、眺めているだけでも楽しく、まるで小さな博物館を訪れたような気分になります。とはいえ、展示品ではなく、そのほとんどが販売されている商品。気になるものがあれば、購入することもできます。

そして迎えてくれるのは、物腰がとても柔らかな女性店主さん。優しい笑顔と穏やかな人柄に、初めて訪れたはずなのに、どこか昔から知っている場所へ帰ってきたような気持ちになる。そんな不思議な居心地の良さが、このカフェにはあります。


メニューはコーヒーや紅茶、ジュースなどのドリンクのみ。どれも450円という良心的な価格で、気軽に立ち寄れるのもうれしいポイントです。今回はコーヒーを注文。すると、一緒にお菓子も添えてくださいました。こうしたさりげない心遣いに、なんだか心までほっと温かくなります。

そして、思わず目を引いたのが美しいデザインのカップ。上品で高級感があり、いつものコーヒーが少し特別な一杯に感じられました。森の静けさに包まれながら、こだわりのカップでゆっくりとコーヒーを味わう。そんな贅沢な時間を過ごせるのも、「魔女来夢」ならではの魅力です。

窓の外にはリスやキツネなどが…


窓の外の風景

そして、店内の窓の外に広がるのは、手つかずの大自然。視界いっぱいに緑が広がり、聞こえてくるのは鳥のさえずりと風が木々を揺らす音だけです。今回は残念ながら出会えませんでしたが、運が良ければリスやキツネが顔を見せてくれることもあるのだとか。

コーヒーを片手に窓の外を眺めていると、まるで森の中に遊びに来たような気分に。時間がゆっくりと流れていく、そんな癒やしのひとときを過ごすことができます。


古民具&cafe 魔女来夢 (マジョラム)

住所
上川郡鷹栖町19線16号
電話番号
090-2074-8911
営業時間
11:00~16:00
定休日
火曜、水曜、木曜、不定休あり
備考
冬季は休業になります
ご来店になる場合は、電話確認の上、行かれる事をおススメいたします

山のカフェ KAKURE‐覚礼


自然に溶け込むログハウスカフェ

旭川市内から鷹栖町方面へ走り、一般的な和寒に抜ける鷹栖峠ではなく、維文峠へ続く道へ入り、さらに車を走らせると、森の中にひっそりと佇む「山のカフェ 覚礼(KAKURE)」が姿を現します。
初めて訪れる人なら、「本当にこの先にカフェがあるの?」と少し不安になるかもしれません。ですが、その道のりも、このお店の魅力のひとつ。まるで秘密の場所を目指しているような気分になります。

少しわかりにくい場所ではありますが、Googleマップなどのナビを利用すれば問題なくたどり着けます。森の奥に隠れた、とっておきの一軒を探しに出かけてみてください。ちなみに維文峠は冬季閉鎖になり、そうなると鷹栖峠へ回り道をして行く事となります。

薪ストーブと吹き抜けが心地よい店内


外観は、見ての通り立派なログハウス。それも想像以上に大きく、森の中に突然現れるその姿には思わず見入ってしまいます。周囲の木々に溶け込むように建つ姿は絵になるのひと言。大自然の中に佇むその景色を眺めているだけで、思わずため息が漏れてしまいます。

もちろん、店内もしっかりとログハウス造り。木のぬくもりに包まれた空間が広がり、思わず「ここに住みたい……」なんて考えてしまいます。店内の中心には薪ストーブが置かれ、寒い季節にはやさしいぬくもりで訪れた人を迎えてくれるそう。

そして見上げると、大きな吹き抜けの空間。高い天井が開放感を生み出し、まるで山小屋の別荘に遊びに来たような気分になります。窓の外に広がるのは、もちろん豊かな自然。時間を忘れてのんびり過ごしたくなる、そんな心地よい空間でした。


こちらもメニューはドリンクのみ。以前はボードにメニューが書かれていたのですが、今回は見当たりませんでした。席に着くと、店主さんから「コーヒーでいいかい?」とひと言。「お願いします」と返事をして、のんびり待つことに。

運ばれてきたのは、ポットに入ったおかわり付きのコーヒーとお菓子。これでお値段は、なんと500円です。思わず「本当にこの値段でいいんですか?」と聞きたくなってしまうほどの良心価格。しかも、時間を気にすることなく、ゆったりと過ごさせていただきました。

野生動物に癒やされる山のログハウスカフェ


窓の外にはシマリスが現れます

何気なく窓の外へ目をやると、そこに現れたのは一匹のシマリス。エゾリスを見かけることはありますが、シマリスに出会えるのはなかなか珍しいこと。頬袋いっぱいにアサガオの種を詰め込み、一生懸命に食べる姿は、ただただかわいらしく、思わず見入ってしまいます。

気がつけば、コーヒーを飲む手も止まり、しばらくその姿を眺めていました。こんな癒やしの時間を過ごせるのも、森の中のカフェならではの魅力かもしれません。さらに、窓の外には大きな池もあり、カモたちがゆったりと泳ぐ姿を見ることも。
鳥のさえずりを聞きながら、野生の動物たちを眺めていると、日常の慌ただしさを忘れ、心がすっと軽くなっていくようでした。


山のカフェ KAKURE‐覚礼

住所
上川郡和寒町福原253
電話番号
0165-32-5400
営業時間
10:00~16:00
定休日
木曜、金曜、土曜
備考
携帯電話はほぼつながりません

この記事を書いたモウラー

モウラー

も〜ちゃ

北海道旭川市で食べ歩きを楽しむフリーライター。
地元の有名店から隠れた名店など年に400軒ほど行きます。
特にディープで面白いお店を好む傾向あり。
ランチから居酒屋、昼飲みまで幅広く動くタイプ。
時にJRやバスで地方へ飲みに行く。
モウラでは主に地方へ出た時の事を記事にして行こうと考えております。