【新千歳空港】今年も太宰府天満宮から「梅の親善使節」到着!
1月の雪深い北海道に、福岡の太宰府天満宮から梅が届くのをご存知でしょうか?
日本航空(JAL)は毎年この時期に「学問の神様」菅原道真を祭る太宰府天満宮から「梅の親善使節」を新千歳空港に迎え、贈られた梅と自作の特大絵馬を飾り、受験生に願掛けをしてもらった後奉納する活動を行っています。
今年も太宰府天満宮から「梅の親善使節」が到着!
どういった経緯で太宰府から梅が?
これはJALの千歳―福岡線就航を機に1956年から続く恒例行事で、日本の南北の友好親睦を図ることを目的に、福岡県から太宰府天満宮の「梅」が新千歳空港へ。お返しに5月頃に北海道から「すずらん」が太宰府天満宮に奉納されるというものです。
そして今回も、梅を運んで下さったのは「梅の親善使節」の方々です。
JALの輸送協力によって長く続いているこの行事は今や季節の風物詩となっていて、今年も「待ってました!」と楽しみにされていた方も多いとのこと(^o^)
あなたもこのチャンスを生かして、新千歳空港で絵馬に願い事を書いてみませんか?
【福岡・太宰府天満宮から】出発式の様子
ではまず、どのように福岡空港から北海道・新千歳空港へ向けて梅の花が運ばれるのか、その様子を動画付きで紹介している記事をご覧下さい。今年は1月23日に出発式が執り行われました。
↓↓↓太宰府天満宮「梅の親善使節」出発式の様子(動画あり)
新千歳空港のどの場所に展示されるの?
以下の画像は以前撮影した画像で、梅の花と巨大絵馬が置かれる場所を示しています。
- 住所
- 〒066-0012 北海道千歳市美々
- 電話番号
- 0123-23-0111
【新千歳空港で行われた神事の様子】
同日、福岡空港から新千歳空港へJAL便で運ばれた梅の花は、先程紹介した展示場所に置かれ、梅の親善使節、地元の高校生や航空会社の職員が立ち会う中、合格を祈願する神事が行われました。
↓↓↓実際の様子はこちらをご覧下さい。動画もあります!
【絵馬は今月末まで!】
設置された巨大絵馬には誰でも願い事を書いて祈願することができます。所定の用紙をご利用下さい。
【新千歳空港以外にも】
新千歳空港に着いた後は、札幌市・千歳市・北海道庁などにも梅の花は届けられるようです。調べましたが詳細は現在のところわかりません。気になる方は是非ご確認下さいませ。
「太宰府天満宮」とは
太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
903年に没した菅原道真公の神霊を祀った神社で、約1万2000社ある天神様を祀る神社の総本宮。「学問の神」、「至誠の神」として、受験シーズンには多くの参拝者を集める。 〜Discover Japanより引用〜
この時期に受験の合格祈願で太宰府天満宮を訪れる方はたくさんいらっしゃると思います。頑張って準備してきた最後の最後に願を懸ければ、気持ちが高まり集中力も増してくるように感じるものです。
しかし、太宰府天満宮は遥か九州・福岡県。
だが遠いと諦めることなかれ!新千歳空港に届いた梅に手を合わせ絵馬を書けば、明るい春がくるであろうと思われます。たぶん、きっときれいな花が咲く!
- 住所
- 〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7−1
- 電話番号
- 092-922-8225
- 営業時間
- 6:30~19:00
太宰府天満宮は梅の名所
【飛梅伝説】
太宰府天満宮の境内には、大宰府に左遷された菅原道真公を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられるご神木「飛梅(とびうめ)」があるなど梅の名所としても有名です。(伝説の梅が実在しているところに大変興味をそそられますよね!)
梅の開花の時期には、太宰府天満宮内至る所に植えられた紅白の可愛らしい梅の花を見上げる参拝者の姿が多く見受けられます。
124年ぶりの大改修:未来へ繋ぐ太宰府天満宮の特別仮殿
現在、令和9年に迎える「菅原道真公1125年太宰府天満宮式年大祭」記念事業の一つとして、124年ぶりに御本殿の大改修を行っています。(先程の飛梅の画像背景にも改修の様子が写ってます)
令和8年頃の竣工までの間、道真公の御神霊は仮殿にお遷(うつ)りになられています。
人生の中で改修のタイミングがあるのは、ある意味奇跡!そのチャンスを生かして参拝されるのも良いと思いますよ(^^)
5月には北海道から「すずらん」のお返し
梅のお礼にお返しとして「すずらん」がJALの職員の方によって届けられる流れです。
↓↓↓【参考】福岡 NEWS WEB「太宰府天満宮にすずらんの花 交流のある北海道千歳市から届く」で以前紹介されました。
贈られたすずらんは、その先どこに行くのか?
気になりましたので、昨年11月に参拝した際に社務所で実際に担当されている方にお伺いしてきました。
「すずらんの開花時期が過ぎた後は、敷地内の所定の場所に移植されます」と場所を教えていただきました。
大変残念なのですが、黄○辺りを探し回るものの発見ならず(涙)
季節的に枯れているだろう葉の場所を探してかなりウロウロしましたが残念です。画像をお見せできず申し訳ありません(-_-;)
是非、行かれた方はすずらんを探してみて下さい!!見れたらラッキー&グッジョブ☆
という事で、今回は太宰府天満宮から梅の花が届く話をご紹介致しました。この話、ご存知でしたでしょうか?とっても素晴らしい交流ですよね。これからも福岡と北海道の交流が長く続きますように、と祈りつつ終わります。チャンスがあったら新千歳空港と太宰府天満宮に行かれてみて下さいね(*^o^*)
では、また!
おまけ①「梅ヶ枝餅」と「梅の香ひじき」
太宰府天満宮にまつわるグルメをご紹介!
実際に行かれる方も、通販や催事で注目されている方も、是非ご賞味いただきたいオススメグルメです(^^)
↑画像上:「梅ヶ枝餅」を売る茶屋は太宰府天満宮内に数店舗あり、参拝者のお楽しみグルメです。ゆっくり座ってお茶を飲みながら食べる梅ヶ枝餅は最高です。画像右のように満ち満ちに並んで5個入った「かさの家・梅ヶ枝餅」は冷凍可能。箱に封入されているパンフレットを読みながらどうぞ☆
※こちらから購入できます。
下左:常温保存可能な「ふく富・梅の香ひじき」金色の箱にお弁当型のパッケージ。お土産に便利です。
下右:保冷が必要な「えとや・梅の実ひじき」梅の花のイラストがかわいい。
それぞれ美味しくて、テレビの取材を受けるほど有名ですが、個人的にはこちらの「梅の実ひじき」を溺愛しており、冷蔵庫に常備です笑。白飯のお供に、おにぎりや玉子焼きになどなど大活躍してます。
おまけ②一蘭太宰府参道店限定の合格ラーメン
こちらは情報のみです。
今や世界的規模で名を馳せるラーメンの「一蘭」ですね。太宰府参道店限定で受験生を応援する「合格ラーメン」が食べられます!
一蘭は福岡発祥で、カウンターに一人ずつ仕切りの板があり、ラーメンを食べることに集中できる「味集中カウンター」で知られる博多とんこつのラーメン屋です。