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#重力に抗え どさんこ、ついに東京スカイツリーを駆け登る‼

#重力に抗え どさんこ、ついに東京スカイツリーを駆け登る‼

バーティカルランニング(階段垂直マラソン)の全日本選手権が、
東京スカイツリー10周年記念に合わせ、450m2552段を誇る東京スカイツリーを舞台に開催されました。


階段も登る、山も登る、申年生まれのどさんこが(笑)
行ってきました。
と軽く言ってますが・・・一選手として、真剣に挑んできました。

そして、結果は準優勝☆☆ 


賞金もありです。
札幌からの交通費と宿泊代くらいにはなったかな。


さて、肝心なレースの様子ですが、普段は立ち入り禁止の階段なだけに
とにかく閉鎖的な螺旋階段をひたすらグルグルと登る・・・

腕力に自信のある私は、手すりをグイグイ引っ張り、7割くらいは腕の力で登っていたような感覚で、
思ったほどに脚は疲れませんでした。

とは言え、ゴールでは悲しい姿になりますね。

19分51秒!!! 

「女子は20分以上はかかるだろう」と言われて覚悟していただけに、
予想していたよりはあっという間に終わりました。(笑)


今回に限ったことではないですが、スタート前はもちろんのこと、
レースの前になるとそれはそれは言葉では表現できないような緊張に襲われます。

国内、海外、レースの規模など、そのときどきで種類も大きさは違いますが、
レースそのものよりもその緊張に包まれているときの方が心身ともに疲弊すると言っても
過言ではありません。

でも、そういう日常の生活や仕事では経験できない環境に、敢えて自ら飛び込むことで
強くなったり、成長できたりするような気がします。

そんな訳で、またひとつ大人の階段を登ったどさんこは
「小さくてかわいいな」なんて上から目線で札幌テレビ塔を眺めています♪


この記事を書いたモウラー

モウラー

あいりんご(沢田愛里)

北海道出身アスリート。藤女子大学時代からトライアスロンを始め、札幌を拠点に国内・海外を転戦すること20年余り。2005年以降は、主戦場をデュアスロン競技に移す。
現在はフルタイムで働く傍ら、スカイランニングの強化指定選手として活動中。
【戦績】2006~2014年デュアスロン世界選手権日本代表
    2007~2011年デュアスロンアジアチャンピオン
    2016年 パワーマン世界選手権8位入賞
    2022年 ステアクライミング世界選手権 銅メダル