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階段を駆け上る「ステアクライミング世界選手権」へ

今シーズンから、「階段垂直マラソン」を主戦場としている私は、ついに世界選手権の切符を手にしてしまいました。

え?! と自分でも信じられないようなニュースが飛び込んできたのは、10月の国体(トライアスロン)を終えた直後のことでした。

なんと記念すべき第1回の世界選手権が、11月12日にドバイで開催されるというのです。
(来年からの予定だったのが、前倒しになったらしい・・・海外あるある)

そして、9月の日本選手権(東京スカイツリー)で2位に入っていた私は、日本代表としての出場権をいただいたのです。

掴んだチャンスは自ら放棄しないこと!

これが私のルールです。
ということで、急ではありますが、行って参りました(^^)


その舞台はこちら!

ドバイにある、ジュメイラ・エミレーツタワー。
2つ並んだタワーのうち、1つがオフィスタワー、もう1つがホテルです。



今まで経験したレースと少し違うのは、メイン画像とこちらの写真からも分かるように、
ビルの外にあるアスファルト部分の階段からのスタートということです。

そこから、ビルの非常階段に飛び込んで行く流れでした。
(レース中、内部の撮影が不可だったので、写真がないのが残念( ノД`)…)


前日はエリート選手の競技説明会と、集合写真の撮影がありました。

今回は、開催決定が急だったこともあり、出場選手は少なめですが、
階段の他に山岳の強い選手や、私のようにトライアスロン経験のある選手、スキーの選手もいました。

そして、結果は・・・


女子は日本人で表彰台を独占することができました!
私は銅メダル!!!

トライアスロンやデュアスロンでの20年以上に渡る長い競技人生。

過去にデュアスロン世界選手権で、団体銅メダルを獲得したことはありましたが、
個人での世界選手権表彰台は初めてのことで、とても嬉しかったです(^^)

競技時間は、52階まで駆け上がってわずか9分9秒。

でも、このメダルにたどり着くまでの道のりはとても長かったように思います。


世界選手権出場権を獲得しても、先立つものは遠征費。
この挑戦のために「あなたの夢に投資する!」と言って、すぐに周囲の方々が金銭的援助をしてくださいました。

その後、友人がクラウドファンディングを立ち上げてくれて、
24時間以内で100%を達成。

日本全国(中には海外在住の方も)からたくさんのご支援をいただき、私はスタートラインに立つことができました。

この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ありがとうございました!


そして今回は、“結果”というカタチになり、アスリートらしい“恩返し”ができたような気がしています。

これからの(階段)人生も、しっかりと上を見て、1段ずつ確実に登っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします!!!


この記事を書いたモウラー

モウラー

あいりんご(沢田愛里)

北海道出身アスリート。藤女子大学時代からトライアスロンを始め、札幌を拠点に国内・海外を転戦すること20年余り。2005年以降は、主戦場をデュアスロン競技に移す。
現在はフルタイムで働く傍ら、スカイランニングの強化指定選手として活動中。
【戦績】2006~2014年デュアスロン世界選手権日本代表
    2007~2011年デュアスロンアジアチャンピオン
    2016年 パワーマン世界選手権8位入賞
    2022年 ステアクライミング世界選手権 銅メダル