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【札幌・冬ラン初心者向け】雪道でも走れた!服装・シューズ・おすすめコース実体験

【札幌・冬ラン初心者向け】雪道でも走れた!服装・シューズ・おすすめコース実体験

「冬の北海道で走る」

冬ランなんて信じられないですよね、わかります。私も先日まで信じられませんでした。雪や氷の上を、一体どうやって走るの?そもそも、寒いのに・・・?最近では冬ランの大会も開かれるなど、活況を見せています。

最近では市街地でも冬ランに取り組む方も増えていて、一体どうやって走っているのか?そもそも辛くないのかなぁ・・・という疑問が湧いてきたので、実際にトライすることにしました!

シューズや服装、どこを走るのか?冬ラン初心者の私なりに集めた知見をご紹介します!


◆はじめての冬ランで私が選んだ一足:Salomon Spikecross6 GORE-TEX

冬ランで一番心配なのは、やっぱり「滑ること」。滑って転ぶリスクを最小限にとどめ、楽しく走るために最優先したのは「シューズ」でした。迷った結果、Salomon Spikecross6 GORE-TEXを選びました。


Salomon Spikecross6 GORE-TEX

決め手は、氷点下の路面でも高い吸着性を維持するWinter Contagrip® コンパウンドに加え、12本のタングステン製スパイクがあったことと、GORE-TEXでした。滑りにくい上にシューズの中が快適なら言うことなしです。


スパイクが要所要所に刺さっています

これほどしっかりしたスパイクは屋内の床では滑りやすくなり、床を傷つけてしまう恐れもあるため、屋内では靴を履き替えましょう!

厳冬の北海道は雪と氷による危険がたくさん潜んでいます。そのため、トレッキング・ウインタースポーツ用品に定評のあるメーカーを念頭に置いて考えると、Salomonの信頼性がより一層高くなりますね。

また、ベースモデルのSalomon Speedcross6 GORE-TEXも選択肢の一つです。雪道の普段履きとしては驚くほど安定して歩けます。


Salomon Speedcross6 GORE-TEX

Spikecross6 GORE-TEXとは異なり、スパイクが無くグリップ素材も違うものですが、トレイルランニングを想定しているため、十分な悪路走破性があります。


こちらはスパイクなしですが、アウトソールがしっかりしています

ただし、走るという観点ではSpikecross6 GORE-TEXの方が雪や氷に対する優位性が高いと感じました。本記事後半にその理由を記述しています。

最近は各メーカーから様々なラインナップが発表されていますが、初心者の私はSalomonを選んで大正解でした。

◆シューズ以外はこれだけ:冬ラン初心者の最低限装備

冬ランは汗冷えと防風対策を行えば、意外と身軽に始められました!ポイントは「防風性」「汗冷え防止」の2点を重視しています。スマホはファスナー付きポケットにインするか、ランニングポーチとかがあると一層安心。

・秋ラン用にAmazonで買ったウィンドブレーカー:3,000円くらい


・2024年の札幌マラソンでもらった、速乾性の高いロングTシャツ:実質ゼロ円(同じようなものを買ったら3,000円くらいではないかと・・・)


・ウインドブレーカーパンツ:4,000円くらい


・ワークマンで買った防風グローブ:1,500円くらい


・ダイソーで買ったニットキャップ:100円


・厚手のスポーツタイツ:2,000円~3,000円くらい


写真はフリー素材ですが、保温性と吸湿性のバランスの良いものを選びましょう

意外にこのくらい装備で走れてしまいます。そうは言ってもここは厳冬の北海道。寒い方は無理せず、吸湿発熱性のあるトップス・インナーなどで工夫しましょう。マイナス5℃以下であれば、もう少し厚手のアウターを選んでも大丈夫ですが、無理だと感じたらその日はやめておきましょう。

冬ランには防風グローブ、手袋がマストです。手が冷えると、一気に楽しくなくなっちゃいます・・・ワークマンの防風グローブは1,500円(税別)と手に取りやすい価格、全道民のマストバイかもしれません。雪まつりなどの長時間アウトドアにも最適です。店頭在庫のみのため、Webで在庫確認をしてからお店に向かいましょう!


ワークマン 防風ファスナーグローブ 1双

このほか、速乾性のある靴下やネックウォーマー、サングラスがあるとなお走りやすくなりますよ!アンクルソックスは身体を冷やす原因になるので避けましょう。

◆走り始める前に!ちょっとだけ気を付けておきましょう!

装備は割と家にあるものでなんとかなりますが、ちょっとした工夫でより楽しく走り出せますよ~!

・日焼け止めとワセリン

冬も紫外線対策はマスト。頬に少しだけワセリンを塗ると乾燥防止に。

・出来るだけ動き続けること

立ち止まるのは極力短時間にとどめましょう。発汗と冷気は一気に体温を奪います。

・お手洗いは事前に済ませておく

絶対に暖かい場所で先に済ませましょう!冬はお手洗いが封鎖されていることが多いです・・・。

・明るいうちに始めて、明るいうちに帰る

事故防止の観点から。

・1,500円くらいの現金を持っておく

自販機を頼りたいときに有効です!

これらの注意事項を踏まえて、実際に走りに行ってみました!

◆実際に走ってみた:真駒内公園(はじめてでも走りやすい!準備しやすい!)


真駒内公園は、2km・3km・5kmのランニングコースが存在し、シーズンを通して走ることが出来ます。冬は圧雪され、道幅も確保されています!広々とした敷地と、自然の音が聞こえる静かな環境なので落ち着いて走り出せますよ!


コース説明のため http://www.makomanai.com/koen/wp-content/uploads/map.pdf よりスクリーンショット

また、屋外競技場の更衣室・お手洗い・コインロッカーが使える点が初心者にとって優しいところ。暖かい環境で準備が可能です。着替えはもちろん、落ち着いてお手洗いを使えるのは大きなポイント。なお、コインロッカーは有料かつお金は戻ってこないので、施錠・開錠は原則1度きりですが、メイン扉に小さな「サービスドア」が付いており、こちらは施錠後でも何度も開け閉め可能!小物程度であれば取り出すことが出来ます!




サービスドアはこのくらい大きさ。めいっぱいに荷物を入れると、取り出しにくくなるので注意。

この日、日中の札幌はだいたいマイナス2~3℃。朝夕はマイナス7℃~10℃前後と大変厳しい寒さでした・・・。が、降雪も風もなく、割と走りやすい気象条件でした。さっそく、走ってみましょう!3km!


園内は綺麗に圧雪され、走るには何のストレスもありません。市街地よりも雪の量が多いので、足元は逆に安定感があります。犬のお散歩をする方も多く、歩く観点でも冬としては落ち着いた場所と言えるでしょう。


冬ランは当然「走る」ので、思わぬ事故も常に想定しておくべきですが、ここでSpikecross6 GORE-TEXがしっかり活きていることを実感します。スパイクのグリップ力・Winter Contagrip® コンパウンドの安定感は「安心」を与えてくれます。雪の上ってこんなに快適に走れるの?と驚く方はきっと多いと思います。

安心して走ることが出来れば、周りの景色を楽しむ余裕が自然と生まれます。特に、真駒内公園は街の喧騒から離れ、北海道らしい自然を手軽に全身で感じることが出来るので、リフレッシュには最適です!


周りの景色を楽しんでいたらすぐに1.5km地点に到達。残りは撮れ高も気にせず、楽しく走りました!屋外競技場の外周だけであれば1kmくらいで走り切れるので、自信がない方はそちらからスタートしても十分に楽しめますよ!


本来、3kmコースはこの分岐を「太陽の広場」方面に向かうところ、うっかり屋外競技場方面に曲がってしまいました・・・が、最終的には3kmで落ち着きました。



なお、真駒内屋外競技場には駐車場があり、冬期間は無料で停められます。厳密には

4月29日から11月3日までの土曜日、日曜日及び休日に駐車場を利用する場合は、午前6時30分から午後7時まで有料です。

と表記があるため、11月4日から4月28日は無料と考えて大丈夫です。しかし、状況によって変動することもあるため、詳細は下記リンクを確認しましょう。屋外競技場近くの駐車場が一番便利です!


北海道真駒内公園

真駒内公園

住所
北海道札幌市南区真駒内公園3−1
電話番号
011-581-1961

◆ステップアップ編:白石こころーど(経験者向け)

ランナーはもちろん、生活道路としても多くの方が利用する白石こころーど。冬は埋もれてしまっているのでは?と思っていましたが、冬でも走れます!今回は東札幌から約3km地点の南郷7丁目まで走ってみました!


ラソラの向かいくらいからスタート

実はこの日、家を出たときはSpeedcross6(スパイクがないもの)でした。違和感なく走り出したものの、ほどなく歩道に張り付いた大きな氷の塊を踏んでしまい、思いきり転倒しました・・・すぐに自宅に戻ってSpikecross6(スパイクのあるもの)に履き替えたところ、やはり安心感が明らかに違いました。歩くだけならSpeedcross6の安定性と機動力の高さは魅力的ですが、走るとなればSpikecross6がオススメです。


地下鉄白石駅付近の環状通を跨る「夢の橋」もビューポイント。


白石こころーども道が出来ているものの、所によっては道幅が狭くなることもあるので、歩いている方やほかのランナーとは道を譲り合いましょう!


今回は南郷7丁目駅付近の万生公園をゴールとしました。ここから自宅までさらに走って帰るのでプラス数キロ走っているものの、明るいうちに走り終えられました。


この日はマイナス4~5℃と冷え込みが強かったです・・・走って体は温まるものの、ウインドブレーカーだけでは少し肌寒かったのが本音です。こういう日はインナーを発熱吸湿系を活用し、保温効率を高めて快適に走りましょう!

※白石こころーどは専用駐車場がありません。車でお越しの方は近隣のコインパーキングを利用し、路上駐車は絶対にやめましょう。

◆実際に走ってわかった、冬ランの魅力は3つ!

・真冬の北海道でしか味わえない心地良さ!

走り始めの500m~1kmほどは寒さを真正面から受け止めることになりますが、徐々に身体が温まってくると、冬らしい澄んだ空気が心地良く感じ、1kmくらいからすっきり楽しめます!


・短い距離で楽しめる!

冬ランは3kmくらいの道のりをゆったり走ってOKです。雪や氷は想像よりも身体に負担がかかるので、短い距離を無理なく楽しみましょう!寒くなったり、天気が悪くなってきたら切り上げても良いんです。


・冷えた身体に、温泉やサウナが一層沁みる

走り終えた身体は温まっているように感じますが、しっかり冷気を持ち帰ってきます。だからこそ、北海道の冬の温泉やサウナを心から楽しめるチャンスでもあります!特に手足は想像以上に冷えているので、じっくり温めましょう。


◆寒い冬だから!走ってみましょう!

寒い中、わざわざ走るというのは腰が重いかもしれませんが、実際に走ってみると冬の空気に対する印象がガラッと変わります。ウインタースポーツが気持ち良いのと同様、澄んだ空気の中を駆け抜ける心地良さがたまらないですよ~!夏よりも短い距離で割り切れるところも冬ランならでは。夏場、走った経験があまりなくとも短い距離で楽しめると思います!

北海道・札幌のランナーの方々は「冬は外を走れない」と考えがちですが、冬でもロードに取り組める環境は意外に近くに存在しています。春まで待てないランナーの皆さんは、今のうちから走り始めでみてはいかがでしょうか!

猛吹雪の日は避けつつ、北海道・札幌の冬を一緒に駆け抜けましょう~!


この記事を書いたモウラー

モウラー

一ノ瀬カリラ

素敵な事件(こと)を探してる、エキゾチック・テイネ育ち