
水産王国・鹿部町の魅力が詰まった「道の駅しかべ間歇泉公園」へ行ってきました
NEW
北海道南部にある鹿部町は、函館駅から車で1時間ほどの場所にあります。スケソウダラをはじめ、昆布やホタテなどの豊富な水産物が水揚げされ「水産王国」と称されている町です。また、噴火湾に面した自然豊かな町でもあります。
そんな鹿部町の道の駅「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」に行ってきました。そこでしかできない体験やグルメを楽しむことができ、とても充実した時間を過ごせる道の駅でした。
鹿部町のグルメを満喫
道の駅に入ると、右手にはお土産売場、左手にはフードコーナーがありました。まずはお昼ごはんを食べたかったので、フードコーナーへ。そこにはふたつの飲食店が並んでいました。
浜のかあさん食堂の「プレミアムたらこ御膳」
フードコーナーの向かって左手のお店「浜のかあさん食堂」で、「プレミアムたらこ御膳」をいただきます。こんなに大きなたらこ食べられるかな、同じ内容でたらこが半分の「ハーフたらこ煮魚御膳」でもよかったかな、と心配でしたが、問題なくペロリでした。
お米は函館育ちふっくりんこを使用しているそうです。お魚は日替わりで、この日のお魚は黄ゾイでした。
支払いは現金のみでしたので、現金の用意をお忘れなく。
こいたのおかず屋の「鹿部のすけそ親子バーガー」
向かって右手の「こいたのおかず屋」さんでは、「鹿部のすけそ親子バーガー」をいただきます。鹿部町の特産品「鹿部たらこ」を使った特性タルタルソースと、たらこの親である「スケソウダラ(すけそ)」の白身フライを組み合わせた親子バーガーです。持ち帰りもできる商品です。
「こいたのおかず屋」さんでは、美味しそうなおにぎりもずらりと並んでいて気になりました。ほかに、うどんやそばのランチメニューや、コロッケなども販売していました。
温泉蒸し体験で楽しい食事
面白そうだったのが、道の駅の外に設置されていた温泉蒸し釜です。施設内で購入した海産物や野菜などを、温泉の蒸気で蒸して食べることができます。「温泉蒸し釜セット」として販売されていて、牡蠣や豚肉やたまごなど、気になるものが色々ありました。
温泉を利用した「温泉蒸し釜」は、高温の蒸気で一気に素材を蒸し上げるため、素材本来の旨味が楽しめるそうです。油を一切使用しないため、ヘルシーな調理法でもあります。
わたしは今回、お昼ご飯をこちらでいただいたあとだったので体験しませんでしたが、「温泉蒸し釜セット」を購入して利用している方を何度も見かけました。売店でセットを購入すると、タイマーや必要な道具などを貸してくれ、説明もしてくれるようです。
天然間歇泉や足湯が楽しめる有料エリア
時間がある方は、300円で入場できる有料エリアもぜひ。
15メートル越え!圧巻の天然間歇泉
この道の駅で見ておきたいのはやはり駅の名前にもなっている「間歇泉」です。約10分ごとに、約100℃の湯が地面から豪快に吹き上がります。その高さは15mを超えます。人工ではなく、自然の力で吹き上がっているというから驚きです。
この間歇泉は、大正13年に温泉の試掘中に偶然発見されたそうです。100年近く吹き上がり続けています。2018年11月に、北海道遺産に認定されました。
旅の疲れを癒す足湯で、ほっとひと息
間歇泉の向かい側には、源泉を利用した足湯があります。屋根付きのスペースで、足湯につかりながら、間歇泉が吹き上がるのを見学できます。旅の疲れが癒されますね。タオルを持参して行きましたが、道の駅側でペーパータオルの用意もありましたので、事前にタオルの用意をしていなかった人でも利用することができます。
足湯の横では、しかべ間歇泉の噴き上がった温泉を利用した温泉卵の販売もありました。
魅力いっぱいの道の駅「しかべ間歇泉公園」
道の駅「しかべ間歇泉公園」は、ここだけの体験やグルメが盛りだくさんで、鹿部町の魅力がつまっている道の駅でした。函館方面からの小旅行にもおすすめです。