
【連載VOL.38】KOREA DO?釜山編【懐かしい和の雰囲気漂う、釜山に残る日本家屋】
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カジャ!コリアでは、韓国在住の皆さんからライブ感あふれる情報を毎週配信!
今週は、釜山在住えぎさんのコリア通信です。
釜山にいながら昭和の日本へタイムスリップ!?
日本と釜山は位置的にも近いことから、日本に関するものが今もなお残っています。
その一つが「日本家屋」です。
日本が韓国を統治していた頃に建てられたものが多く、釜山でも当時の日本家屋を見ることができるのです。
海外で日本家屋を見ることができるなんて、なんだかとても不思議な気分になりました。
日本家屋をリノベーションしたレトロカフェ
今回紹介する日本家屋は釜山駅からバスで1本、山の方に上ったところにあります。
「チョリャン1941」という名前で現在はカフェとして運営されています。
チョリャンというのは釜山の地名で、1941年に建てられた建物なのでこの数字がカフェの名前に入っています。
長い間、放置されていたこの建物は発見当時、状態もよかったため必要最低限の部分補修を行い、カフェに変身させたとのこと。
お店の中に入ると、まるで昭和にタイムスリップしたかのようなどこか懐かしさを感じられる作りになっていました。
棚を見るとレトロな電話や扇風機、ここは釜山なのか?と一瞬錯覚してしまいます。
カフェの代表メニューは牛乳でいちごミルクやほうじ茶ミルク、抹茶ミルクが販売されており、その見た目もかわいく魅力的です。
その昔、ふもとに牧場があったことからアイディアを得たようです。
デザート類も日本を思い出すクリームたっぷりのフルーツサンドやあんまんも売られています。
テラス席にもテーブルがあり、晴れた日の午後にはここでコーヒーを飲むのもとても良いと思います。
落ち着いた雰囲気で読書をしたり友人との会話を楽しんだり、心穏やかになれる場所です。
釜山で日本家屋を見に行ってみるのはいかがでしょうか?
チョリャン1941
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