
旭川市博物館の見どころ|アイヌの歴史・知里幸恵の直筆ノートも展示・入館料や営業時間まとめ
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旭川市は、札幌市に次ぐ北海道第二の都市です。北海道の中央部に位置しており、道北の経済・産業・文化の中心となっています。旭川市の歴史は古く、2万年前頃から人の生活が始まっていたと考えられていて、旧石器文化や縄文文化の土器や石器などが多数見つかっています。
そんな長い歴史と文化を持つ旭川市では、博物館も外せない観光スポットです。今回は、「旭川市博物館」の見どころを紹介します。
旭川市博物館がある場所
「旭川市博物館」は、「大雪クリスタルホール」の中にあります。「大雪クリスタルホール」は、旭川市開基100年記念事業の一環として、1993年(平成5)年にオープンした旭川市音楽堂、旭川市国際会議場、旭川市博物館によって構成されている複合施設です。日本音響家協会の「優良ホール100選」に選定されています。
また、「大雪クリスタルホール」の館内には、旭川市のシンボルキャラクター「あさっぴー」のグッズや博物館限定商品などが並ぶ「ミュージアムショップ」や、食事やコーヒーなどが楽しめるレストラン「シンフォニー」もあります。
アイヌの歴史と文化に出会う「旭川市博物館」
旭川市の博物館は、1968(昭和43)年から1992(平成4)年まで「旭川市郷土博物館」という名称で旧偕行社にありました。現在は「中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館」として利用されている旧偕行社は、人気アニメ「ゴールデンカムイ」に登場したことで知られています。
1993年(平成5)年の大雪クリスタルホールのオープンに伴って、「旭川市博物館」となり現在の場所に移転。平成20(2008)年には、常設展示室(1階)をリニューアル。キャッチコピーを「アイヌの歴史と文化に出会う」として生まれ変わりました。
上層(1階)の展示は「アイヌの歴史と文化」
常設展示室は、上層(1階)と下層(地下1階)の2層となっています。1階の展示室は「先住の民・アイヌの歴史と文化」がテーマです。展示室に入ると、古代のサケ漁や鍛冶屋、古代の住居、アイヌの農耕、中世から近世の住居などに関する展示が出迎えてくれます。
クマ笹の葉や樹皮などを使って建てたアイヌの伝統的な住居「チセ」や、明治時代に北海道の開拓と警備にあたった屯田兵やその家族が住んでいた「屯田兵屋」は、中に入ることができて当時の生活の様子を知ることができます。
その他、サハリンや大陸の先住民の資料を含む貴重な「北方民族資料」。「アイヌ神謡集」をまとめたアイヌ民族の女性「知里幸恵」の実筆ノートなども展示されています。
下層(地下)の展示は「厳寒を生きぬく動植物と人」
下層(地下)の展示テーマは「厳寒を生きぬく動植物と人」です。上川の地質、上川の動植物の他、旧石器文化・縄文文化・続縄文文化・擦文文化・オホーツク文化などの資料、明治から昭和にかけての旭川の歴史や文化について展示されています。
館内の中央部は吹き抜けとなっていて、地下から天井に向かって大きな木が立っています。この木には、旭川で見ることができるキビタキやハシブトガラ、シジュウカラ、アカゲラなどの野鳥のはく製がとまっています。
地下に降りる階段には、双眼鏡が置かれていて双眼鏡をのぞいて野鳥たちを探すこともできます。
「旭川大雪観光文化検定」の合格者は入館料が無料
「旭川市博物館」の入館料(常設展)の入館料は、次の通りです。
・大人:個人350円、年間パスポート700円、団体(20名以上)280円
・高校生:個人230円、年間パスポート460円、団体(20名以上)180円
・旭川市内在住70歳以上:個人170円
・小中学生:無料
なお、「旭川大雪観光文化検定」の1級と2級、「おたる案内人検定」のマイスターと1級の合格者は、受付で認定証を提示すると無料で入館できます。
- 住所
- 旭川市神楽3条7丁目1-45(大雪クリスタルホール内)
- 電話番号
- 0166-69-2004
- 営業時間
- 9:00〜17:00 (入館受付16:30まで)
- 定休日
- 第2・第4月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)、年末年始(12月30日から1月4日まで)。なお、6月から9月までの間は無休で開館。

