
【札幌市】入場無料のミュージアム&ギャラリー5選!暑い日のお出かけにおすすめ♪
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北海道も厳しい暑さが続く今日この頃。休日のお出かけは、できるだけ日差しを避けて、涼しく過ごせる場所を選びたいですよね。この記事では、入場無料でありながら見応えもたっぷり、新たな知識や文化、アートにも触れることができるミュージアム&ギャラリーをまとめて紹介します。無料なのに想像以上に満足できるスポットばかり。ぜひお出かけの参考にしてくださいね。
記事内の情報は2025年8月5日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
北海道大学総合博物館
北海道大学の構内にある無料の博物館「北海道大学総合博物館」。札幌農学校の開校以来、北海道大学には約400万点の貴重な学術標本があり、総合博物館には約300万点の学術標本が収蔵されています。その一部が無料公開され、北海道大学の歴史や貴重な学術資料に触れられる場として市民に親しまれています。
2016年7月にリニューアルし、北海道大学12学部の教育研究内容にまつわる展示が見られるようになりました。常設展示“北大のいま”の「北大の学び舎」では、全12学部の教育と研究を学部別に紹介。どのような教育や研究が展開され、卒業生がどんな進路を選択しているのかもわかります。さらに、日々進展する最先端研究の数々について、まさに最前線で研究をする先生に取材を敢行し紹介する展示などもあり、大学博物館ならではの学びが得られるのが魅力です。
樺太や北海道を中心とした化石の貯蔵やマンモスの実物大模型など、見どころが満載の“感じる展示室”は大人も子どもも夢中になれる展示です。世界で最初に復元された全長4mもの大型水性哺乳類「デスモスチルス」の全身骨格、日本人によって初めて発掘・研究・命名された恐竜「ニッポノサウルス」のタイプ標本など、貴重な標本や資料が盛りだくさん。植物標本や昆虫標本、魚類・海藻標本なども展示され、見るだけでなく標本に手で触れて“感じる”ことができるものも。
入口を入って右側にある道産食材にこだわったカフェ「ミュージアムカフェぽらす」では、300gとボリューム満点の「マンモスハンバーグ」(950円)や西興部村「萩原牧場」の牛乳からできた「西興部村のソフトクリー夢」(450円)など、フード・デザートが楽しめます。朝10時からのモーニングメニュー「トーストセット」(700円)も人気です。
さらにこちらのカフェで人気なのはアルコールメニュー!「生ビール(北海道限定サッポロクラシック)」(320ml550円)、オーガニックの「グラスワイン(赤・白)」(550円)など、アルコールメニューも朝10時からオーダー可能。緑豊かな北海道大学の景色を楽しみながらサクッと昼飲みにおすすめです。
北海道大学総合博物館の重厚感のある建物は、1929年に建てられ、1999年まで理学部本館として使われていた校舎を利用しています。吹き抜けの白天井のドーム「アインシュタイン・ドーム」は博物館を象徴する空間。レトロな雰囲気で写真映えもバッチリです。北海道大学の歴史を感じる建物でさまざまな研究や資料に触れられる充実の博物館にぜひ出かけてみてくださいね。
- 住所
- 北海道札幌市北区北10条西8
- 電話番号
- 011-706-2658
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 月曜日(祝日は開館、翌平日休館)、年末年始
サッポロビール博物館
日本で最も歴史のあるビール博物館「サッポロビール博物館」。明治期から現在に至るまでのサッポロビールが歩んできた道のりを紹介しています。
2003年まで実際に仕込みに使われていたという巨大なビールの煮沸釜は迫力満点。サッポロビールの歴史を振り返る展示ブースには歴代のサッポロビール瓶や歴代ポスターが展示され、これまでの歩みを振り返ることができます。ビール造りに情熱を注いできた先人たちの努力と歴史に触れる時間は、ビール好きの方はもちろん、そうでない方も楽しめること間違いなし。より詳しく知りたい方は有料のガイド付きプレミアムツアーに参加するのもおすすめです。
「スターホール」では、定番の「サッポロ生ビール黒ラベル」や北海道限定の「サッポロ クラシック」、「開拓使麦酒」が試飲できます。熟練の技で注いでくれるビールは極上の一杯!「3種飲み比べセット」(各240ml1,200円)がおすすめですよ。お酒が飲めない方やお子様には北海道限定の「リボンナポリン」(200円)などのソフトドリンクも。どれもリーズナブルな価格設定が嬉しいですね。
敷地内には、他にも「麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる」と書かれた大樽など、人気の記念撮影スポットがたくさん。ビールの奥深さと楽しさ、そして美味しさに触れ、素敵な時間を過ごしてくださいね。
- 住所
- 北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
- 電話番号
- 011-748-1876
- 営業時間
- 博物館見学スペース 11:00~18:00(最終入館17:30)
スターホール(有料試飲) 11:00~18:30(L.O.18:00)
ミュージアムショップ 11:00~19:30 - 定休日
- 無休
札幌大通地下ギャラリー500m美術館
地下鉄大通駅とバスセンター前駅を結ぶ地下コンコースにある「札幌大通地下ギャラリー500m美術館」。駅施設内の通路に設置するギャラリーとしては日本で最長の施設です。年に複数回の展覧会を実施しており、通勤やお買い物の途中でも気軽に芸術作品に触れられる貴重な場として市民に愛されています。
※写真は過去の展覧会の様子です。
展示空間は大通駅側の「ガラスケースゾーン」、バスセンター前駅側の「ウォールゾーン」で構成されています。2025年8月23日(土)〜10月29日(水)の期間には、展覧会「散歩してみた」が開催。4人の現代美術家がそれぞれの視点から「散歩」という行為を解釈し、インスタレーションや絵画、彫刻などさまざまな手法で表現する展覧会です。
初心者の方も気軽にアートに触れられる「札幌大通地下ギャラリー500m美術館」なら、アート鑑賞デビューにもおすすめです。ぜひ足を運んでみてくださいね。
- 住所
- 札幌市中央区大通西1丁目〜東2丁目
- 電話番号
- 011-211-2261(札幌市市民文化局 文化部・8:45~17:15 土日祝休)
- 営業時間
- 照明点灯時間 7:30~22:00
- 定休日
- 無休
札幌市民ギャラリー
※画像は過去の展覧会の様子です。
北海道最大級の貸しギャラリー「札幌市民ギャラリー」。個展やグループ展、公募展まで、さまざまな展覧会やイベントが一年を通じて開催され、基本的に無料で入場することができます(展覧会によっては有料の場合あり)。
さらに、気軽にアートの世界に親しめるよう「美術映画会」を開催し、今年度は『華麗なる美の殿堂 世界の美術館』シリーズを月に一度上映しています。こちらも入場・観賞無料!事前予約も不要なので、アートに触れるキッカケとして、気軽に足を運んでくださいね。
「札幌市民ギャラリー」では、子ども向けのプログラムも数多く開催しています。2025年8月16日(土)・17日(日)10:00〜16:00には「夏休みおえかきワークショップ」を開催。普段は美術品を展示している広い壁面を活用して、大きな黒板に描くおえかきや光を使ったおえかきなど、さまざまな“おえかき体験”ができるワークショップです。夏休みの思い出作りにぜひ参加してくださいね。
建物内には「KATO SHOTEN 市民ギャラリー店」があります。展覧会の前後の利用はもちろん、散歩途中の休憩や勉強利用もOKです。「ドライカレー」などの食事メニューや、コーヒーや紅茶などのドリンクメニュー、ケーキセットなどのデザートメニューも。こちらのカフェもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
- 住所
- 北海道札幌市中央区南2条東6丁目
- 電話番号
- 011-271-5471
- 営業時間
- 10:00~17:00(催しにより異なる場合有)
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
NAKAHARA DENKI Free Information Gallery
ギャラリーと観光案内所を兼ねたスペースとして2020年にオープンした「NAKAHARA DENKI Free Information Gallery」。
※画像は過去の展覧会の様子です。
メインに展示しているのは「北海道のアール・ブリュット作品」。アール・ブリュットは美術の専門教育を受けていない人によるアートのことで、英語では「ボーダレスアート」とも呼ばれています。日本では精神や知的障害のある人の作品が「アール・ブリュット」として多く紹介されています。また、不定期でその他の公募展や企画展も実施しており、初めての個展など、新しい挑戦をしている人を応援する展覧会・イベントを開催しています。入場料はもちろん、利用料も無料。どんな人でも情報を発信することができる場として開かれています。
通り沿いの大きなウインドウが目印のギャラリーは、かつて時計台が合った場所にあります。街の中心部で、「わくわくをみんなでつくる場所」をコンセプトに、さまざまな作品展示が行われているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
NAKAHARA DENKI Free Information Gallery
- 住所
- 札幌市中央区北2条西2丁目29-1 札幌ウイングビル1F
- 電話番号
- 011-261-6511
- 営業時間
- 平日10:00~18:00
- 定休日
- 土曜日、日曜日、祝日、不定休あり
入場無料のミュージアム&ギャラリーに足を運ぼう
札幌市内で無料で入場できる、ミュージアム&ギャラリーをまとめてご紹介しました。全て無料とは思えないほど見応えもたっぷり!初めてのミュージアムやギャラリー訪問、芸術やアート初心者、知性や感性を磨きたい!という方など、さまざまな方におすすめです。まだまだ暑い夏が続きそうなので、涼しい屋内ミュージアムやギャラリーを巡り、夏のお出かけを楽しんでくださいね。