
【札幌市青少年科学館】に行ってきました!丸一日遊べて写真映えも♡大人も子どもも楽しい注目スポット
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宇宙や科学原理を体験しながら学べる科学博物館「札幌市青少年科学館」。大人も子どもも夢中になって遊んで学べる!と話題のこちらの施設に、今回は執筆者が、夏休み中の4歳息子とともに実際に足を運んできました!どんな体験や見学ができるのか、リポート形式でお伝えいたします。
記事内の情報は2025年8月9日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
2024年にリニューアル、「見て、触れて、考える」科学の博物館
札幌市青少年科学館は、科学及び科学技術に関する知識の普及啓発を通して、創造性豊かな青少年を育成することを目的に、1981(昭和56)年に開館しました。2016(平成28)年にはプラネタリウムがリニューアルされ、1億個の星が投影できるようになったことで話題に。さらに2024(令和6)年、展示物を大規模リニューアル。楽しみながら学べる体験型の展示が増え、「最強子連れスポット」「写真映え必至」「ボリュームがすごい」とSNSや口コミで話題となっています。
地下鉄東西線新さっぽろ駅1番出口正面、JR千歳線新札幌駅からもサンピアザ経由で徒歩5分ほどと、公共交通機関からのアクセス良好。暑い日や雨の日でも訪れやすいのが嬉しいですね。
トンネルのようなエスカレーターをくぐり、いよいよ見学スタート!この日は平日の午前中でしたが、夏休み期間ということもあり多くの来館客で賑わっていました。チケットは事前にオンラインで購入が可能なので、待ち時間短縮のためには事前購入がおすすめです。
体験型展示が大充実!触れて、学んで、考えを深めよう
まずは「天文・地球科学エリア」からスタート!大きな地球や、空に浮かんでいるような惑星の展示に早速気持ちが高まります!
水星や金星、土星など、地球以外の星に行くと自分の体重がどのくらいになるのかボタンを押して確認できる「星の体重計」や、スタートボタンを押すと竜巻がぐるぐる〜っと発生する「竜巻発生装置」、北海道で見られるさまざまな岩石に触れられる展示など、盛りだくさん!
直径20mの巨大な地球儀や、触って学べる光る地球儀など、写真映えスポットもたくさん。このエリアは宇宙・太陽系・地球・北海道の4つのコーナーに分かれており、宇宙の誕生から北海道の成り立ちまで、触れて体験しながら学ぶことができました。じっくり見ているとあっという間に数十分経過。
北海道にとって身近なテーマである雪や氷を科学的な視点から学べる「雪・氷エリア」。手を叩くと音に反応し電球が点灯する「雪のシャンデリア」のほか、雪の本当の色を模型で伝える「雪の本当の色は何色?」など、あらためて雪や氷ってどうやってできるんだろう?どんな形なんだろう?と深く考えるきっかけになりました。
また、カーリングやスケルトンの動作体験ができる「ウインタースポーツサイエンス」や氷点下30℃の世界が体感できる「低温プレイグラウンド」(体験には整理券が必要)も。人気のブースは30分以上の待ち時間が発生している場合もあるので、空いているタイミングを狙ってどんどん体験していくのがおすすめです!
北海道・札幌の気候や気象について学ぶことができる「環境・気象エリア」。プロジェクションマッピングで投影された札幌の模型を使い、風向きにより雪の降り方がどう変わるかを学べる展示など、特に冬の季節に起こるさまざまな気象現象について知ることができました。生まれも育ちも北海道の執筆者も、知っているようで知らなかったことばかり。
“科学の不思議”を体験!小さな子どもも夢中!
3階には、子どもが遊びながら科学現象を観察できる実験装置が盛りだくさんの「サイエンスパーク」、人体について学べる「ボディアドベンチャー」、乗り物好きキッズにはたまらない「サッポロバッグステージ」があり、体験しながら科学が学べる展示が充実しています。
毎日実施されている「サイエンスショーコーナー」では、現在「気象」をテーマに、雲や竜巻の発生を再現するショーを開催中(2025年8月〜11月)。身近な天気の変化やその原因について学べる楽しいショーは一日4回、各回15分程度なので、小さなお子様にもおすすめです。
ニュートンのりんごに見立てたボールをレールに転がして物体の運動について学べる「パワーフォレスト」は多くの子どもで大賑わい。ハンドルや空気入れを使ってボールをレールに運び、そのボールがどのように動くかを観察することで物体運動の法則について知ることができます。執筆者の息子はここから離れず、1時間近く夢中で遊んでいました…!保護者が見守りながら休憩できるベンチが周りに設置されているので、とても助かりました…(笑)。
食べ物が口から入って消化されるまでの道筋を通り、体内の構造を学べる「食べものの旅」。まるで迷路のような“体内の旅”に大興奮!息子も「もう一回行ってくる!」と何度もリピートしました。
札幌で実際に活躍してきた地下鉄・除雪車を間近で観察できるエリアでは、実物の運転席に座ることもできました。地下鉄の運転席では、映像を見ながら運転の疑似体験も!憧れの運転士さんになった気分でブレーキやマスコンの操作ができて大満足。体験時間が4分間ほどあるので待ち時間は発生しやすいですが、待ってでも体験する価値ありです!
本物そっくりの美しい星空を体験!プラネタリウム
道内最大級のプラネタリウムには世界最高水準の投影機が導入され、約1億個の星が輝く星空を再現。今回は、「ちいさなお子さまと保護者におすすめ」とされていた「おばけのマ〜ルとゆめのとびら」を鑑賞しました。札幌在住の作家たちが制作した絵本「おばけのマ〜ル」シリーズは子どもも大好きなので親しみやすく、さらに職員の方による星空の解説はとても分かりやすくて4歳の息子も十分に楽しめました。幼児用クッションの貸し出しもあり、小さな子どもでも見やすくなるような配慮が嬉しいですね。
入場前には長蛇の列ができ、入り口近くの全体が見渡しやすい席は早めに埋まります。ただ前方の席も背もたれが深く倒れるため、見にくいということはありませんでした。むしろ映像が近いので迫力満点!まるで自分たちが無数の星の中に飛び込んでいくような演出のシーンはあまりの美しさに涙が出そうに…!本物のような美しい星空が楽しめるプラネタリウムは絶対に体験すべきです!
この満足感で大人1,100円、中学生以下無料
札幌市青少年科学館の観覧料金は、展示室(大人)800円、プラネタリウム(大人)550円。展示室・プラネタリウムのセット観覧券は1,100円です。そして中学生以下はなんと全て無料。高校生・大学生はセット観覧券が550円という安さ!あまりにもお得です。定期的に通いたくなりますよね。プラネタリウムには月替わりの星座スタンプを集め、たくさん集めるとプレゼントがもらえるスタンプラリーもあったので、これからも月に一度は札幌市青少年科学館へ足を運びたいなと思いました♪
大人も子どもも大満足間違いなしの札幌市青少年科学館。今度の休日にぜひお出かけしてみませんか?科学の魅力や不思議にどっぷり浸る1日を過ごしてくださいね。