【道央】北海道 これから見ごろの紅葉スポットはここだ！2024

昨年ほどではなかったものの、今年も9月中ころまでは暑さが続いた北海道。10月に入り、やっと秋めいた気候になってきたんじゃないでしょうか。秋のお出かけといえば紅葉！北海道は標高の高い地域から低い地域へと順に進み、9月〜11月頃まで長い期間、紅葉を楽しめますが、やはりこの10〜11月が見ごろ。各地できれいな様子が見られます。

紅葉の名所が多い北海道ですが、今回は道央エリアの紅葉スポットをご紹介します。

札幌の中心部から車で1時間ほどの定山渓は、“札幌の奥座敷”ともいわれ、温泉地として有名ですが、山に囲まれた渓谷地なので、温泉街、渓谷沿いの遊歩道、展望台など、さまざまな場所で紅葉を楽しめます。

見ごろとなる時期にあわせて、10/21（月）まで定山渓の知られざる絶景紅葉スポットをガイドの案内付きでめぐる「紅葉かっぱバス」も運行中です。

定山渓温泉からほど近い、北海道内でも有数の紅葉スポットである豊平峡ダム。九段の滝、渓谷展望台、千丈岩、アーチ式のダム…紅葉だけでなく、見どころがいっぱいです。紅葉時期の10/31（木）までは毎日ダムの放流も見られます。

ダム湖に映る逆さ紅葉は“絶景”という言葉がふさわしい紅葉スポットです。

ニセコ・倶知安エリアの紅葉は、9月下旬から徐々に色付き始め、10月中旬から下旬にかけてピークを迎えます。標高差があるため、場所によって色づき方が異なり、様々な紅葉を楽しめます。

ニセコアンヌプリは、ゴンドラを使えば、標高1000メートルの展望台から羊蹄山、洞爺湖等の雄大なパノラマを眺めながら楽しめ、登山道では鏡沼の美しい紅葉や山頂からの絶景も味わえます。原生林に囲まれた神仙沼は、紅葉シーズンは特に美しいスポットとなります。
※紅葉ゴンドラの運行は10/14(月)まで

羊蹄山を背景に、湧水や池に映る木々の色づきがきれいな京極町ふきだし公園。ブナやカエデなどが色鮮やかに染まり、まるで絵画のような風景が広がります。今年は10月上旬ですでに色づき始めていて、見ごろは10月中旬にピークを迎えそうです。

紅葉と澄んだ空気、雄大な羊蹄山のコラボレーションはまさに絶景。園内には散策路も整備されていて、ゆっくり散歩をしながら紅葉を楽しめます。

滝の上公園は、紅葉の季節になると、夕張川が作り出す渓谷の美しさと周囲の自然の中に葉が紅色や黄色など豊かに色づき、道内有数の紅葉の名所となります。特に朱色の吊り橋や大迫力の千鳥ヶ滝に映える紅葉は圧巻。

渓谷沿いの遊歩道から眺める紅葉もおすすめ。木々の間を流れる清流の音を聞きながら、ゆっくりと紅葉を楽しめます。

札幌の中心部で楽しみたい方には、北海道大学に広がるイチョウ並木がおすすめです。約380ｍほどある大学構内のまっすぐな道路両脇に70本ものイチョウが並び、秋の黄葉の様子は圧巻です。

見ごろに合わせて行われる「北大金葉祭（こんようさい）」では、イチョウ並木が全面ライトアップされ、また普段とは違う幻想的な景色を楽しめます。