
【当麻町】暑い夏は「当麻鍾乳洞」で冷え冷え〈ナイトツアー予約受付中〉
NEW
「あ・つ・す・ぎ・る!!」
毎日こう暑かったら、本当にたまったもんじゃない。数ヶ月前は寒い寒いって思ってたのにね。久しぶりに一回、上着が欲しくなるくらい身体を冷やしたくないですか?
いいところ、知ってます。
「当麻鍾乳洞」
冷えっ冷えになれます。
行ったことのある方も聞いたことはあるって方も、この夏おすすめなのが「当麻鍾乳洞」です。なんてったって天然のクーラーですからね。保湿(湿気)も充分で肌にもいい⁈
では、「当麻鍾乳洞」がある当麻町について、場所や特産など少し深掘りしてみましょう。
当麻町ってどこにあるの?どんな町?
当麻町は旭川市に隣接した国道39号線路沿いの人口6000人弱の町。
町面積の約65%が山林であることから林業と、北海道三大スイカの一つと言われる真っ黒な外観が特徴の「でんすけスイカ」や、米どころとしても知られており、きゅうりは道内有数の生産量を誇るなど農業が主な産業の町です。
車では札幌から約90分・旭川から約30分。
JRは旭川駅から石北本線「当麻駅」約30分の場所です。

「当麻町の観光パンフ」ってネーミングがちょっと面白い。
「当麻町の観光パンフ」は町の要所に置かれ無料配布されていますので、行かれた方は是非お手に取って下さいね(^^)
今回の記事を書くにあたり、観光パンフの引用について問い合わせしましたら「どうぞどうぞ!!」と快諾して下さったのは当麻町広報課の宍戸さん。(別名・「スターししど」さん)
2015年にブギウギ専務でお馴染みの上杉周大さんが当麻町を紹介するYouTube動画
に、宍戸さんも出演されています。(コチラ)
以前【当麻町】ブギウギ奥の細道 聖地巡礼「道の駅とうま」+おまけ情報
でも紹介しています。
その宍戸さんが新たに出演された動画に「ウン精」というパワーワードが!
そして、達成すると開運お守りが必ずもらえる「当麻町おべんろの旅」という企画も。
※「ウン精」は後ほど実際の画像も紹介しますので、しばしお待ちを(^o^)
「当麻鍾乳洞」
では先程の観光パンフより、当麻鍾乳洞のページを見ていただきます。
右下の「洞窟ナイトツアー/夏」こちら既に予約が開始しております。え、面白そう!と思った方はぜひ↓をチェック☆
日中に行くか、予約してナイトツアーに参加するか。
大人はもちろん、夏休みのお子さんを連れての参加などは、すごくいい思い出になるのでしょう。そこも考えながらこれから先を読んでいただければと思います。
【当麻鍾乳洞に行ってみた!レポート】
- 住所
- 北海道上川郡当麻町開明4区
- 電話番号
- 0166-84-3719
- 営業時間
- 午前9時~午後5時 (受付は午後4時30分まで
- 定休日
- 4月第4土曜日~10月第4日曜日(冬期間は休業)
- 備考
- 料金:高校生以上600円 小中学生400円
※本施設は段差があるので車椅子、ベビーカーでの入場はできません
では、当麻鍾乳洞の駐車場に着いたところから話を進めます。
駐車場は2ヶ所あって、進路としては手前に第2駐車場、鍾乳洞入口に近いのは第1駐車場です。第1駐車場は、かなり広いので満車の心配は無さそうです。駐車料金は無料。
これが「開ウンパワースポット」
ちょっとその前に、、、
先程「ウン精」の話をしましたが覚えてますか?ウン精がいる場所は『開ウンパワースポット』と呼ばれるみたいです。
お時間があれば鍾乳洞も是非体験して欲しいけれど、実は鍾乳洞に入らずともウン精との記念撮影は可能なんです。
達成すると開運お守りが必ずもらえる当麻町おべんろの旅企画の「開ウンパワースポット」で、ウン精との記念撮影が済んだら先へ進みましょう。

鍾乳洞の入口は駐車場より上にあります。画像奥の三角屋根のところから階段を登り、画像右上のトンネルのような通路を進み鍾乳洞へ向かいます。

三角屋根の建物外壁:当麻鍾乳洞には蟠龍伝説があるんだそうです。
昭和32年、石灰岩採掘中に発見された当麻鍾乳洞は洞内が2頭の龍が横たわっているような形状をしていることから、当初「蝦夷蟠龍洞」と名づけられました。
〜当麻町蟠龍伝説より引用〜
当麻町には蟠龍伝説にちなみ数多くの龍が見られます。当麻鍾乳洞にも龍があちこちに。
探してみて下さいね(^^)

さて、いよいよ鍾乳洞に続く通路を進み、入場券を買って入洞しますよ!
入場券販売窓口の所はホールになっていて説明書きや展示などがあるので、少し勉強してから入洞するとより深く楽しめると思います。
また当麻町公式YouTubeチャンネルに、わかりやすい説明がありました。↓↓↓
2頭の龍が横たわった形状の図解も出てきます。

石筍の実物展示あり。

よく読んで頭にいれておこう!
では、いよいよ入ります。

鍾乳洞入口。中は暗いので足元に注意を!
【静寂の神秘体験に没入できる貴重な場所】
鍾乳洞がどんなものがわからないチビッコちゃんには、事前に「探検に行く」旨の説明が必要なくらいのワイルド感がありますのでご注意を!泣いちゃったら洞内かなり響きます。トラウマになったら可哀想だしネ。
鍾乳石を見ながら歩いて20分くらい。距離的には135mほど。一方通行です。
出口に出た後は再入場OKですので、もう一度ゆっくり見たい方は何度でもどうぞ。私も今回2周しています。

細い通路を一方通行で進みます。ゆっくり見たい場所では端に寄り、後続者に道を譲ろう!

ぐっと背を低くして通り抜ける場所も。
みどころオススメポイント
中に入ったら別世界。
右も左も頭上も鍾乳石で、とっても神秘的。
たくさんある鍾乳石のうち、是非見て欲しい個人的オススメを紹介します。
マカロニ鍾乳石
道内の数少ない鍾乳洞の中で、特に「当麻鐘乳洞」の見どころは、天井から同じ太さでパイプ状に連なる「鍾乳管」別名「マカロニ鍾乳石」は、学術的にきわめて珍しいものだそうです。
智恵の池
この「智恵の池」をはじめ、いろんな場所に鍾乳石以外の置き物があり、雰囲気を盛り上げています。こちらの龍は短い手を広げて、ちょっと可愛らしい?ので探してみてね。
鍾乳石の先端から落ちる雫
鍾乳石は、環境にもよりますが平均すると100年でわずか1センチほどしか成長しません。
石灰岩には、酸性の水に溶けやすい性質があります。二酸化炭素を含んで酸性になった雨水や地下水が、何十万年、何百万年と気の遠くなるような長い年月をかけて、じわじわと石灰岩を溶かし、洞窟をつくり出します。このとき、石灰岩から溶けた炭酸カルシウムが再び結晶化したものが、鍾乳石です。
〜「観察法のイロハのイ 自然がつくった神秘の空間鍾乳洞」より引用〜
100年で1センチほどと言われる長く遠い成長の一瞬を自分の目で捉える
なんて神秘的。ロマンを感じました。
龍神社

ライトアップされた小さな祠
窪んだところに祠が置かれていました。
ライトアップされ、暗いところにぽっかりと浮かび上がってみえる龍神社に目を奪われました。祠の左横に小さい龍がいるのですが、見つけられるかな?
幸運の間

天井側からと地面側から、それぞれ成長して繋がった石柱が見られる。どれほどの年月を要したのか。
幸運を授けてもらえるような気持ちになった場所です。自然って凄いね。実物の迫力を画像では伝えきれないのが残念。
あなたの目で実物を見ていただきたい。
女神の間
以前どなたかの「女神の間」画像を見た時から、必ず見たいと探しました。1周目では見落としてしまい、諦めきれずに2周目でようやく見つけた思い入れのある空間です。
----------------------------------------
なんとなく、鍾乳洞の中の雰囲気は想像できたでしょうか?
もっともっと画像も撮ったし紹介したい鍾乳石はあるのですが、実際に見ていただきたいと思い、ここは敢えて厳選しました。
宇宙を感じられるような雰囲気の非日常的空間は、暗くて、湿気があって、すごく神秘的でした。鍾乳石は、つらら状のものや、ヒダのように波うったような美しいものなど形状もいろいろ。見下ろしたり見上げたりしながらゆっくり観察していただければ、と思います。没頭できて感慨深い時間を過ごせるはずです。
人間の一生は鍾乳石の成長なら数ミリなんだなぁ。
暑い夏にはバッチリな涼しい場所なので、機会があったら行ってみて下さい!
当麻町寄り道情報
せっかく当麻まで行ったなら、寄り道しませんか?
観光パンフから個人的オススメを抜粋してご紹介致します。
フィールドアスレチック
フィールドアスレチックの近くには、
世界の昆虫標本が並ぶ「パピヨンシャトー」
ちょっと、ひとっ風呂「ヘルシーシャトー」
ガーデン施設「くるみなの庭」
夏も冬も楽しいアウトドア「キャンプ場」
などなど、楽しい場所がたくさん!
冬には冬の楽しさを。スノーシュー体験。
道の駅とうま
道の中とうまでは、スッキリした甘味の高級スイカ「でんすけすいか」の販売や、買ってすぐ味わえるカットスイカも売り切れ必至です。
当麻鐘乳洞熟成酒「龍乃泉」も数量限定で取り扱いしてます。
道の駅のお食事処で、当麻米の爆弾おにぎり
も話題になっています。(※豚汁セットの豚汁は現在販売休止のようですが、おにぎりは通年販売中!)
おもちゃ・駄菓子「はしだ玩具店」
今もなお営業中の「はしだ玩具店」
ずっと変わらず続けて欲しい思い出のお店です。伺ったのは春でしたが、今の時期は花火が並んでいると思います。バラ売りで1本から買えたはず。私はドラゴンとか蛇玉とか線香花火などをワクワクしながら選んで買った記憶があります。

探し物がある方は見つかるかも?懐かしい感じのおもちゃが、いろいろわんさかありました。

駄菓子の品揃えはバッチリ!計算の勉強にもなるよね。
当麻鍾乳洞からオススメ寄り道までをご紹介して参りました。
当麻には新しいカフェやパン屋さんなどがオープンするなど明るい情報も聞いています。
今年、当麻駅前にオープンした「馬場商店」は角打ちもできるそう。
ちょっと楽しい、いろいろ楽しい当麻町ですね。私もまた伺いたいと思います。
では、また!