
博物館網走監獄|VRや囚人食堂まで楽しめる!北海道のネオ人気スポット
北海道の歴史を体感!博物館網走監獄で味わう非日常体験
北海道網走市にある「博物館網走監獄」。
明治時代の刑務所建築と歴史を現代に伝える、まさに"生きた博物館"。
1983年に開館したこの博物館では、知られざる北海道開拓史を学ぶことができます。
一歩足を踏み入れれば、まるで時代を遡ったような感覚に包まれることでしょう。
明治時代から続く重厚な歴史
網走監獄は、1890年に設置された網走囚徒外役所がその始まりであり、その後1903年の監獄官制発布によって網走監獄という名称になりました。
網走監獄の歴史は、北海道の開拓計画と密接に関わっています。
政治犯や重犯罪者を収容し、厳しい労働を通じて北海道の道路建設や開拓事業に貢献させました。
極寒の北海道での過酷な労働環境。
当時の厳しい時代背景が今も語り継がれています。
全国にその名を轟かせたきっかけは、1960年代の石井輝男監督による映画「網走番外地」。
高倉健主演のこの作品で、網走刑務所は一躍有名になりました。
1973年に網走刑務所の改築計画が公表。
それまでに使用していた建物は博物館網走監獄に移築・保存公開され、8棟は重要文化財に、6棟は登録有形文化財に登録されています。
圧巻の「舎房及び中央見張所」
博物館最大の見どころ、それが日本最古の木造行刑建築「五翼放射状平屋舎房」です。
1912年建設のこの建物、中央から5本の翼が放射状に広がる独特な構造が印象的。
少数の看守で226の房を効率的に監視できる、まさに知恵が詰まった設計です。
建物内部を歩けば、囚人たちの手仕事が今も生きる木造建築を体感することができます。
明治時代の刑務所の実態がそのまま保存されていて、歴史の重みをひしひしと感じることでしょう。
明治時代に建てられた網走刑務所の建物が再現された展示を通じて、教科書では得られない"リアルな歴史"を学ぶことができます。
最新技術とかつての歴史を体感できるコンテンツ
NEW網走監獄VR体験で過去へタイムスリップ
最新のVR技術を活用した「博物館 網走監獄 VR」が人気です。
網走監獄を疑似体験できる、画期的なコンテンツ。
歴史をただ見るだけでなく、実際に"体感"できる。
これこそ現代の博物館の魅力ですね!
監獄食堂で味わう歴史的グルメ体験
博物館内の「監獄食堂」では、現在の網走刑務所で受刑者に提供している食事を再現したメニュー「監獄食」を食べる事ができます。
現在の受刑者達の食生活を体験できる、他では絶対に味わえないユニークなグルメ体験。
ぜひ味わってみてください。
- 住所
- 北海道網走市字呼人1-1
- 電話番号
- 0152-45-2411
- 営業時間
- 9:00 - 17:00 (最終入館は16:00まで)
※ 季節により変動する場合あり。最終入館は閉館の1時間前 - 定休日
- 12/31・1/1
- 備考
- 【基本情報は公式サイトより引用】