道内の観光・グルメ・おでかけ情報満載 MouLa HOKKAIDO(モウラ北海道)

海沿いのお店で食べる二八蕎麦「そば処 昌の屋 寿都店」

海沿いのお店で食べる二八蕎麦「そば処 昌の屋 寿都店」

寿都町にある蕎麦店「そば処 昌の屋 寿都店」へ行きました。函館と小樽を結ぶ「追分ソーランライン」と呼ばれる日本海側沿いの道路を走っていたところ、趣のある建物が気になり入ったお店です。落ち着いた雰囲気のきれいな店内で、北海道にこだたわった二八そばを食べてきました。

趣のある外観と落ち着いた雰囲気の店内


店舗外観

気持ちのいい海沿いを走っていると、鰊御殿と書かれた趣のある建物がありました。駐車場もお店の横にあり、時間もちょうどお昼時でしたので、この日のお昼はこちらのお店で食べることにしました。


店内は落ち着いた雰囲気

店内には、ゆったりと過ごせそうなテーブル席や座敷の席があり、落ち着いたきれいな雰囲気でした。BGMにジャズが流れていました。店内に窓はなく、海沿いにいることを忘れてしまいます。この建物は、ニシン漁で栄えた時代の歴史的建造物である橋本家の土蔵を改修しているそうですよ。

お冷は最初に持ってきてくださり、一緒にそば茶も提供されました。お水のピッチャーは店内の中央や前方に置いてあり、おかわりは自分でできるスタイルにしてありました。前方には寿都町を案内するパンフレットも置いてありましたよ。

こちらのお店、札幌の平岸にもお店があるようです。札幌にもオープンしたのかなと調べてみると、どうやら、もともとが札幌のお店でした。以前は別のお蕎麦屋さんがこの場所で営業していたそうなのですが、閉店。同じ建物を引き継いで新たに営業をはじめたのが「そば処 昌の屋」さんだったようです。

北海道にこだわった「二八そば」が食べられるお店

こちらのお店で食べられるのは、幌加内町をはじめとする北海道産のそば粉8割と、北海道産小麦粉を2割使用した手打ちの「二八そば」です。


メニューに書かれたそばのこだわり

北海道にこだわったお蕎麦を実食

にしんそば


にしんそば 1,200円(税込)

鰊御殿と聞くと、やっぱりにしんを食べておきたいなと、にしんそばを注文。趣のある器が印象的です。まずは温かい汁を一口。だしがしっかりきいた濃い目の味が美味しい!にしんもホロホロとして、しっかりした味でお蕎麦に合います。最後まで美味しくいただきました。

冷やしとろろそば


冷やしとろろ 930円(税込)

こちらは、同行者(家族)が注文した冷やしとろろです。暑い日が続いているので、冷たいお蕎麦でさっぱりとしたいということでこちらを選びました。味見させてもらいます。とろろには、うずらのたまごがのっています。ほかに、三つ葉と、細く切られたのりと、千切りにしたゆずの皮ものっていました。とろろの中にそばつゆを入れて、そばをからめていただきます。千切りにしたゆずの皮がアクセントになっていて美味しかったです。二八そばの美味しさも感じられました。

最後はそば湯もいただきます。濃い目のそば湯が美味しかったです。そばの栄養を最後までしっかりといただきます。

食事の後には海を眺めて出発


追分記念碑

美味しいお蕎麦を食べ、再び車に戻る前に、少し外の空気を吸って休憩します。道路を渡った向かいには、広々と海が広がっています。ここは「歌棄(うたすつ)海岸」と言うそうです。お店の向かいは小さな広場のようなスペースがあり、追分記念碑と、隣に恵比寿神社がありました。追分記念碑には「忍路高原およびもないが せめて歌棄、磯谷まで」と、江差追分の歌詞の一節が書かれています。

遠くには、風の強い寿都町のシンボル的な存在でもある風力発電の白い風車も見えました。北海道らしい景色を感じながら、いいお昼休憩をとることができました。


そば処 昌の屋・寿都店

住所
寿都町字歌棄町有戸14(国道229号線沿い)
電話番号
0136-64-5677
営業時間
[11月〜3月]11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)
[4月〜10月]11:00〜16:00(ラストオーダー15:30)
定休日
水曜定休

この記事を書いたモウラー

モウラー

きなこ

北海道の「楽しい」「ステキ」を伝えます。