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【札幌三越屋上・三囲神社】2025年中に参拝が叶うか⁈

【札幌三越屋上・三囲神社】2025年中に参拝が叶うか⁈

札幌三越屋上の神社に参拝されたことはありますか?
空に近い場所である屋上に鎮座されている「三囲(みめぐり)神社」
残念ながら今年2025年の参拝は厳しい感じです。なぜ?それを含めてご紹介したいと思います。


紹介している画像は全て2024年のものです。

デパートの屋上に神社⁈
「三囲(みめぐり)神社」について

以前札幌三越では、正月期間特別に初詣ができる三囲神社の仮設や、新年の運試しに東京都墨田区向島にある三囲神社の「金銀富貴」と「強運」お守りとおみくじの授与がありました。
お近くの方、興味のある方には身近な存在だと思います。
その三囲神社は、本来、屋上にあるってご存知でしたか?


屋上の三囲神社から三越の看板を見たところ。看板を見つけたら神社があることを思い出して!

残念!2025年の参拝が叶うか、現段階では決まっていません!

「三囲(みめぐり)神社」がある札幌三越の屋上は、毎年4〜5月頃から無料休憩スペースとして開放され、冬季間閉鎖されています。

先日、そろそろかな?と思い「2025年の開放はいつからですか?」と問い合わせたところ、「今年屋上のタイル補修の計画があり屋上開放は行わないことになっているので、三囲神社参拝も出来ない状況です。」との返答が、、、残念過ぎる(涙)今年は無理⁈

しかし参拝はならずとも三囲神社は変わらず鎮座されている訳で、だからこそ今、紹介しておきたいと考えました。
2024年夏に伺った際の画像ですが、次に屋上開放・参拝が叶う時の参考にしていただけたら嬉しいです。
補修後のタイルも楽しみにしながら機会を待ちましょう。
今後の開放開始については札幌三越へお問い合わせ下さい。


札幌三越

住所
札幌市中央区南1条西3丁目8
電話番号
011-271-3311
営業時間
午前10時~午後7時
但し本館地下2階から1階、および北館は午後7時30分まで
本館10階は午後8時まで
備考
屋上開放は時間制限あり。
開放再開は現在未定です。

なぜ三越屋上に神社?

東京・向島にある「三囲(みめぐり)神社」は江戸時代、三井家の守護社として崇拝され、現在も三井家と三井グループ各社から信仰されている。
三囲の「囲」の字は「井」を囲んでいることから、三井を守る意味で守護社とされたとも、俳人・其角きかくの雨乞いの霊験によるものとも伝えられている。
〜三井広報委員会「三囲神社」より引用〜

由緒・歴史についてですが、三越創業300年記念の1971年・1972年の店舗拡張工事の際に祀られた、とネットで調べて見つけました。
実は、札幌三越受付で質問させていただきましたが「あまり詳しいことはわからない」「是非ネットで調べていただけたらありがたい」とのことでした。謎に包まれた神社⁈

三囲神社の「囲」の文字の中に「井」があり、つまり「三井を守る」と考えられ、江戸時代から三井家に鬼門除けとして崇拝されてきた三囲神社の分霊を、札幌三越の三囲神社に祀っているとのことです。
東京銀座三越9階屋上には三囲神社の社務所もあるそうで御朱印もあるのだとか。機会があったら行ってみたいですね。

「三井さん」だけではなく、井上さん、永井さん、井出さんなどなど「井」が名前にある方は特に、参拝すれば神様に守っていただけそうですよね。なんか特別感ありますね。

屋上のどこにあるの?


屋上開放スペース側から入口を見たところ:黄◯はエレベーターホール、赤◯が三囲神社


↑の黄◯辺りから見た景色。夕刻でしたが青い空が広がってました。


三越の看板。夕陽に照らされた看板も素敵です!


フェンスからみたPARCOの看板は、目線より下にありました。

「三囲神社」の全貌

お待たせいたしました。
「三囲神社」のご紹介をさせていただきます。


「三囲神社」正面。しめ縄が飾られた朱色の鳥居と、守るように配された樹木の緑が美しい。


右側から見た三囲神社


鳥居の奥に見えるのは、左(赤):主祭神の 「宇迦之御魂命」、右(白):配祀神の活動大黒天が祀られています。

御祭神とは、神社に祀られている神様のことで、主に主祭神と配祀神の2種類があります。
主祭神(しゅさいじん)は神社に主として祀られている神様で、配祀神(はいししん)は相殿として祀られている神様です。

御祭神の主祭神 「宇迦之御魂命(うかのみたまのかみ)」


赤い祠は稲荷神社を表すもの。お稲荷さんと親しまれていますね。ほら、狐が祀られているでしょ。

主祭神 「宇迦之御魂命(うかのみたまのかみ)」は、豊穣の神。
通称お稲荷さんと呼ばれる稲荷神の意味を持ちます。

祠の赤は、
・稲作を助ける陽光や温かさを表す
・魔除けの意味も持つ
のだそうです。

なぜ狐(きつね)?
狐は、稲荷神社の宇迦之御魂神の神使(神様のお使い)です。左右対の白い狐にもご注目を!

是非ともご利益をいただきたい!

ご利益としては、
【商売繁盛】【金運上昇】【安全祈願】
皆様に関わりがある身近な神様と言えるのではないでしょうか。私もしっかりお参りしました(笑)

また屋敷神として
【家内安全】(工場・会社の安全祈願】にも
ご利益があるらしいって言うんだから、全国民がお稲荷さんに手を合わせて祈願した方がいい。安全第一!
ね、俄然お参りしたくなってきたでしょ?

御祭神の配祀神「「活動大黒天」


夕陽が当たって、より一層神々しさを感じます

配祀神「活動大黒天」は、インド神話のシヴァ神の化身ともいわれ、【福徳】【財宝】【開運の神】として信仰されています。

実際に祠の中を拝むことはできませんでしたが↓が大黒天さんです。イメージとして参考までに。


「大黒天」財宝や福徳を呼び込む力がある小槌を持った神様

高いところにある理由

・神様が日を浴びられるように
・神様の上を歩く行為が罰当たりになるから

などの意味があるようです。

俗世の雑踏から離れた静かな場所が屋上だったのネ!エレベーターで来れるってのが近代的だし、買い物帰りに参拝して屋上で一休みとかいいですよね。次の屋上開放が待ち遠しいです。


鳥居に寄って撮影。空が広くて風が通る清々しい場所でした!





以上が「三囲神社」の紹介でした。
今後の屋上開放については札幌三越からの情報を待つのみです。注目しておきましょう!

三越の看板の場所に神社があることを記憶の端においていただけたら幸いです。
では、また!


この記事を書いたモウラー

モウラー

おおでまり

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元道民。ブギウギ専務・上杉周大さんの大ファンです♪