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子どもに筋トレさせていいの⁉ ~ジュニア専門フィジカルトレーナーが教える正しい筋トレ・睡眠・食事の考え方~

子どもに筋トレさせていいの⁉ ~ジュニア専門フィジカルトレーナーが教える正しい筋トレ・睡眠・食事の考え方~

ジュニア期の筋トレはあり!!なし??

まず、筋トレとは何か?が大切
ほとんどの方が、【重いダンベルを持ってスクワット】【プロテインを飲む】
=筋トレと思っていませんか?
間違えではないですが……間違えです(苦笑)

筋トレとは、筋肉に対し刺激や負荷を与える事です。
=究極、歩く事も筋トレという事です。

筋肉は、動かし続けないと成長しません。
なので、スポーツをやられているお子さんには筋トレをオススメします。

なので、ジュニア期の筋トレはあり!なんです。


トレーニングだけが筋トレではない!?

よく親御さんから
「コーチ、私の子供体力をつけて強くさせたいから毎日走らせています!でも、一向に体力もつかないし逆に遅くなっているのではないかと思うのですが……」筋力アップさせる為には、必ず【休息】が必要です。

筋肉は、【刺激→損傷→回復】の繰り返しで日々成長していきます。大切なのは、【回復】です。

回復させる事で損傷部分の筋線維が少し太い筋線維へ修復され筋力アップに繋がります。つまり、【回復=休息】も大切なトレーニングの一環なのです。

なので、必ず睡眠時間を確保しましょう!


休憩も大切なトレーニングの1つです

睡眠時間は何時間寝るより、何時に寝るかが大切!!

良く「8時間睡眠が良い」と聞いた事がありませんか?
私もそう思います。

次のポイントは、何時に寝るか?です。
例えば、深夜0時に寝て、朝8時に起きる。睡眠時間は8時間ですが実はここに大切なポイントがあります。

成長ホルモン」です。

このホルモンの分泌が多くなるのが夜の23時~深夜2時の間です。
この時間に出来るだけ寝ておきたい。しかも、熟睡までには30分~1時間はかかると言われています。
なので、最悪、22時には寝ましょう。と良く言われます。

この、成長ホルモンが分泌させる時に【回復】も同時に行われます。
なので、出来るだけこの23時~2時の間は寝てた方が良いです。

これからは何時間寝るではなく、逆算して何時に寝るという考え方を持つと良いと思います。

どんなトレーニングをすれば良い?

トレーニング機材を買わなくてもトレーニングは出来ます。それが自重トレーニングです。

自重とはその名の通り、「自分の体重」の事。まずは、自分の体重の重さをコントロール出来る筋肉をつける事が大切です。次にどこの部位を強化したいか。足ならば、スクワットがいいでしょう。

そして、ここがポイントです!最後は、そのスポーツの動きでのトレーニングをする事。例えば、陸上選手が、スクワットで足のトレーニングを行いました。その後、最後に実際に走るトレーニングを行います。何故ならば、その筋肉がスポーツの現場で使えなくては意味がないからです。

実際に動き筋肉に動きを覚えさせ、エネルギーを使わせます。
このトレーニングをするか。しないか。では大きく変わっていきます。


初心者からスタート出来る自重トレーニング

食事はトレーニングより大切!!

よく、トレーニングの内容や方法のご質問を多く頂きます。

もちろん。トレーニングも大切!しかし、食事はもっと大切!

何故ならば、その身体を作っているのは全て【食】です。食は身体を作りエネルギーになります。トレーニングもどうやれば効率よく鍛えられるかと考えますが、食事も同じです。


例えば、トレーニング後の身体はエネルギーが不足しています。何が必要か。よくタンパク質と答える方がいます。正解です。しかし、タンパク質をより効果的に吸収する為にどんな栄養素が必要かご存知でしょうか。それは、ビタミンB群です。つまり、その瞬間ではなく、日頃からバランスの良い食事を取る事が、大切。つまり、トレーニング効果を上げたければまずは食事からスタートする事をオススメします。



この記事を書いたモウラー

モウラー

福神 早太

一般社団法人 UTARIジュニアアスリートアカデミー 代表理事
ジュニア専門フィジカル&食育トレーナー
トレーニング情報や食育が出来る農場を紹介します!