地元ライターがおすすめします！メジャーではないけど絶品！北海道の穴場グルメ【肉グルメ編・5選】

観光客が行列をつくる有名店もいいけれど、本当に美味しいものは地元民だけが知っている−−。地元の人々に愛される隠れた名店で、特別な味に出会うこと。それが「穴場グルメ」の醍醐味です。この記事では、札幌を中心に、道内各地から「メジャーではないけど、味は絶品」と地元民が太鼓判を押す、肉料理の隠れた名店5軒を厳選してご紹介します。

乳牛の赤身肉にこだわる個性派ステーキ店から、手間を惜しまない鮮度抜群のホルモン焼肉、さらには驚きの創作ジビエ料理まで。道民だからこそ知っている、北海道の究極肉グルメをぜひ堪能してください！

記事内の情報は2025年12月11日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

“乳牛”を使った肉料理専門店「NYU MEAT（ニューミート）」。赤身の旨みをしっかり感じられる肉をステーキやハンバーグ、ハンバーガーなどで楽しめるお店です。

道内の信頼できる生産者から一頭買いした北海道産の放牧牛を使用し、赤身肉本来の旨味と食べ応えを追求したステーキや煮込み料理が名物。おすすめは、人気のハンバーグと100gステーキがどちらも食べられる「ステーキ&ハンバーグコンボ」（280g/2,400円〜）。

他にも赤身の王道、ランプ肉をプロの技で旨味たっぷりに焼き上げた「北海道ランプステーキ」（100g/1,400円〜）や、肉の王様、サーロインを一枚そのまま焼き上げ、あっさりレモンバターを乗せたクラシカルスタイルで豪快にいただける「北海道サーロインステーキ」（100g/1,900円〜）、乳牛のリブロースの美味しさを堪能できることで大人気の「北海道リブロースステーキ」（150g/3,200円〜）など、乳牛の美味しさを丸ごと味わえるメニューが揃います。

十勝大樹町の牛乳を使用した自慢のソフトクリーム「NYU MEAT プレミアムソフトクリーム」（500円）は食後のデザートに必食。乳牛のお肉の美味しさを堪能した後は、ミルクの美味しさもぜひ味わってください。

場所は札幌の中心・moyuk SAPPORO内にあり、アクセス良好。北海道の新名物となる乳牛肉料理を、ぜひ味わってみてください！

和牛の炭火焼きと100種以上のワインをリーズナブルに飲めるお店「炭火肉焼き倉庫 CONOYOSHI（コノヨシ）」。和牛・道産牛の炭火焼きをお手頃価格で楽しめるのが特徴のお店です。

お肉の美味しさを堪能したいなら、おすすめは「道産和牛ハツ」（1,078円）、「道産牛サーロイン」（200g/5,500円）、「道産牛ヒレ肉」（200g/8,800円）​といった、シンプルな炭火焼きメニュー。肉の旨味を最大限に引き出した火入れで、道産和牛のおいしさを発見できますよ◎付け合わせの野菜も契約農家から仕入れた新鮮なものを味わえます。

前菜としておすすめなのは「牡蠣の炭火焼き」（2Lサイズ/1,078円）。特大サイズの牡蠣を贅沢に炭火焼きで。牡蠣の上にのっているのはアーリーレッドの酢漬け。さっぱりとした美味しさでキリッと冷えた白ワインとの相性も抜群です。

世界各国のワインは、クラシックワインからナチュラルワイン、道産ワインまで個性豊かな銘柄を幅広くラインナップ。料理とのおすすめのペアリングを聞いてオーダーすることももちろん可能です。美味しいお肉とワインを落ち着いた雰囲気で楽しめ、ちょっと特別な夕食にぴったり。地元客から愛されるレストランです。

「北海道産ホルモン」「えぞ但馬牛」といった地元に根ざした肉を楽しめる焼肉ホルモンの名店「ホルモンやき肉 うしたつ」。老舗「牛のいしざき」の伝統を受け継ぎつつ、新しいスタイルで極上のホルモンと和牛を提供するお店です。

全席がカウンター席の店内は、間接照明が心地よい落ち着いた雰囲気。お肉は全てスタッフが目の前で一枚一枚焼いてくれる、焼肉店には珍しいスタイル。手を煩わせることもなく、それぞれの肉にあったベストな焼き加減で味わえるのが嬉しいポイントです。特別な日はもちろん、一人でもゆっくりと食事を堪能できる、上質な大人の空間◎

加工まで時間をかけない独自の製法で最高の鮮度に仕上げた北海道産ホルモン。「シマチョウ」や「マルチョウ」（各940円）​はもちろん、「テッポウ」（980円）、「はちのす」（950円）など、1頭買いならではの鮮度と種類の多さが自慢です。

甘みと旨味が強く、脂身が驚くほどあっさりしているのが特徴の「えぞ但馬牛」。自社管理の幻の和牛の素材本来の美味しさを最大限に高めた食べ方で提供してくれます。数量限定の「ヒレ」（時価）、「ハラミ」（3,200円）、「上牛タン」（3,400円）など様々な部位のほか、系列店でも人気の「薄切りレアステーキ」（2,400円）もおすすめです。

店はすすきのエリアのビル3Fにある隠れ家のような落ち着いた雰囲気。五感で楽しめるライブ型の空間で味わう上質なホルモンと和牛は、肉マニアにもおすすめです。

旭川市にあるジビエ専門店「ジビエバルYAMAGAMI」。島根県産の猪や、道産の鹿、鴨、希少な熊肉など、厳選された野生肉を使った料理が多数揃います。グリル、ユッケ、パスタなど、バリエーション豊かなメニュー構成でカジュアルにジビエ料理を楽しめますよ。

一番人気は揚げ時間1分でさっくりレアに仕上げた「エゾ鹿レアカツ」（2,080円）。塩でもタレでも美味しくいただける一品です。

10月〜4月頃は、ジビエ鍋が楽しめます。「猪鍋」（2人前/2,800円〜）、「鴨鍋」（2人前/2,500円〜）、「熊鍋」（時価・数量限定）。それぞれのジビエの旨みを味わえるお鍋は他ではなかなか食べることができないので、訪れた際にはぜひ食べておきたいメニュー。

他にも「エゾ鹿ナポリタン」（1,000円）、「イノシャブ」（2,800円）など、和・洋の垣根を越えたメニューが揃います。

ジビエ＝「クセがある」「硬い」と思われがちですが、こちらのお店のジビエは下処理がきちんとされていて、臭みが少なく、食べやすいと評判。初めてジビエに挑戦する人にもおすすめです。

登別で40年以上地元に根ざしてきた「焼肉居酒屋 ぐうちょきぱ」。地元ブランド肉である「登別牛」や「のぼりべつ豚」を使った焼肉と、新鮮な海鮮、創作居酒屋メニューが楽しめます。地産地消の姿勢で、地元民に長年愛されてきた名店です◎

登別牛とのぼりべつ豚が両方楽しめる「登別カルビセット」（1,200円）や、「登別牛肉寿司」（2貫660円）など、地元のブランド肉を贅沢に味わえるのが魅力。宴会コースは「登別豚しゃぶしゃぶコース」（3,000円）、「登別牛焼肉コース」（3,500円）などリーズナブルなので、家族や友人との気軽な焼肉宴会におすすめです。

焼肉だけでなく、新鮮な「刺身盛り合わせ（本まぐろ、白身、サーモン、たこ、えび）」（2,200円、仕入れにより内容変更の場合あり）、「若どりから揚げ」（半身/1,100円）など、居酒屋メニューも豊富です。

店内にはキッズルームも完備されており、家族連れでも利用しやすいお店。ランチタイムのお得な焼肉ランチも人気です。ローカル感あふれる気軽な「肉グルメ」を楽しみたい方におすすめですよ◎

今回ご紹介した5軒は、どれも地元の人々に愛され、熱い支持を集める「本当に美味しい」肉の専門店です。北海道の肉文化の奥深さと多様性を感じていただけたのではないでしょうか。

作り手の情熱と地元の素材へのこだわりが凝縮された、これらの「穴場」。地元民の舌を唸らせる絶品肉グルメに出会いに出かけてみてください。きっと思い出深い一皿に出会えるはずです！