道内の観光・グルメ・おでかけ情報満載 MouLa HOKKAIDO(モウラ北海道)

【雪道対策】北海道/転びにくい雪道の歩き方

【雪道対策】北海道/転びにくい雪道の歩き方

北海道のこれからのシーズンは雪の量も増えて、寒さも一層厳しくなります。道内主要都市の幹線道路では除雪が行き届いているところが大半ですが、それでも多くの人が滑って転んでしまうことも珍しくありません。特に朝晩の冷え込みでツルツルに凍った路面は要注意です!

年末年始や冬の観光シーズンを控えて道外からのお客さんが増える季節を迎えます。
今回は生まれも育ちも北海道のわたしが「転びにくい雪道の歩き方」を紹介します。

雪道でころばないための5つのコツ

その1:スポーツの要領で体重移動を!


雪道を歩く心構えとして、スキーやスノーボードのようなスポーツをやるくらいの感覚で向き合うと丁度良いかもしれません。なぜなら雪道を歩く際には常に微妙なバランス調整が必要になるからです。

バランスをとりながら歩くためのコツは、歩いていて目の前に雪や氷でつるつるの地面が見えてきたら、重心を少し低めに構えます。(腰を少し低くする程度でOKです!)体の安定感が増し転びにくくなります。

その2:地面と平行に着地します


雪道で滑らないためには、靴底と地面の角度が重要です。通常歩く時には、つま先で地面を蹴り、カカトから着地しますよね。しかし雪道では「足全体を平行にあげ、足全体を平行のまま下ろす」くらいの感覚で歩いた方が地面につく足の面積が広くなり、摩擦係数が大きくなるので滑りにくくなります。
急なつるつるに耐えられるよう、靴底をしっかり地面にあてるようにしましょう。

その3:重い荷物は背負います


重心のバランスを崩さないためには、大きな荷物や重い荷物を片手に持たないことです。片方に比重が傾くと左右のバランスが悪くなり、転倒の原因になります。また、手をポケットに入れたり、両手で荷物を持つという行為は、万が一転んだ際に大けがにつながるので控えましょう!

荷物が多い場合は、リュックサックのような両手が空くバッグがもっとも安全です。キャスター付きのスーツケースは、雪道では使えないこともあるので注意が必要です。

その4:脇見せずに歩きます


旅行や出張で来道する方はあるあるだと思いますが、話に夢中になったり、お店や目的地を探してキョロキョロすることも多いですよね。雪国を歩くときは常に前方だけでなく足を運ぶべき一歩先を確認しながら歩くのが転ばない歩き方の大切なポイントです。

また歩きスマホは雪がなくても危険ですが、雪道では命取りになります。スマホを使って地図などを見る際には必ず止まって、歩行者の邪魔にならない場所で確認しましょう。

その5:歩く道を見極める


雪道で転ばないためには転びにくい道を見極めることも大切です。歩いていると、部分的に光っているところが所々にありますが、ツルツルになっている可能性が高いです。

また、大型の除雪車が通った後は雪が激しく圧縮されて氷のようにツルツルになっています。その他、横断歩道の白線の部分も非常に滑りやすいので道路を横断する際には気をつけましょう。

比較的滑りづらい道は、新雪でふかふか状態になっている道(濡れやすいリスクはありますが)や、滑り止めが敷かれた道、ロードヒーティングが入ってる道があれは優先的に選んで歩くようにしましょう!

まとめ

北海道に長く暮らしている道民でも雪道では転倒します。また一見滑らなさそうな道路だと思っても、実はアイスバーンになっている場所も多々あります。

上記の歩き方のコツを踏まえつつ、凍結路面仕様のスパイクすべり止めがついたブーツ防寒靴(冬靴)を用意しておくとより一層安全に雪道を歩くことができます!雪道を歩くのが初めての方や、心配という方はぜひ購入を検討してみてください。


この記事を書いたモウラー

編集長

aotona

MouLa HOKKAIDOの編集長です。
北海道各地のリアルでフレッシュな情報を⽇々発信していきます。
皆さんからの記事もたくさんお待ちしております☆