
【北海道】おしゃれ・居心地の良い図書館3選+番外編!
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「休日はどこで過ごそう?」「家じゃ集中できないけど、カフェは騒がしい…」そんな風に感じたことはありませんか?
北海道には、その悩みを解決してくれる、居心地や雰囲気の良い図書館がいくつか存在します。カフェのようにおしゃれで開放的な空間や、自然や緑にも癒される時間、そして電源やフリーWi-Fiも充実した快適な読書・作業スペース。本の世界に没頭する時間や、作業がぐっと捗る時間を過ごせる、まるで「秘密基地」のような図書館を訪れませんか?
記事内の情報は2025年12月3日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
【札幌市図書・情報館】街中で気軽に立ち寄れ、ワークにも読書にもぴったり
札幌市図書・情報館は「はたらくをらくにする」をコンセプトとした、課題解決型の図書館です。札幌市の中心部・札幌市民交流プラザの1階〜2階にあり、地下歩道からも直結。仕事終わりに立ち寄りたい時も、街中で時間を潰したい時にも、アクセス良好で便利です。
「課題解決」に役立つ、仕事や暮らしに関する図書・情報提供、札幌の魅力発信、知的空間の創出を役割とし、いつでも最新の情報に触れられるように、蔵書は貸し出しを行なっていません。館内でのみ閲覧するスタイルが特徴です。(札幌市内の他の図書館から取り寄せた本の貸出・返却は可能)
館内には「WORK」「LIFE」「ART」の3つのテーマに沿った専門図書が揃っていて、ビジネスや暮らし、アート系の資料が豊富。また、カフェが併設されており、本を読みながらコーヒーでリラックスすることもできます。電源やWi-Fiもあり、パソコン作業にも便利ですよ。
さらに、館内では会話も可能。グループ席やミーティングルームのほか、自由席などでも会話ができるので、仲間や友人と一緒に調べ物をしたり、一緒に本を探したり…という使い方も可能です。静かな空間で本が読みたい方は専用のリーディングルームもあるので、目的や気分に応じて適切な場所を利用してくださいね。
2階のリサーチカウンターには司書が常駐し、探している情報が見つからない時などはお手伝いをお願いすることもできます。膨大な量の資料の中から、欲しい情報をピンポイントで探してくれるので、会議やプレゼンの資料作りなど、一人では難しい調査にも大助かり。さらに、起業や経営、法律の専門家に相談できる窓口も開設しているので、仕事や暮らしの事で困ったことがあれば、まずは相談に訪れるのがおすすめです。
仲間や友人と読書を楽しみたい時、集中して調べ物や作業をしたい時、仕事やお買い物の合間に読書や作業をしたい時など、さまざまなシチュエーションで訪れやすい図書館です。
- 住所
- 北海道札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ1・2階
- 電話番号
- 011-208-1113(予約した本の貸出・返却に関することは011-208-1112)
- 営業時間
- 平日 9:00〜21:00(調査相談受付は20:00まで)
土日祝 10:00〜18:00(調査相談受付は17:00まで) - 定休日
- 第2・第4水曜日、年末年始、その他札幌市民交流プラザの休館にともなう臨時休館あり
【苫小牧市立中央図書館】温室が併設!花や緑を眺めてのんびり過ごせる
苫小牧市立中央図書館には、「サンガーデン」という温室が併設されています。図書館を訪れた際には緑を眺めることもできるという、ちょっとユニークな癒しの空間です。
蔵書数は約40万冊と比較的大きな規模。子どもから大人まで楽しめる映画を上映する「ミニシアター」の開催など、親子で楽しく参加できるイベントも充実しています。
12月は温室でクリスマスの展示も行われており、写真撮影スポットとしても人気です。読書はもちろん、緑に囲まれて癒される時間を過ごせますよ。
- 住所
- 北海道苫小牧市末広町3丁目1-15
- 電話番号
- 0144-35-0511
- 営業時間
- 9:30~20:00
- 定休日
- 月曜日(祝日は除く)、毎月最終金曜日、年末年始
【帯広市図書館】ゆったり落ち着いた空間、気分転換にもおすすめ
道内でも比較的大きめの公共図書館、帯広市図書館。ゆったりとした空間で、周りを気にせず読書や勉強に集中できます。
1階〜3階まで、読書スペースも広々と設けられており、自習室や会議室といった設備も充実しています。夏期にはテラスで読書を楽しむことも。
喫茶コーナーではコーヒーなどのドリンクのほか、トーストやグラタンといった軽食、日替わりのランチメニューも楽しめます。喫茶コーナーもゆったりとした席間隔をもち、静かで落ち着いた空間。コーヒーを飲みながら読書することもでき、休日は一日中読書を楽しみたい、という読書家の方にもおすすめです。
【2026年夏・開館予定】こども本の森 札幌・北大
こちらは番外編。
2026年夏、北海道大学構内に開館予定の「こども本の森 札幌・北大」。「こども本の森」は、世界的建築家の安藤忠雄氏が設計・建築費を自ら負担して行い、自治体等へ寄付している子ども向けの図書施設。国内6施設目となる「こども本の森 札幌・北大」は札幌市と北海道大学が協力して運営する形でオープンします。
「自然との共生」をイメージし、床から天井まで続く本棚と曲線を特徴とするデザインの図書館では、子どもたちがおしゃべりをしたり、寝転んだりして多様な過ごし方ができる読書環境を目指しているそう。
北大札幌キャンパスに誕生する新たな図書館。絵本や児童文学に親しむ場が増えるのがとても楽しみです。内装には木がふんだんに使われ、蔵書は1万5千冊を予定しているとのこと。今からオープンが待ち遠しいですね。
居心地の良い図書館へ足を運ぼう
居心地の良さと便利さを兼ね備えた北海道の図書館。本を貸し出す以外のサービスが充実し、もっと“滞在”したくなる個性をもつ図書館は、ちょっとした旅の目的地にもなります。読書や調べ物、勉強や仕事などの作業はもちろん、快適さや雰囲気の良さも肌で感じてみてくださいね。きっと、新たな“発見”と、心に残る穏やかなひとときが待っているはずです。

