
【上川町】開湯100周年「愛山渓温泉」を守るクラウドファンディング|大雪山の標高1,000mに佇む源泉かけ流しの秘湯
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「愛山渓温泉」は上川町にある100%源泉かけ流しの温泉宿です。この「愛山渓温泉」の指定管理者に選定された「NPO法人かむい」が、施設の維持や改修に必要な費用の一部をクラウドファンディングで募集しています。
現在、忙しく営業開始に向けた準備を行っているNPO法人かむい代表理事の濱田耕二さんにお話を伺いました。
大雪山の重要な登山基地に位置する秘湯を守るプロジェクト
上川町「愛山渓温泉」の運営者を選定するプロポーザル入札が行われ大雪山の黒岳・赤岳・緑岳・愛山渓松仙園の山岳パトロールや登山道の維持活動を行っている「NPO法人かむい」が選定されました。
しかし「愛山渓温泉」の本館と別館のヒュッテともに老朽化が進んでいて、改修や補強工事をして行かなければ今後の維持が難しい状況です。「NPO法人かむい」は、その費用の一部をクラウドファンディング「READYFOR」で募集しています。
大雪山の重要な登山基地に位置する秘湯を守るプロジェクト
プロジェクトのURL:https://readyfor.jp/projects/aizankeionsen
・目標金額:2,000,000円
・プロジェクト概要と集めた資金の使途
愛山渓温泉の施設老朽化の改修のため、外装の修繕費に50万円、脱衣所の改修に50万円、暖炉の修繕に20万円、客室の雨漏り等に80万円を使用する予定です。
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は6月2日(火)午後11:00までです。
大雪山の中腹に佇む秘湯「愛山渓温泉」
国道39号線から道道223号線愛山渓上川線に入り、約19km車を走らせると「愛山渓温泉」があります。標高1,000mに位置するこの場所は、永山岳や沼の平、松仙園を目指す登山口になっており、下山した登山客が「愛山渓温泉」に入って汗を流し疲れを癒します。
「愛山渓温泉」に向かう道道223号線愛山渓谷上川線は、冬期間は通行止めとなります。取材に伺った4月16日は、開通に向けて除雪作業が行われていました。道路の両脇には1m以上の雪の壁があります。例年「愛山渓温泉」が営業するのは、雪が降らない5月中旬から10月中旬までの5か月間だけとまさに秘湯です。
男女それぞれ内湯の浴槽がひとつずつと小さな温泉ですが、44.2℃の源泉は湯量が豊富で加水や加温を一切していない「100%源泉かけ流し温泉」です。
NPO法人かむい代表理事濱田耕二さんからのメッセージ
「愛山渓温泉」の指定管理者に選定された「NPO法人かむい」の代表理事濱田耕二さんに、なぜクラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げたのかお話を伺いました。
2016年に上川町より愛山渓温泉の運営者変更が発表され、2017年からの運営者を選定するプロポーザル入札が行われました。「愛山渓温泉は大雪山登山者の重要な登山基地だ」という思いがあって入札に参加しましたが、NPOを立ち上げてまだ数年しか実績がなかったため残念ながら次点となりました。
今年、再び運営者が変更になるとの事で、9年前の気持ちが再燃しプロポーザル入札で落札でき、指定管理者として愛山渓温泉の経営をすることになりました。しかし、実際に施設を確認すると問題が山積みでした。
1980年に建てられた本館は老朽化が進行していています。1948年に建設された別館ヒュッテは改修を行わなければ今後維持できない状況です。愛山渓温泉では、電力を水力発電でまかなっており、その発電システムも老朽化が進んでおり、いつまで電気を作れるかわからない状態です。
この状況を何とか維持管理をして、未来の子供たちに繋げていきたいという想いでクラウドファンディングを立ち上げて、修繕や補強をして行きたいと考えています。
愛山渓温泉は、1926(大正15)年に直井温泉として開湯して今年でちょうど100周年を迎えます。この大雪山の秘湯の歴史をここで途絶えさせるわけにはいかないと強く想い、未来へ繫いでいく役割を担う決意をいたしました。
これからもかなり困難な壁にぶつかるとは思いますが、スタッフで一丸となり乗り越えていきたいと想います。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
大雪山の重要な登山基地に位置する秘湯を守るプロジェクト
プロジェクトのURL:https://readyfor.jp/projects/aizankeionsen

