道内の観光・グルメ・おでかけ情報満載 MouLa HOKKAIDO(モウラ北海道)

【札幌】道民だけじゃない!観光客も楽しめる北海道開拓の村

【札幌】道民だけじゃない!観光客も楽しめる北海道開拓の村

1983年4月に開村された北海道開拓の村。明治から、昭和初期に建築された建造物を移築復元・再生して作られた野外博物館です。54.2ヘクタールもの広さに52棟の歴史的建造物が建ち並びます。北海道の昔の暮らしを垣間見ることができ、道民だけではなく、観光客の方にとっても楽しめるおすすめのスポットです。

そんな北海道開拓の村をご紹介していきます!

広い敷地内には4つのエリア!季節によって変わる町並みも魅力です


出典:北海道開拓の村公式サイト

北海道開拓の村には、市街地群・漁村群・農村群・山村群の4つのエリアがあります。それぞれのエリアには、歴史を感じることができる建造物がたくさん!昔の町並みを歩くのは、なんだか不思議な気持ちになります。

町並みが楽しめる市街地群


西洋風スタイルが取り入れられた旧開拓使札幌本庁舎

市街地群には、旧開拓使札幌本庁舎や旧札幌農学校寄宿舎、旧北海中学校などがあります。一番広いエリアとなる市街地群は、次から次へと様々な建物を見ることができ飽きることがありません。建物内に入ることもできるので、当時の雰囲気を思う存分味わえます。時代によって建物の雰囲気がガラっと変わるのも、開拓の村ならではの魅力です。

昔の暮らしが垣間見れる漁村群


貴重な文化遺産、旧青山家漁家住宅

漁村群は、当時の暮らしが分かりやすく展示してあり、まるでタイムスリップしたかのような感覚に!その時代を知らない人でも、どこか懐かしさを感じることができます。漁業で栄えた青山家の住宅は、今の時代に見ても立派です。

当時の授産事業も感じられる農村群


山田家が建てた養蚕板倉

農村群には、旧山田屋養蚕板倉があります。今では養蚕は身近ではなくなりましたが、当時は屯田兵の授産事業として奨励されていました。北海道独特の貴重な建物が並びます。

北海道の大自然を感じられる山村群


大正後期に建てられた旧平造材部飯場

山村群は、40人ほどの山子と敷出しが生活していた旧平造材部飯場などがあります。開拓の村の中でも自然豊かなエリアとなっており、町中とは異なる北海道らしい自然を感じることができます。どのエリアでも開拓時代の人たちの暮らしぶりや努力を垣間見ることができ、現代の生活がいかに恵まれているのか実感することができます。

何度行っても飽きない!季節の移り変わりも楽しめます

観光スポットというと「一度行ったら十分」と思われるかもしれません。その時々でイベントは行われていても、町並みが同じだと「もう見た」なんて思いますよね。
しかし、北海道開拓の村は四季折々の季節を味わえるのも魅力のひとつ!夏に見た町並みと、冬に見る町並みではガラっと変わります。だからこそ、何度行っても楽しめるんですよ。

春から夏は、緑が美しい!


春夏は自然豊かな緑を楽しめます

春からは、北海道らしい新緑を楽しむことができます。
秋に向けて紅葉が進む姿もとても素敵です!

冬は真っ白な世界に!


冬はガラッと雰囲気が変わります

冬になると雪が積もり、北海道らしい白銀の世界に移り変わります。
当時の人たちもこの寒さの中、生活していたと思うと気持ちが引き締まります。

四季折々の町並みを楽しめる北海道開拓の村は、道民にとってはちょっとしたお散歩がてらに出かけるのもあり◎観光客の方は、大自然を味わいながらも北海道の歴史を学ぶことができます。夏は馬車鉄道、冬は馬そりに乗りながら、町並みをめぐるのもおすすめです。

【まとめ&行き方】老若男女が楽しめる野外博物館に行ってみませんか!

北海道開拓の村は、札幌市厚別区にある野外博物館です。アクセスも良く、お車・交通機関で気軽に足を運ぶことができます。お子さんとお出かけ、恋人とのデート、家族でのお出かけ、観光スポットを探している方はぜひ北海道開拓の村で北海道の歴史や自然を感じてみてくださいね!


北海道開拓の村

住所
札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
電話番号
011-898-2692
営業時間
5月〜9月╱9:00〜17:00(入場16:30まで) 無休
10月〜4月╱9:00〜16:30(入場16:00まで)
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は、翌日)
12/29〜1/3 休館
※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開館

この記事を書いたモウラー

モウラー

nao