【札幌・真駒内】住所非公開の「mountainman」へ!2026リニューアル後の森を歩く特別なランチ体験

【札幌・真駒内】住所非公開の「mountainman」へ!2026リニューアル後の森を歩く特別なランチ体験

札幌市某所。地下鉄駅からほど近い森の中に、“住所非公開”のレストランがあります。

「冒険するように来店してほしい」という思いから、公開されているのは住所ではなく、座標だけ。地図アプリに入力して向かう、ちょっと特別なスタイルです。

今回は2026年4月にリニューアルオープンした話題のファームレストラン「mountainman(マウンテンマン)」に家族でお邪魔しました。実際に森を歩いてたどり着いた道のりや、薪火で仕上げるランチ、食後のお楽しみまで、現地で味わった体験をお伝えします。

住所非公開のレストラン「mountainman」へ!

2021年にオープンしたファームレストラン「mountainman(マウンテンマン)」。開業5周年となる2026年4月にシェフ・MASA氏を迎え、メニューも一新。「Share Gastronomy」をテーマに、大切な人と料理や自然の中で過ごす時間を分かち合う場所へと生まれ変わりました。

一方で、“住所非公開”というユニークなスタイルや、自然の中で過ごす非日常体験というコンセプトはそのまま受け継がれています。

座標を頼りに、森の入口を探す

今回、筆者は4名でランチを予約。予約完了後にお店の場所を示す「座標」が送られてきました。

「宝探し感覚でお越しください。」

そんなメッセージも添えられていて、レストランへ向かう前からワクワクした気持ちになります。

もちろん、道に迷った場合は電話で案内してもらえるので心配は無用です。

訪れた日は気持ちの良い晴天。せっかくなので、最寄りの地下鉄真駒内駅から歩いて向かうことにしました。


地下鉄真駒内駅改札口

ハイキングスタート!

送られてきた座標をGoogleマップで開き、案内どおり車道沿いのルートを歩きます。ところが、アプリで表示されたルートは遠回りの道だったようで、到着まで約30分もかかってしまいました(笑)。


レストランmountainmanへの道のり

マップのルートは遠回りでした

お店に到着後、スタッフの方に話を聞いて分かったのですが、どうやら私たちは車で向かうルートを歩いてきたようなのです。

公式ホームページでは、「Instagramのストーリーも参考に」と案内されており、森を抜けるショートカットルートも紹介されていました。こちらのルートだと約10分で到着するとのこと。

ということで、ここからはスタッフの方に教えていただいた森のルートを簡単にご紹介します。

真駒内駅を出たら南へ進みましょう。駅前の道路は歩道が途切れる区間があるため、一度反対側に渡ってから、再び横断歩道で駅側へ戻ると階段へたどり着きやすくなります。


真駒内駅近くの山の遊歩道入り口

階段を見逃さないように

信号を渡り、遊歩道階段入り口へ。


真駒内駅近くの山の遊歩道入り口2

ここが遊歩道の起点です

途中分かれ道が出てきたら、右(南方面)に進みます。途中で分からなくなったら、マップで位置確認しながら進むのがおすすめです。


真駒内駅近くの山の遊歩道散策

階段を上ったら右に進みます

あまり詳しく書いてしまうと、せっかくの「宝探し感覚」体験ができないので、詳しい行き方はぜひご自身で確かめてみてくださいね。


真駒内駅近くの山の遊歩道散策2

こんな斜面もあります

森を抜けるとすぐ車道に出ます。車道の向こう側に見える赤いドラム缶がお店の入り口。車の通行があるので横断時は十分注意してください。


レストランmountainman入り口

お店のロゴ入りドラム缶が目印

レストランに到着!自然あふれるフィールドへ


レストランmaountainman外観

レストラン到着!

お店は、まさに森の中を切り開いたような空間にひっそりと佇んでいました。

ちょうどスタッフの方が薪割りの真っ最中。予定より少し早めの到着でしたが、笑顔で迎えてくださいました。



レストランmountainman店内

店内の客席


食事の前に、お店の方に敷地内を案内していただきました。

店内を抜けてテラスに出た瞬間、視界いっぱいに広がるのは、どこまでも続く空と木々。


レストランmountainmanの敷地内

まさに森の中!

化学肥料や農薬を使わない自社農園の畑では、料理に登場する野菜やハーブが育てられています。


レストランmountainmanの自社農園

野菜やハーブを育てる自社農園

敷地内にはサウナトレーラーが設置。実はmountainmanでは、予約制でサウナも楽しめるのです。


レストランmountainmanの敷地内サウナトレーラー

サウナトレーラー

サウナ利用者は、敷地内に流れる川に入ってクールダウンできるそうですよ!


レストランmoutainmanの敷地内の川

敷地内に流れる小川

鳥のさえずりや木々の葉が揺れる音、そして川のせせらぎに耳を傾けていると、街中とはまったく違う時間がゆっくりと流れていきます。

食事の前から「ここでしか味わえない時間」が始まっていました。

森の景色とともに味わう薪火料理と採れたて野菜のランチ


森に囲まれたテラス席でランチスタート

席は室内とテラスに用意されていますが、天気に恵まれたこの日は、迷わずテラス席を選びました。


まずはドリンクを注文。ワインやビールなどのアルコールはもちろん、ノンアルコールドリンクも充実しており、中でも目を引いたのがオリジナルドリンクです。


私たちはそれぞれ、「黒烏龍+フランボワーズ」「ほうじ茶+林檎」「檸檬+ハーブ」「生姜+スパイス」を注文。運ばれてきたグラスを囲み、まずは乾杯です。


レストランmountainmanのオリジナルドリンク

個性豊かなオリジナルドリンクで乾杯

どれもハーブや果物の風味が爽やか。ドリンクを片手に、ワクワクしながらランチメニューを開きます。

採れたて野菜と薪火料理を味わう

ランチメニューにはアラカルトのほか、前菜とメインをそれぞれ選べる「ランチセット」(2,500円)も。ランチセットは自家製パンと食後のコーヒーまで付いていてお得感があります。


今回は家族4人で訪れたので、ランチセットを注文。前菜はサラダとスープを2つずつ、メインは「薪焼きビーフハンバーグ 焦がし玉ねぎソース」と「サーモンのグリル セミドライトマトのスモーク」を2つずつ注文し、みんなでシェアしながら楽しむことにしました。

前菜①


レストランmountainmanのランチセット前菜サラダ

季節野菜のサラダ

前菜のサラダには、ソース含めなんと20種類以上の野菜が使われているそう。画像ではわかりにくいですが、シャキシャキのフレッシュ野菜と共に温野菜も添えられています。

前菜②


レストランmountainmanのランチセット前菜スープ

冷製スープ

本日のスープはカリフラワーの冷製ポタージュ。ほんのり甘くクリーミーな味わいの中に、薄くスライスしたりんごの爽やかな風味がアクセントになっています。

自家製パン


レストランmountainmanのランチセットの自家製パン

ストウブの鍋に入った自家製パン

続いて運ばれてきたのは、ストウブ鍋に入った焼きたての自家製パン。

熱々のパンをちぎると、バターの香りがふわっと広がります。


生地はまるでブリオッシュのようなリッチ感。あまりのおいしさに、メインが来る前に食べ切ってしまいそうになるほどでした。

メイン①


レストランmountainmanのランチセットのビーフハンバーグ

薪焼きビーフハンバーグ

楽しみにしていたメインのひとつ、「薪焼きビーフハンバーグ 焦がし玉ねぎソース」は、スイスチャードという野菜で包まれた、見た目も印象的な一皿。

肉の旨みがしっかり感じられるワイルドなハンバーグですが、口に運ぶと繊細な味わいが広がります。薪火ならではの香ばしさと、フォンドボー入りの焦がし玉ねぎソースが絶妙!


メイン②


レストランmountainmanのランチセットのサーモンのグリル

サーモンのグリル

もうひとつの「サーモンのグリル セミドライトマトのスモーク」も薪火で仕上げられており、ふんわりとスモーキーな香りが食欲をそそります。

一見バジルソースのように見える鮮やかな緑色のソースは、「すだちこしょう」なのだそう。爽やかな香りとほどよい辛みが、セミドライトマトの甘みとともにサーモンのおいしさを引き立てていました。

コーヒー


レストランmountainmanのランチセットのコーヒー

大きなマグカップに並々と注がれたコーヒー

食後にはフレンチプレスで淹れたコーヒーが運ばれてきました。とろりとした口当たりと豊かな香りを楽しみながら、食後の余韻に浸ります。

焚き火で焼くマシュマロも。食後まで楽しめる特別な時間

ランチの余韻に浸りながら、「デザートはありますか?」とスタッフの方に尋ねてみました。 「それなら『枝マシュマロ』がおすすめですよ」 そう教えていただき、さっそくお願いすることに。

枝マシュマロ


レストランmountainmanの枝マシュマロ

薪火で焼くマシュマロ(1本500円)

枝マシュマロは、キャンプでおなじみのように、専用の長いフォークに刺したマシュマロを焚き火で炙って楽しむデザート。注文すると、そのためだけにスタッフの方が目の前で火を起こしてくださるという、なんとも贅沢な体験が始まりました。


レストランmountainmanの枝マシュマロの火起こし

このためだけに火を起こしていただく贅沢感!

火加減や焼き方のコツを教えていただき、いざマシュマロを焚き火へ。


焦がさないようにゆっくり回しているつもりでも、思わず真っ黒にしてしまう家族がいたり、反対に私は慎重になりすぎて焼き色は控えめだったり。笑いながら初めての焼きマシュマロ体験を満喫しました。これはテラス席ならではのお楽しみかもしれません。


レストランmountainmanの枝マシュマロ

筆者のマシュマロの焼き加減はやや慎重気味

焼けたマシュマロをクラッカーで挟んでひと口。とろりととろけたマシュマロはクリームのようでおいしい!薪火の香ばしい風味がいいですね。


レストランmountainmanの枝マシュマロをクラッカーで挟む

マシュマロが大きすぎてはみ出てしまいました

うまく焼けても、少し焦がしてしまっても、それもまた楽しい思い出。家族みんなで火を囲みながら過ごす時間は、レストランで食事をするだけでは味わえない、mountainmanならではの体験でした。

mountainmanを訪れる前に知っておきたいポイント

mountainmanを訪れるなら、事前に知っておくと安心なポイントがあります。

徒歩なら森のショートカットルートがおすすめ
徒歩でお店に向かう場合は、森を抜けるショートカットルートがおすすめです。車を使わずに徒歩や自転車で訪れた場合、バイシクル・ハイキング割で会計から10%オフが適用。ただし、1〜3月頃は遊歩道が除雪されていないため、徒歩での来店は推奨されていません。

歩きやすい服装・靴を選ぼう
敷地内は自然の地形を生かしたフィールドです。車で訪れる場合でも土や砂利道を歩くため、ヒールよりもスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。

フィールドチャージで自然保全に参加
利用時には、食事代とは別に1人500円のフィールドチャージが必要です。森や川の保全活動のほか、その一部は札幌市やボランティア団体への寄付にも活用されています。

ランチは予約がおすすめ
コースを除き、ランチは基本的に予約なしでも利用できます。ただし数量限定のため、確実に利用したい方は事前予約がおすすめです。

自然を守るマナーも忘れずに!
mountainmanは自然と共存するレストランです。野生動物や昆虫が暮らすフィールドでもあるため、小さなお子さんがいる場合は特に目を離さず、自然への配慮を心がけながら楽しみましょう。


そのほか最新の営業情報や利用ルールについては、来店前に公式ホームページをご確認ください。
 

おわりに


レストラン「mountainman」のコーヒー

素敵な体験でした!

今回は、森の中にある住所非公開のレストラン「mountainman」でのランチ体験をご紹介しました。

座標を頼りに森を歩き、自然に囲まれた空間で薪火料理を味わい、焚き火を囲んでデザートまで楽しむ――。レストランへ向かう時間も含めて、そのすべてが日常を少し離れた特別な体験でした。

家族4人で料理をシェアしながら過ごしたひとときは、食事のおいしさだけでなく、その場の景色や空気も含めて記憶に残る時間になりました。

今回は初夏に訪れましたが、季節が変われば森の表情もまた違った魅力を見せてくれそうです。札幌市内にいながら、ちょっとした冒険気分を味わえるレストランへ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。



本記事の内容は2026年7月時点の情報です。最新の営業情報は公式インスタグラムをご確認ください。


mountainman(マウンテンマン)

住所
非公開(N42°59’13.9"E141°21’38.6")
電話番号
011-581-1100
営業時間
●朝食(土日祝のみ)
9:00~11:00
●ランチ・BBQ(BBQは要予約)
11:00~16:00(最終入店15:00)
●ディナー(2日前までに要予約)
18:00 / 18:30 / 19:00 / 19:30 / START
●サウナ(要予約)
①10:00~12:00 / ②12:30〜14:30 / ③15:00〜17:00 / ④17:00〜19:00(④はディナー予約者限定)
定休日
火曜・水曜

2022年にBBQで訪れた編集長の記事はこちらからご覧いただけます。


mountainmanが出店した「さっぽろライラックまつり2026」の記事はこちら。



この記事を書いたモウラー

モウラー

kaori

北海道札幌を拠点に、SNS発の話題、地域ニュース、取材記事、コラム等を手掛けるライターです。情報の正確さと、読み手に寄り添う文章表現を心がけています。
健康的でおいしい飲食店巡りが趣味で、実体験に基づくレポートやレビューが得意です。グルテンフリーを中心としたグルメサイトも運営し、日常にある北海道の魅力を生活者の目線で発信しています。