
花や緑に囲まれてリフレッシュ♡札幌&近郊の植物園・ガーデン5選!SNS映えも♪
札幌市は日本でも有数の大都市ですが、近くには四季の移ろいや自然を感じられる植物園やガーデンがいくつかあります。植物の名前や特徴、生態などが学べるだけでなく、散歩をしたり、草花を眺めたりすることで心身ともにリフレッシュまでできるのが、植物園やガーデンの魅力。“心のオアシス”になってくれる植物園&ガーデンは、SNS映えする撮影スポットやデートスポットとしてもおすすめ♡
この記事では、札幌市内&近郊の植物園・ガーデンをまとめて紹介いたします。ぜひ参考にしてくださいね!
記事内の情報は2025年7月17日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
北海道大学植物園
1886(明治19)年、国内初の近代的植物園として開園した「北海道大学植物園」。園内の一部には原生林がそのまま保存され、約4,000種の北海道ならではの植物が生育されています。教育や研究を目的に設置されている北海道大学の施設ですが、一般にも公開されて多くの市民に親しまれている場所です。
植物園設立当初から人の手を入れないように残してきた自然林では、イタヤカエデやオオモミジなどの大木が林をつくっています。開拓以前の札幌の姿を想像することができる貴重な場所です。他にも約20種のバラが植栽されているバラ園や約150種の低木を植栽展示している灌木園(かんぼくえん)など、開園期間を通して色鮮やかな花や植物を楽しむことができます。
さらに、現役の博物館建築として国内最古である博物館本館をはじめ、博物館便所や博物館旧事務所など、園内には計6棟の重要文化財が。博物館本館は内部見学も可能で、ヒグマやエゾシカといった北海道に生息する動物、エゾオオカミやニホンカワウソなど絶滅してしまった動物の剥製が展示されています。博物館本館と博物館便所以外の建物は内部非公開ですが、明治、大正期の建物は写真映えスポットとしても人気です。
札幌駅から徒歩10分という都会にあるとは思えない静けさで、「緑のオアシス」として慕われている北海道大学植物園。植物園見学ルートの「外回りルート」をめぐると1時間半ほどかかる広さです。散歩や写真撮影をしながらゆっくりと草花を眺めて楽しんでくださいね。
- 住所
- 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
- 電話番号
- 011-221-0066
- 営業時間
- 【4/29〜5/30】9:00~16:30(入園は16:00まで)
【10/1〜11/3】9:00〜16:00(入園は15:30まで) - 定休日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)
- 備考
- 入園料:高校生以上420円 、小中学生300円、未就学児無料
百合が原緑のセンター/ロックガーデン
札幌市北区の総合公園・百合が原公園。園内にある施設「百合が原緑のセンター」と「ロックガーデン」はともに都市緑化植物園です。「百合が原緑のセンター」のメイン施設である温室は大・中・小の3つの部屋に分かれ、1年を通して様々な草花を展示しています。
常時、見ごろを迎えた数十種の花が展示されているので、四季折々の美しい草花を眺めながら名前や特徴について学ぶことができます。また、一年を通して展示会を開催しており、こちらも見どころです。現在は「フクシア〜多彩な花色と花形のフクシアコレクション〜」(2025年6月17日〜8月11日)が開催中。約130種類200鉢以上のフクシアが展示され、原種を含む多彩な花姿のフクシアを楽しむことができます。さらに2025年8月19日〜9月7日は「札幌軟石と植物」が開催。火山活動によってできた「札幌軟石」を鉢として様々な草花を展示します。
緑のセンター温室とともに、札幌市緑化植物園のメイン花壇である「ロックガーデン」では、高山植物や極地植物、山草など、約600種類の植物が観察できます。散策路にはアップダウンがあり、ゆっくりと散歩をしながら四季の花や植物を眺めて歩くのがおすすめです。「ロッケリー」や「ドライウォールガーデン」など雰囲気の異なる花壇で構成されており、ヨーロッパのお庭のような雰囲気を味わえるエリアも。
百合が原公園内にはシンボルのユリをはじめ、他にも様々な花壇や散歩道が。レストランや公園内を巡る列車もあり、家族みんなで楽しめるので、ぜひ足を運んでくださいね。
- 住所
- 北海道札幌市北区百合が原公園210番地
- 電話番号
- 011-772-4722(百合が原公園管理事務所)
- 営業時間
- 受付時間:平日8:45〜17:15(百合が原公園管理事務所)
- 定休日
- 百合が原緑のセンター休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 備考
- 百合が原緑のセンター入館料:大人(高校生以上)150円
豊平公園緑のセンター
豊平公園内にある「緑のセンター」は、四季折々の植物の展示や植物に関する相談ができる相談コーナー、植物に関する書籍を閲覧できる図書コーナーがある札幌市緑化植物園です。コンパクトな建物ですが、開放感のあるアトリウムや花と緑に囲まれたホール、熱帯原産の植物が楽しめる温室など、見応えは抜群。植物好きの方におすすめの施設です。
※画像は「北海道の盆栽づくり6月展」のものです。
施設内では年間を通して様々な展示会が開催されています。8月には「北海道の盆栽づくり8月展」(2025年8月16日〜8月17日)が開催。席飾り展示とともに、会場内で相談コーナーや販売、講習会が併せて開催されます。盆栽初心者の方や、これからはじめたいと考えている方は必見です。
豊平公園内には、色とりどりの季節の花が植えられた花壇をはじめ、国内外の針葉樹を集めた「針葉樹見本園」、札幌周辺で生育できる草花を集めた「野草園」など、たくさんの庭園があります。緑のセンターと併せて、ぜひ散策を楽しんでくださいね。
- 住所
- 札幌市豊平区豊平5条13丁目
- 電話番号
- 011-811-6568
- 営業時間
- 8:45〜17:15
- 定休日
- 月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 備考
- 入園料無料
手宮緑化植物園
小樽市手宮公園の東側、小樽港を一望できる丘の上にある「手宮緑化植物園」。桜の名所として知られていますが、園内には日本庭園や水生植物園、シャクナゲ園、ボタン園など15区の見本園があります。
春は桜、秋は紅葉が綺麗に見られますが、春から夏にかけてはツツジやシャクナゲ、フジなど色鮮やかな花が見ごろを迎えます。小樽港をバックに撮影すると写真映えもバッチリ。天気の良い日にのんびり散策をすると心も体もリフレッシュできますよ。
- 住所
- 北海道小樽市手宮3-12-1
- 定休日
- 開園期間中は無休(休憩所を除く)
- 備考
- 開園期間:2025年4月22日(火)〜10月31日(金)
入園料無料
中野植物園
1908(明治41)年に開設した私設植物園「中野植物園」。100年以上の歴史が刻まれたこちらの植物園にはレトロな遊具があちこちに置かれ、まるでタイムスリップしたような雰囲気が楽しめます。
秋は紅葉の名所として知られていますが、桜の時期は花見、夏は森林浴が楽しめる園です。80種以上の樹木が植えられており、森の中を散策するように草花を楽しむことができます。約20基ある遊具の大半は、戦前に作られたものだそう!毎年ペンキを塗りながら維持されているというから驚きです。他にはない独特の雰囲気を持つ植物園、ぜひ一度は足を運びたい名所です。
中野植物園
- 住所
- 北海道小樽市清水町26-30
- 電話番号
- 0134-23-3468
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 備考
- 開園期間:4月下旬~11月積雪まで
入園料:大人200円、小人(4歳以上)100円
自然豊かな植物園・ガーデンは見どころ満載
四季折々の花々や多種多様な植物に触れられる植物園やガーデン。植物の特徴や生態を知れば、植物の魅力をもっと感じられるかも知れません。緑の中を散歩したり、ただ座ってリラックスするするだけでも、気持ちはきっとリフレッシュできるはず。魅力満載の植物園やガーデンに、ぜひ出かけてみてくださいね。