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北海道神宮で七五三のお参りレポ!当日の流れ・注意したいこと

北海道神宮で七五三のお参りレポ!当日の流れ・注意したいこと

先日、北海道神宮で5歳の息子の七五三のお参りをしてきました。「七五三って結局いつやればいいの?」「何月にやるのが正解?」「写真撮影どうしよう…」「子どもが嫌がらないだろうか…」などなど、子どもが生まれてからず〜っとうっすら不安があった七五三ですが、結果からお伝えすると、思っていたよりもとてもスムーズに終えることができました!

そこでこの記事では、実際のお参りの流れや、事前に準備しておいた方が良いことなどを筆者の体験談をもとにお伝えしたいと思います。これから七五三を控えているお子さんがいらっしゃる方の参考になれば幸いです!

七五三のご祈祷は何歳で行う?


七五三のご祈祷は、本来は数え年で行う風習があるようですが、数え年でも満年齢でもどちらでも大丈夫なようです。また、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で祝うのが一般的とされていましたが、近年は性別や回数にとらわれず行う家庭が増えているとのこと。

実際に筆者の周りでも、特に兄弟姉妹がいるご家庭は、数え年・満年齢関係なく子どもたちの年齢が3歳・5歳・7歳の頃一緒に行う、という家庭が多いように思います。大切なのは子どもの成長をお祝いする気持ちですから、家庭の都合に合わせて無理のない時期で、という考え方で良いんじゃないかなと思います!

筆者の場合は息子3歳の頃の七五三は、超特大イヤイヤ期真っ只中で無事に終えられる気が全くしなかったので、「5歳でやろう!」と決めて5歳で初めての七五三となりました。

七五三の時期


七五三は11月15日が伝統的な日とされていますが、北海道では本州よりも早く気温が下がるため、9月から10月にかけて七五三のお参りをする方が多いそう。

筆者は当初9月下旬にお参りを行う予定でしたが、子どもの体調不良のため1ヶ月ほど延期して10月下旬に行いました。このように何があるかわからないので、少し早めに予定をしておくと良いかなと思います。

ちなみに、今回撮影をお願いしたスタジオでは一年中神社でのロケーションフォト撮影を行なっているとのことでしたので、秋でなくても七五三のお参りを行う方もいるようです。筆者の周りでも「春にやったよ〜」という知人も数名いるので、時期もそこまでこだわらず、家庭の都合に合わせて予定をたてましょう。

秋のお参りの寒さ対策

筆者がお参りに訪れた10月下旬某日は最高気温9℃と非常に寒く、寒さ対策が必須でした。

・あったか機能の長袖インナー(子どもも親も)
・撮影行う場合は、撮影の前後で羽織れるような上着
・子どもが衣装の下に履けるレギンスなど


など、少しでも暖かく過ごせそうな衣類を事前に用意しておくと安心です。そういう意味でも9月〜10月上旬頃にお参りを行うと、あたたかな日も多いので快適かも。

ちなみに10月中旬頃の北海道神宮は雪虫が大量発生しており、「まるで吹雪のよう(カメラマンさん談)」とのことでしたので、年にもよるかとは思いますが少し注意が必要かも…です。

【当日を迎えるまで】予約・準備など


北海道神宮の七五三のご祈祷は、事前予約の必要はありません。神社により事前予約が必要な場合もあるようなので、事前に確認しておきましょう。

今回筆者は、お参りと同時に記念撮影をプロにお願いする「ロケーションフォト」を予約しました!写真撮影はスタジオのみで行う方もスタジオ撮影とロケーションフォトの両方を行う方も、とにかく予約は【早め】がおすすめです。筆者は6月に予約をしましたが、その時点ではまだ空きが多く、撮影の予約もスムーズでした♪

撮影の予約が完了すればあとは特に準備も必要なしです!子どもに「七五三って何?」というお話を事前に簡単にできていれば百点満点だと思います!

【当日の流れ】まずはお店に行って衣装選び&打ち合わせ

まずは予約したお店に行って、衣装を選びます。今回撮影をお願いしたのはスタジオ・アンさん!系列店を含めて札幌市内に10店舗あり、筆者は子どもが生まれた直後のニューボーンフォト以来、何かの撮影の際にはスタジオ・アンさんにお願いしています。とても綺麗な写真を撮ってくれるのとスタジオもかわいいのでおすすめです。

七五三のロケーションフォトはLINEで予約・日付の変更・質問など全て完結したのでこちらも助かりました!

さて、まずは最初に、どのような写真を撮りたいか?など、カメラマンさんと簡単に打ち合わせします。「こんなアングルで撮ってほしい」「ママと子ども、パパと子どものツーショットがそれぞれ欲しい」「こんな小道具ありますか?」など、事前に伝えておきたい要望を考えておくとスムーズです。息子も「こういうポーズで撮りたい!」と自分で伝えていました(そしてきちんと撮影してくれました)。



衣装選びは我が家は「子どもが気に入ったものならなんでもOK!」のスタンスで全て本人任せ。本人が乗り気になってくれるのが一番ですからね。

慣れない和装ですが、お店の方がパパッと着付けて、ヘアセットも格好良くしてくれました。草履はうまく歩けない子も多いとのことで、お店で借りたものを持参して自分の靴を履いていきました。「草履を履きたい!」というタイプのお子さんでも、自分の靴は必ず持参したほうが安心です。広い北海道神宮は歩く距離が長く、砂利道が多いので特に歩きやすい靴は必須です。

受付〜祈祷


着替えが終わったら自分たちで北海道神宮まで移動します。まず境内に入って本殿の向かって右手奥に進むと、「祈祷受付」の看板が。申込用紙にご祈祷を受ける人の名前や住所、生年月日を記入して、初穂料(5,000円でした)を納めます。


封筒や新札を用意するのが正式なやり方だとは思いますが、北海道神宮ではお釣りも用意されており、そこまで神経質にならなくても大丈夫な印象。無理に用意をしなくても問題なさそうです。

受付が完了すると記念のメダルがもらえて、子どもは大喜び!


↑記念のメダルです。

受付のあとは隣の控え室でご祈祷の時間を待ちます。控え室は室内なのでとても暖かく、近くにトイレや授乳室、ベビーベッドもあります。

北海道神宮はお宮参りや厄祓いなど、全てのご祈祷が一緒に行われます。30分ごとにご祈祷が行われているため(毎時00分と30分開始)、最大でも30分待てばご祈祷が受けられますよ。

時間になると呼ばれるので、祈祷殿に移動。ここからは撮影禁止です。日常とは異なる神聖な空気が漂う中で、神職が読み上げる祝詞(のりと)を聞き、玉串を奉納する儀式。神様への感謝と願いを伝える厳かな時間で、身が引き締まるような雰囲気でした。このような機会があると、節目節目できちんとご祈祷を行いたいな、と思います。

祈祷後は授与品をいただきました。


授与品の中身は、千歳飴のほか、絵馬やお守り、縄跳び・紙風船などのおもちゃ、ぺんてるのクレヨン、スケッチブックと盛りだくさん!とても豪華な内容に息子も大喜び。筆者はお守りがとても可愛らしくてお気に入りです♪

写真撮影


祈祷が終わったあとは、カメラマンさんと合流し、写真撮影!北海道神宮ではプロによる七五三の写真撮影が可能ですが、ご祈祷後に領収書を受け取り、それを社務所に提出して許可を得る必要があります。手続きは全てカメラマンさん側がやってくれました。神社によっては提携の業者のみ撮影可の神社や、業者による撮影は全てNGという神社もあるようなので、事前に確認しておきましょう。


北海道神宮は写真映えするスポットがたくさんあるので、たくさん素敵な写真を撮っていただきました。子どもがソロで撮影している間は親も自分のカメラで撮影してもOKと言っていただけたので、横からパシャパシャ撮影し、ご祈祷含め1時間半程度で全て終了

プロがたくさん楽しませてくれるので、息子も最後まで笑顔で(むしろはしゃぎすぎて落ち着かせるのが大変だったくらい)、頑張ってくれました!

お店に戻って着替え・写真チェック

撮影が終わった後は再びお店に戻り、着替えて衣装を返却。その後今日撮影した写真を簡単に画面でチェックさせてもらい、お支払いをして終了です!

スタジオ・アンさんの「ロケ撮影ONLYセット」は32,780円(税込)でした。撮影データ全カット(200枚程度)は3日程度でオンラインのクラウドサービスにて納品とのこと。便利&早い!年賀状印刷にも十分間に合うので嬉しいです。

北海道神宮の駐車場

北海道神宮の駐車場は、
・西駐車場(北1条側・170台)
・東駐車場(南1条側・70台)

の2箇所です。我が家は西駐車場を利用しましたが、本殿に近く移動が楽だったのでこちらがおすすめです。

駐車料金はご祈祷を受ける場合は2時間無料で利用することができました。

北海道神宮の混雑具合

スタジオ・アンさんのロケーションフォトが金曜日のみに指定されていたため、今回我が家は平日にお参りを行いました。

特に10月は七五三のお参りをする参拝客で非常に混雑すると聞いていましたが、平日の参拝客は少なく、駐車場や祈祷、写真撮影まで非常にスムーズ!ご祈祷は我が家ともう一組のみで、15分程度で終了しました。週末はご祈祷の時間に30分ほどかかることが多いよう。混雑を避けるのであれば圧倒的に平日がおすすめです!

七五三の時期だからか、北海道神宮内にはチョコバナナやクレープなどの屋台が複数出ていました。が、平日はそちらはやっていなくてちょっと残念。楽しいお祭りの雰囲気が楽しみたい方は週末に訪れると良いですね♪

まとめ


初めての七五三のお参りは心配なこともありましたが、終わってみるとびっくりするくらいあっという間で、ホッとしています。そして、一生の思い出になるような素敵な写真も撮影ができて、とても嬉しい気持ちです。

何より北海道神宮という由緒ある神社で子どもの成長をお祝いすることができたことが一番心に残りました…!写真映えが良いのもそうなのですが、厳かで心が洗われるような、穏やかな気持ちになれるのが北海道神宮という場所の不思議な魅力だなといつも感じます。10月の北海道神宮は紅葉が美しく、綺麗な写真もたくさん撮れたので、七五三のお参りにはとてもおすすめです。

以上、北海道神宮での七五三お参りレポでした。これから七五三を迎える方々が、一生の思い出に残る素敵な日を過ごせますように♪


この記事を書いたモウラー

モウラー

maiko

札幌在住のライター。
毎日がもっと楽しく、週末がもっと楽しみになるようなお出かけ情報を中心にお届けします。
一児の母で絶賛子育て中。