
秋〜冬に行きたい!【北海道】フォトジェニックスポット4選
NEW
カメラを持って出掛けたい、フォトジェニックなスポットがたくさんある北海道。その中でも、秋〜冬に絶景を迎えるスポットをピックアップしてご紹介します。紅葉の秋、雪景色の冬ならではの絶景を見に、カメラ旅へ出かけませんか?お気に入りのスポットをぜひ見つけてくださいね。
記事内の情報は2025年10月15日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
大沼国定公園
函館市にほど近い七飯町にある国定公園「大沼国定公園」。大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の3つの沼と、大小の島々、そして秀峰・駒ヶ岳が織りなす雄大な自然景観が魅力で、1915年には三保の松原や耶馬渓とともに日本新三景に選定されています。
秋の見どころは、色づいた木々と雄大な北海道駒ヶ岳のコントラスト。例年、10月下旬から11月上旬にかけてカエデ、ブナ、ナラ、ウルシ、ヤマモミジなどが美しく色づき、見頃を迎えます。湖畔の散策路を歩きながら、美しい風景を写真に収めるのがおすすめですよ。
大沼湖畔にある「湖月橋」は、紅葉シーズンにおける絶好のビューポイントの一つ。湖面に映り込む色鮮やかな紅葉や、日本離れした美しい湖水の風景を満喫できます。駒ヶ岳の雄大な景色も背景に広がり、美しい写真が撮れますよ。
公園内には複数の散策路があり、木々に囲まれた神秘的な沼地を散策したり、鳥の鳴き声を聞きながら自然を満喫できます。湖に浮かぶ島々を橋で渡りながら巡る「島巡りの路」は、所要時間は徒歩50分。湖と紅葉、駒ヶ岳のコントラストをさまざまな角度から楽しめますよ。風がない穏やかな日には、湖面に反射した「逆さ駒ヶ岳」と紅葉のコラボレーションが見られるかもしれません。
散策の休憩には、大沼名物の「大沼だんご」を味わうのも楽しみの一つです。1905年創業の「元祖 大沼だんご」の製造元「沼の家」では、変わらぬ製法と伝統の味の大沼だんごが楽しめます。串に刺さっておらず、折箱に詰められた団子は、大沼湖・小沼湖に浮かぶ島を表現しているのだとか。種類は「あんと正油」「胡麻と正油」(小折480円・大折800円)。お土産としても人気の一品ですよ。
平岡樹芸センター
札幌市清田区にある「平岡樹芸センター」は、花見と紅葉の名所として知られる庭園。札幌市内でも有数の紅葉スポットとして知られており、特に200メートル以上続くノムラモミジなどの並木道は圧巻。見頃の10月中旬〜11月上旬には、燃えるような赤色に染まります。頭上を覆う赤いアーチと、地面に敷き詰められた落ち葉の赤い絨毯が幻想的な風景を作り出す、とってもフォトジェニックなスポットですよ。
園内には日本庭園や池もあり、紅葉の季節には周りが華やかに色づきます。水鏡に映る紅葉の景色は写真愛好家たちにも大人気のスポット。静けさの中で自然と文化が調和した空間をゆったりと散策できます。
紅葉シーズン中は大変混雑し、駐車場に入るために道路に車の長蛇の列ができることも多いため、公共交通機関の利用も検討するのがおすすめ。園内にはヤマモミジ、ノムラモミジ、シダレモミジなど8種類以上のモミジが植えられており、それぞれ異なる色づきや風情を楽しむことができますよ。
- 住所
- 北海道札幌市清田区平岡4条3丁目
- 電話番号
- 011-883-2891
- 営業時間
- 8:45〜17:15(4月下旬〜11月上旬)
※2025年は11月16日(日)まで開園期間延長 - 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌平日)・11月上旬〜4月下旬
- 備考
- 入場料無料
クリスマスツリーの木
美瑛町の「クリスマスツリーの木」は、なだらかな丘陵地帯にぽつんと立つ一本のトウヒの木。その形がクリスマスツリーに似ていることから名付けられた人気の観光スポットです。冬の雪景色の中でこそ、その名の通り、まるで本物のクリスマスツリーのような幻想的な姿を見せてくれるので、冬に訪れるのがおすすめですよ。
広大な雪原の中にトウヒの木がぽつんと立つ風景は、力強さと美しさで多くの人を魅了します。特に、上部の枝ぶりが星の形に見えることも人気の理由。昼間は青空と白い雪のコントラストが鮮やかな写真が撮影できますよ。
夜間は周囲に明かりが少ないため、月明かりや星空の下で幻想的な雰囲気を楽しめます。また、夕焼け空を背景にしたシルエットも美しく、光と影が織りなす光景は感動的。一日を通してどの時間帯に訪れても映える写真が撮影できます。
周辺には「青い池」や「白ひげの滝」など、冬にライトアップされる見どころスポットもあるので、あわせて巡るのもおすすめ。冬ならではの美しい絶景をぜひ堪能してくださいね。
クリスマスツリーの木
- 住所
- 北海道上川郡美瑛町美馬牛
ニングルテラス
富良野市の新富良野プリンスホテル敷地内にある、森の中にたたずむロマンチックなショッピングエリア「ニングルテラス」。脚本家・倉本聰氏がプロデュースしたこの場所は、15棟ほどの小さなログハウスが連なり、童話の世界のような幻想的な雰囲気を醸し出しています。
冬になると、あたり一面が真っ白な雪に包まれ、夕方以降は各ログハウスや通路が温かい光でライトアップされます。その光景はまるで絵本の世界に入り込んだよう。最高のフォトスポットとして、世界各国から観光客が訪れる人気のスポットです。
ニングルテラスには、木や紙など自然素材を使用した、ここでしか手に入らないような手作りの一点物の作品を扱うショップが連なっています。富良野の四季折々の風景や動植物が描かれた絵葉書やタペストリーなどを扱う『ペーパーワークの家』や、カラマツの香りをつけた「木の蝋燭」など、温かみのあるかわいらしいろうそくが並ぶ『森のろうそく屋』など、ウィンドウショッピングをしたり、作家さんと会話しながら買い物を楽しむことができますよ。
ニングルテラス
- 住所
- 北海道富良野市中御料
- 電話番号
- 0167-22-1111(新富良野プリンスホテル)
- 営業時間
- 夏期11:00~19:45、冬期12:00~20:45(店舗により異なる)
- 定休日
- 無休(店舗により不定休あり)
- 備考
- 入場料無料
ニングルテラスのすぐ近くでは、冬限定のイベント「ふらの歓寒村」が開催されます(2025年12月21日〜2026年2月28日)。ここではニングルテラスとはまた違ったイルミネーションが楽しめるほか、スノーチュービングや犬ぞり体験など、北海道ならではのアクティビティも満喫できるので、冬に訪れる際には立ち寄るのがおすすめですよ。
〈ふらの歓寒村〉
◯日時 2025年12月21日(日)〜2026年2月28日(土)16:00〜19:30
◯会場 新富良野プリンスホテル敷地内特設会場(ニングルテラス横)
◯入場料金 1人300円(小学生以下無料、スノーチュービング体験料1回分を含む)
フォトジェニックなスポットをめぐって、忘れられない思い出を
思わず息を呑むような絶景が楽しめる、フォトジェニックスポット。カメラ片手に訪れて、思い出に残る1枚を残しませんか?この記事では、北海道で特に秋〜冬の時期にフォトジェニックな写真が撮れるスポットを厳選してご紹介しました。気になるスポットをチェックして、誰かに見せたくなるような写真を撮影しに、ぜひお出かけしてみてくださいね。