
【連載VOL.83】KOREA DO? ソウル編【韓国プロ野球が熱い!ファンの情熱、エンタメ要素が満載】
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カジャ!コリアでは、韓国在住の皆さんからライブ感あふれる情報を毎週配信!
今週は、北海道新聞社ソウル支局の竹中記者のコリア通信です。
熱気あふれるスタジアム!応援団とチアリーダーがさらに盛り上げる!
韓国のプロスポーツで今、最も熱いといわれるのがプロ野球「KBOリーグ」です。
「いまさらプロ野球?」「おじさんたちのスポーツでしょう」と思う方もいるかもしれません。ところが近年は、各球団がしのぎを削って若い女性の心もしっかりつかみ、ファンを増やしているといいます。
KBOリーグは、日本のような2リーグ制ではなく、10球団による1リーグ制です。ソウルに3球団、釜山や大邱(テグ)など地方に7球団が本拠地を置いています。
かつては人気が落ち込んだ時期もありましたが、新型コロナウイルス禍を乗り越え、観客動員は大きく回復しました。
2025年には年間観客数が1231万人を超えて過去最多を更新し、今季も好調を維持しています。今後の動向次第では、1982年のリーグ発足以降で初めて1300万人を超える伸ばす可能性もあります。
取材を兼ねて私もプロ野球観戦に行ってきました。
訪れたのはソウル市南東部にある蚕室(チャムシル)野球場です。ホームのLGツインズと、大邱を本拠地とするサムスン・ライオンズの試合を見ました。
韓国プロ野球の魅力は、何といっても球場にいるだけで自然と気分が高まる応援スタイルです。
「ホームラン、ホームラン」「三球三振!」。
攻撃のときも守備のときも、応援団長が1球ごとにマイクを握ります。音楽に合わせてチアリーダーが切れのあるダンスを見せ、攻撃時には打者ごとに異なる応援歌が流れます。観客は声援と拍手で応え、球場の熱気はどんどん高まっていきます。
近年、プロ野球人気が上昇した理由の一つが、この応援スタイルです。まさに観戦そのものがエンタメ体験になっています。さらに、内外野の一般席なら日本円で千~2千円ほどという比較的手ごろなチケット代も支持を集めています。日本のプロ野球と比べても、足を運びやすい価格帯だといえそうです。
さらに各球団が力を入れているのが、交流サイト(SNS)戦略です。生の観戦や野球中継では見られない、試合中のベンチの様子や練習の舞台裏などをSNSで発信しています。
LGツインズはインスタグラムやユーチューブで若い女性を意識した投稿も重ねており、ファンの女性会社員(27)は「SNSで、観戦だけでは分からない選手の魅力を知り、もっと応援したくなりました」と話しました。
観戦チケットは、当日に球場の窓口で購入できるほか、旅行会社の代行サービスやオンラインでも入手できます。
また、KBOとは別に2軍リーグもあります。このうち蔚山(ウルサン)を拠点とする蔚山ホエールズは北海道出身の投手2人が所属し、チームを引っ張っています。
こちらは北海道新聞デジタルで記事を公開していますので、ぜひお読みください。
