道内の観光・グルメ・おでかけ情報満載 MouLa HOKKAIDO(モウラ北海道)

改修中の赤れんが庁舎の絵を募集 7/25のリニューアルオープン後、あなたの絵が赤れんがに展示

提供:

改修中の赤れんが庁舎の絵を募集 7/25のリニューアルオープン後、あなたの絵が赤れんがに展示

 北海道は、国の重要文化財に指定され、現在大規模改修中の北海道庁赤れんが庁舎を描いた絵画作品を募集しています。作品は7月にリニューアルオープンする赤れんが庁舎で展示され、観光客や市民に楽しんでもらう予定です。この週末、家族で赤れんが庁舎に行って、作品を創作してみませんか。

国の重要文化財・赤れんが庁舎の歴史

 赤れんが庁舎は北海道庁が設置された1886年(明治19年)に着工し、1888年(明治21年)に完成。アメリカ風ネオ・バロック様式の建物で、当時のれんが造りの洋風建築としては、大きなものでした。1968年に現在の北海道庁本庁舎ができるまで使われ、69年に国の重要文化財に指定されました。

5年半にわたる大規模改修

 大規模改修は老朽化のため、2019年10月からスタート。約58億円かけ、屋根や内装を貼り替えたほか、れんが壁に鋼材を入れて耐震工事も実施しました。赤れんが庁舎の屋根の中央にそびえる「八角塔」も、銅版を新しくして本来の赤褐色がよみがえりました。

リニューアル後はカフェやレストランも


 リニューアル後は、各種展示室や道内の市町村の観光情報の発信コーナー。カフェ、レストラン、道産品の売店が設置されます。カフェは石屋製菓がプロデュースする「白い恋人Akarennga sweets labo」。同社の人気商品、白い恋人やソフトクリーム、赤れんがを描いた限定パッケージに人気商品を詰め合わせた「ISHIYAセレクション」などを販売します。レストランやショップについても今後、詳細が発表される予定です。
 展示室では、世界自然遺産の知床半島や世界文化の縄文遺跡群、赤れんがの歴史、アイヌ文化、北方領土などについて、パネルやジオラマ、動画などで紹介します。
 そのほか、会議やコンサートなどに利用できる「赤れんがホール」2室と道民活動支援室「道民ベース」2室を備え、有料で貸し出されます。庁舎前庭のスペース「赤れんがガーデン」も有料で利用可能です。

3歳から18歳が対象 応募の方法はこちら

 リニューアルオープンを機に、観光客や市民でさらににぎわいが増しそうな赤れんが庁舎。これを機に、その姿を絵画で表現してみませんか。
 応募対象は3歳から18歳まで。大きさはA3(29.7センチ×42センチ)で、色鉛筆やクレヨン、水彩、油彩、デジタル絵画など、自由に描くことができます。1人につき、未発表の1作品を応募できます。応募作品はリユーアルした赤れんが庁舎でオープンする7月25日以降、展示されます。
 応募は、事務局のイー・シー(郵便番号060-0807 札幌市北区北7条西4丁目8-3 北口ヨシヤビル5階)に、作品を折り曲げずに郵送か持参してください。送料は応募者負担です。締め切りは6月16日(月)(当日消印有効)。問い合わせは、イー・シーの電話 011-299-5910へ。