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北海道でリトリート滞在するならここ!癒しのひとときを過ごすおすすめ施設5選

北海道でリトリート滞在するならここ!癒しのひとときを過ごすおすすめ施設5選

「リトリート」という言葉を聞いたことがありますか?忙しい現代生活の中で、時間に追われたり、仕事や人間関係のストレスとたたかい、心も体もお疲れ気味…という方も多いのではないでしょうか。「リトリート」は、そんな方におすすめな新しい旅のカタチです。静かな環境、自然とのつながり、癒しのひとときを求める方におすすめの【リトリート滞在】。北海道でそんな滞在にぴったりの施設をピックアップしてご紹介します。

記事内の情報は2025年10月19日時点のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

リトリートとは?


リトリートとは、日常の忙しさから一時的に離れ、心身をリフレッシュし、内省や自己成長を促すための時間や活動のことです。単なる観光旅行とは異なり、心身を癒すことや自分と向き合うことを目的としている点が特徴です。

元々は、宗教上の修行や瞑想のために日常から離れることを意味する言葉だった「リトリート」。日常から離れて旅に出て、ゆっくり深く内省することとして、現代でも使われるようになりました。

リトリートの目的

リトリートには、さまざまな過ごし方があります。

●心身のリフレッシュ:ストレスや疲労を解消し、心身ともに休養をとる。
例)自然豊かな環境でリフレッシュ、質の良い睡眠をとる、美しい景色を眺める

●自己成長・内省:静かな環境で自分自身と向き合い、内面を探求する。
例)日記を書く、瞑想をする、他人と交流する

●集中:日常の雑事から離れ、特定のテーマや目標に集中する。
例)アクティビティを体験する、精進料理や茶道を学ぶ、サウナや岩盤浴を堪能する

リトリートの具体的な過ごし方

●ウェルネス系:ヨガ、瞑想、森林浴、食事療法などを通して、心身の健康を整える。

●自然体験:自然の中で過ごし、ハイキングなどのアクティビティを楽しむ。

●創作活動:絵画や小説、陶芸など、自分の感性を生かした活動に没頭する。

●ビジネス系:チームの結束力向上や戦略計画などを目的に、日常のオフィスから離れて行う。

リトリートと旅行との違い

●目的の違い:旅行が非日常的な体験や観光を楽しむことを主目的とするのに対し、リトリートは心身の回復や内面的な成長を目的とします。

●過ごし方の違い:旅行がアクティブに観光地を巡ることが多いのに対し、リトリートは穏やかな環境で自分と向き合う、心と体を癒すための活動が中心になります。

ここからは、リトリート滞在におすすめの北海道の宿泊施設をピックアップしてご紹介します。

坐忘林(倶知安町)


ニセコに佇む、原生林に囲まれた隠れ家的な温泉旅館「坐忘林」。静かな自然の中で、日常を忘れ、上質な時間を過ごせる場所として知られています。


15ある全ての客室に、源泉かけ流しの内湯と露天風呂が備えられています。露天風呂からは、四季折々の自然の景色をプライベートな空間で楽しめますよ。

敷地内の地下1,000メートルから汲み上げられたかけ流し温泉は、ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉で、美肌に良いとされるメタケイ酸やミネラルが豊富。上質な温泉が楽しめます。

館内は和の伝統と現代的な感性が融合した洗練されたデザインが特徴です。食事は旬の食材を使った懐石料理。器や盛り付けにもこだわった、目にも美味しい料理を五感で楽しんでください。連泊客は「囲炉裏部屋」での炉端焼きの夕食も楽しめますよ。

さらにこちらの旅館は2024年、アジア初のミシュランガイドホテルセレクションにおいて、道内で唯一「2ミシュランキー」を獲得した経歴を持ちます。単なる良い宿泊施設を超え、訪れる人に忘られない体験とユニークな滞在を提供できる宿に与えられるもので、非常に高い評価を得ています。滞在にラグジュアリーな静けさを求めている方温泉・デザイン・食にもこだわる滞在をしたい方にもおすすめの宿です。


坐忘林

住所
北海道虻田郡倶知安町花園76-4
電話番号
0136-23-0003
営業時間
チェックイン14:00〜19:00、チェックアウト〜11:00

丸瀬布温泉 マウレ山荘(遠軽町・丸瀬布)


遠軽町にある豊かな森に囲まれた北欧風の温泉リゾート「丸瀬布温泉 マウレ山荘」。美肌効果で知られるアルカリ性単純泉と、地元の食材を生かした食事が魅力です。


本館の客室に加え、源泉かけ流しの温泉やキッチンが付いたコテージも用意されており、長期滞在や家族連れにおすすめ。コテージはペット同伴も可能ですよ。

特に宿泊者から高評価なのは、温泉に浸かりながら清々しい森の空気を味わえる露天風呂。夜には満点の星空を眺めながらの入浴ができます。また、日帰り専用の温泉「ポッケの湯」も。フィンランド式の薪焚きサウナも併設されているこちらの温泉は、宿泊せずに手軽に体と心をほぐすことができるので、お近くの方におすすめです。

食事は、フランス料理最高峰の称号のひとつ「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」を授与されたシェフが腕を振るうディナーなど、地元の食材を活かした料理が楽しめます。宿名の「マウレ」という名前はアイヌ語で「ハマナス」を意味します。敷地内にはハマナスが植えられており、自然と美食に包まれ温泉に癒されて、心と身体を解きほぐすことができますよ。

大自然の中でゆったり過ごしたい方森林と温泉という組み合わせを求める方にもおすすめの宿です。


丸瀬布温泉 マウレ山荘

住所
北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利172
電話番号
0158-47-2170
営業時間
チェックイン〜15:00、チェックアウト〜10:00

ホテル&コンドミニアム 一花[HITOHANA](富良野市)


富良野市にある、ワイナリーが手がけるホテルとコンドミニアムの複合宿泊施設「ホテル&コンドミニアム 一花[HITOHANA]」。「ワイナリーを訪れたゲストのための別荘」をコンセプトに、富良野の自然を満喫しながら、くつろぎの時間を過ごせるように設計されています。


客室はホテルタイプとキッチン付きのコンドミニアムタイプがあり、ニーズに合わせて選択可能。食事は富良野産の食材をふんだんに使った洗練された料理を、館内のレストラン「ビストロ 閑坐[KANZA]」で味わうことができます。

また、毎日16時から30分程度のワイン試飲会が開催され、自社ワイナリー「ドメーヌレゾン」が手がけるワインを無料で飲むことができます。チェックインが間に合わない場合も、22時まで試飲コーナーが設けられ、4種類程度のワインを自由に試飲可能です。

ワインとともにちょっと特別なくつろぎの時間を過ごしたい方におすすめの宿です。


ホテル&コンドミニアム 一花[HITOHANA]

住所
北海道富良野市北の峰町23-10
電話番号
0167-23-8778
営業時間
チェックイン15:00〜22:00、チェックアウト〜11:00

然別湖畔温泉 ホテル風水(鹿追町・然別湖畔)


鹿追町にある然別湖畔に建つ温泉旅館「然別湖畔温泉 ホテル風水」。大雪山国立公園内という自然豊かな立地にあり、全室から然別湖の絶景を眺めることができます。


鉄分を豊富に含む源泉かけ流しの温泉が魅力で、柔らかな肌触りのお湯が評判。露天風呂からの眺めは特に素晴らしく、自然の中でゆったりと過ごすことができます。全客室から然別湖を望むことができ、湖の静けさと美しい景色の中でくつろぐことができます。

然別湖では、冬には湖が凍結し、氷上のイグルー(かまくら)や温泉が楽しめる「しかりべつ湖コタン」が開催されます。夏にはカヌーや湖畔の散策が楽しめるので、自然の中のアクティビティを楽しむこともできます。

湖畔で静かに滞在したい方自然の中で心身をリセットしたい方にもおすすめの宿です。


然別湖畔温泉 ホテル風水

住所
北海道河東郡鹿追町字然別湖畔
電話番号
0156-67-2211
営業時間
チェックイン15:00〜、チェックアウト〜10:00

グランピングリゾート フェーリエンドルフ(中札内村)


中札内村にあるグランピングリゾート「フェーリエンドルフ」。ドイツ語で「休暇村」を意味するこちらのグランピングリゾートでは、自然豊かな環境の中で、ドイツの伝統建築を模したコテージに宿泊し、様々な過ごし方を楽しむことができます。


20世紀にドイツで実際に使われた民家を参考に、ドイツの建築家が図面を引いた一棟貸しのコテージで、まるでヨーロッパの民家に宿泊するような雰囲気の滞在を楽しめるだけでなく、女性ひとりでも安心して宿泊できるグランピングテントも(4月末〜10月末まで)。また、施設内ではクイズラリーやドッグラン、レンタサイクルなどの豊富なアクティビティも用意されていますよ。さらに、地元の食材を活かした食事は宿泊者の口コミでも高評価。敷地内には温泉施設もあり、美しい景観を眺めながら入浴ができます。

広大な敷地内で子どもが自然に触れながら遊べるため、家族連れにも人気のこちらの施設。自然の中で心と身体を癒しながらも少しアクティブに過ごしたい方コテージ・グランピング型の宿泊施設に興味がある方にもおすすめの宿です。


グランピングリゾート フェーリエンドルフ

住所
北海道河西郡中札内村南常盤東4線
電話番号
0155-68-3301
営業時間
チェックイン15:00〜20:00、チェックアウト〜10:00

心身を癒すリトリート滞在で自分自身を大切に


非日常の環境で、“何もしない”時間を大切にし、心身をリラックスさせるリトリート滞在。健康的な食事やスパ、温泉、アクティビティなど、一人一人に合ったおもてなしを楽しみながら、心身のバランスを整えることができます。普段とは違う環境で過ごすことで、新たな気づきや発見も得られるかもしれませんね。この記事では、北海道でのリトリート滞在におすすめの宿泊施設をご紹介しました。ご予算やアクセス、滞在目的に応じてぜひ検討してみてくださいね。


この記事を書いたモウラー

モウラー

maiko

札幌在住のライター。
毎日がもっと楽しく、週末がもっと楽しみになるようなお出かけ情報を中心にお届けします。
一児の母で絶賛子育て中。